皆様、長い間、ご無沙汰をいたしました。
本来であればライターから抹消されて良いところを、まのじ編集長の愛とお慈悲で、ずっとアイコンを残していただいておりました。にも関わらず、ずっと投稿できずにおり申し訳ございませんでした。
本来であればライターから抹消されて良いところを、まのじ編集長の愛とお慈悲で、ずっとアイコンを残していただいておりました。にも関わらず、ずっと投稿できずにおり申し訳ございませんでした。
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新型コロナにより受けた大打撃
この2年間、インドで何をしていたのかと言いますと、嵐が収まるのを待ちつつ、できる事を粛々としておりました。主には、「生きるための仕事」と、「ワクチン様子見推進イベルメクチン普及自己流運動」に時間を使っていた気がします。
コロナでいろいろな意味で打撃を受けた方々は多いと思いますが、私も経済面での大打撃のド直撃をくらいました。私の仕事は、インド在住の日本人に対してのサービス事業ですが、その日本人がどんどん、あれよあれよという間に帰国されていきまして、デリー近郊で7,000人くらいいたとされる日本人が一時は500人か?との噂が流れたくらいで、収入は大激減しました。
にも関わらず、インドに住む外国人は最高率で課税されますので、コロナで収入が無くても、税金は労働ビザ取得最低条件の年収1,625,000ルピー(約250万円)の最高税率30%を納めないといけません。税だけで月額6万円に相当します。でも、不思議な事に、口座にお金が無くなりそうになるピンチ時に、なぜか注文が入る、というありがたい循環と、生活の仕方では極限まで安く暮らせる国でもありますため、なんとか生き延びる事ができました。
ただ、日増しに強まる接種圧力はあり、今年に入って、1月からデリー隣接のハリヤナ州は、ホテルやモールやの公共施設に入るには2度接種を条件に挙げだし、未接種の私はホテル内にある自分の職場にも入れなくなりました。友人のインド人教師も職場でワクチン義務、友人で博士号を取るために面接もワクチン義務、と生活の中でのワクチンマスト圧力は強まっています。
こちらは、この約2年間のインドの感染状況と1日の死亡率のグラフです。
インドの感染者数(M=1,000,000)
インドの1日の死者数(K=1,000)
出典:worldometers
日本で大ニュースになりました、昨年4月のインドの感染と死者数の爆発、その後一気に収束した背景については、このような見方もありました。
「インドの最強の武器(イベルメクチン)は、2021年1月(偶然にも世界の政治権力が変わる月)から、大手製薬会社と大科学者による悪いプロパガンダを受けています。多くのインド人医師は、NRI医師の影響を受けて、イベルメクチンの使用をやめてしまいました。」
— Alzhacker (@Alzhacker) May 6, 2021
しかし、主要メディアでは、収束理由は、ワクチン接種の拡大と、人々が自然免疫を獲得したから、とされて終わりました。
インドではイベルメクチンはどんな街中の薬局でも売っています。日本では通常薬は箱買いですが、インドでは箱の中の薬の入ったアルミシート買いか、アルミシートをはさみで切ってもらう個買いが一般的で、必要分だけ買えます。イベルメクチンは1錠約10ルピーから30ルピー(15円~45円)です。
怒涛のように帰国する日本人の方々に、「ワクチン接種しなくてもイベルメクチンで予防になるよ」「日本では手に入らないので、帰国土産に今一番喜ばれるよ」「代わりに買ってきてあげるよ、送ってあげるよ」と草の根運動を開始する訳ですが、「ワクチン様子見」を勧めるからには、その根拠を伝えないといけませんので私なりに勉強し、時間を使って説明しました。
しかし、時勢はワクチン接種への怒涛の流れになっていく訳で、どんどん自分は少数派マイノリティになっていき、分かってくれたかと思った方も、あっさりワクチン打たれ、振り返って周りを見渡すと、とりあえず家族と近しい人を守れただけだった気がします。ワクチン接種が正義だとする方からすると私は真逆の危険人物な訳で、いろいろ言われたりもしましたが、これが個人戦だったら気持ちが持たなかったと思います。シャンティ・フーラから毎日届く時事ブログに支えられ、真理を追おうとしてきたことで、ぶれずへこたれず多数派に負けず来られた気がします。
下記は、ワクチン投与開始の2021年1月から現在までの、インドのワクチン接種人口です。ゼロが9個は10億ですので、そのすごさをお判りいただけると思います。
インドにおけるワクチン接種人口推移(縦軸:接種人口 横軸:日時)
こちらも、数字が多すぎて、一瞬、戸惑います。人口の多さ半端じゃないです。
インドにおけるワクチン接種進捗状況
インドでは主に2種類のワクチンが接種されています。
インドにおけるワクチン種類別投与数
Find more statistics at Statista
ワクチン接種においてインドが少し救われているのは、ファイザーとモデルナの遺伝子編集mRNA製が入ってきていない事です。インドの中央医薬品標準管理機構(CDSCO)により使用許可されたメジャーワクチンは下記2種です。コヴァクシンの方は、遺伝子編集ではありません。
この2種類のワクチンについては仕組み、成分、性質、副反応、他、詳細な記述は、かなり見受け、「こんなにはっきり隠さずに書いてあるのに、なぜ反対意見が見受けられないのだろう」と思いますが、理由は、事実を挙げながらもワクチン接種に誘導するメディアだと思います。
インドのマスメディアも欧米のメディアの影響が大変強く、WHO等からの情報が信じられています。またカシミール情勢報道にもみられるように、政府に都合の悪い情報(例えばワクチンの副反応等)記事は、流れて来ません。
暮らしの中での会話から、ほとんどのインド人はウイルスは中国で人工的に作られたと思っていますが、ワクチンが毒だとは全く思っておらず、スパイクタンパク質の毒性を話すと飛び上がって驚きます。
インド政府は、ワクチン大量接種推進のほかに、免疫力を高める啓蒙に特に力を入れてきており、AYUSH(アーユルヴェーダ、ヨガ、自然療法、ウナニ、シッダ、ソワリッパ、ホメオパシー)省のサイトは英語で多くを発信しています。
まず、インドの人の国民的な嗜好品だったCHAI チャイ(ミルクティ)が、KHADA カハダ(ハーブティ)に取って替わりました。もともと、インドにはお茶の文化は無く、イギリスの植民地時代に、イギリスが品質の良い茶葉は欧米に運び、ミルクや砂糖をたっぷり入れないと飲めない低品質茶葉をインド人に売りつけようとしたのが始まりで、プロモーションで無料でチャイをインド全土に配り、インドに浸透させた「作られた食文化」でした。コロナ前もインテリ層が砂糖を入れないお茶を飲む傾向は増えていましたが、一気にハーブティや、ストレートティ紅茶がポピュラーになり、リプトンもダージリンティーバッグをインド市場に投入してきたくらいです。
インド政府が推奨している、KHADA カハダ(ハーブティ)は、ターメリック(ウコン)、しょうが、トゥルシー(ホーリーバジル)です。各々にお湯を注いでも、3種ミックスティーでもよく、最後にはちみつを入れるように啓蒙しています。
まだまだ路上のチャイ屋さんは健在ですが、一般の方々の嗜好は確実に健康志向になっています。
また、COVIDに効く薬としてインド政府は2つの薬草を積極的に勧めています。
Giloi ギロイ(イボツズラ)とAshwagandha アシュワガンタです。
以前に比べてギロイの苗が良く売られています。ハーブティにしたり、錠剤で摂ったりしています。インドはハーブもスパイスも豊富で安いのがありがたいです。季節の柑橘系果物、野菜をたくさん摂る事も推奨されています。
また、以前は、インドの多くの家庭で自家製ヨーグルトを作っていましたが、油分が多いのと身体を冷やす事から、ヨーグルトを食べなくなってきたのも変化です。それ以外の基本食はそのままですが、ステイホームの間に、品質がより良い食材で、量を少なく食べる、という方向に劇的に意識が変わってきていると思います。
これら食事以外での変化は、政府によるヨガとアーユルヴェーダへのアプローチも積極的に勧められ、マッサージで神経をリラックスさせること、断食でデトックスをすること、日光に当たることも、繰り返し言われています。
以前はヨガをしなかった人たちも、政府のプロモーションで、ヨガをする人が増えました。こちらのAYUSH省サイトには、COVIDを防ぐための手引書で、ヨガを1日に30分を2回、どのポーズをするかも、指導されています。
こちらはCOVID予防のためのヨガメニュー(アーサナと呼吸)
こちらは、コロナに罹った人と罹っている人のための朝の30分のヨガメニュー(アーサナ、呼吸、瞑想)
こちらは、COVIDに罹った人と罹っている人の夜の15分のヨガメニュー
うつぶせで、足の下に2つの枕 お腹の下に2つの枕 あごに下に1個の枕を置いて、40分の腹式呼吸も、酸素をたくさん取り込めCOVIDに良いそうです。また、「メンタルストレスを予防するには、オームを唱えること、ガヤトリー・マントラを唱えること、をお勧めします。」と、インド教育省のヨガ講師認定コースクラスを担当されていますヨガ大先生が仰っていました。
シャンティ・フーラの読者の皆様にはもうお馴染みですね。
インドではイベルメクチンはどんな街中の薬局でも売っています。日本では通常薬は箱買いですが、インドでは箱の中の薬の入ったアルミシート買いか、アルミシートをはさみで切ってもらう個買いが一般的で、必要分だけ買えます。イベルメクチンは1錠約10ルピーから30ルピー(15円~45円)です。
怒涛のように帰国する日本人の方々に、「ワクチン接種しなくてもイベルメクチンで予防になるよ」「日本では手に入らないので、帰国土産に今一番喜ばれるよ」「代わりに買ってきてあげるよ、送ってあげるよ」と草の根運動を開始する訳ですが、「ワクチン様子見」を勧めるからには、その根拠を伝えないといけませんので私なりに勉強し、時間を使って説明しました。
しかし、時勢はワクチン接種への怒涛の流れになっていく訳で、どんどん自分は少数派マイノリティになっていき、分かってくれたかと思った方も、あっさりワクチン打たれ、振り返って周りを見渡すと、とりあえず家族と近しい人を守れただけだった気がします。ワクチン接種が正義だとする方からすると私は真逆の危険人物な訳で、いろいろ言われたりもしましたが、これが個人戦だったら気持ちが持たなかったと思います。シャンティ・フーラから毎日届く時事ブログに支えられ、真理を追おうとしてきたことで、ぶれずへこたれず多数派に負けず来られた気がします。
下記は、ワクチン投与開始の2021年1月から現在までの、インドのワクチン接種人口です。ゼロが9個は10億ですので、そのすごさをお判りいただけると思います。
インドにおけるワクチン接種人口推移(縦軸:接種人口 横軸:日時)
出典:Wikipedia
こちらも、数字が多すぎて、一瞬、戸惑います。人口の多さ半端じゃないです。
インドにおけるワクチン接種進捗状況
出典:検索結果より
インドでは主に2種類のワクチンが接種されています。
インドにおけるワクチン種類別投与数
Find more statistics at Statista
ワクチン接種においてインドが少し救われているのは、ファイザーとモデルナの遺伝子編集mRNA製が入ってきていない事です。インドの中央医薬品標準管理機構(CDSCO)により使用許可されたメジャーワクチンは下記2種です。コヴァクシンの方は、遺伝子編集ではありません。
- コヴィシールド:アストラゼネカ社製のウイルスベクター編集DNAワクチン(Serum Institute of India社製)
- コヴァクシン:インド医学研究評議会(ICMR)と国立ウイルス研究所(NIV)と共同開発の、全ウイルス不活化コロナウイルスワクチン (Bharat Biotech Limited社製)
この2種類のワクチンについては仕組み、成分、性質、副反応、他、詳細な記述は、かなり見受け、「こんなにはっきり隠さずに書いてあるのに、なぜ反対意見が見受けられないのだろう」と思いますが、理由は、事実を挙げながらもワクチン接種に誘導するメディアだと思います。
インドのマスメディアも欧米のメディアの影響が大変強く、WHO等からの情報が信じられています。またカシミール情勢報道にもみられるように、政府に都合の悪い情報(例えばワクチンの副反応等)記事は、流れて来ません。
暮らしの中での会話から、ほとんどのインド人はウイルスは中国で人工的に作られたと思っていますが、ワクチンが毒だとは全く思っておらず、スパイクタンパク質の毒性を話すと飛び上がって驚きます。
劇的に変わってきた14億人のライフスタイル
インド政府は、ワクチン大量接種推進のほかに、免疫力を高める啓蒙に特に力を入れてきており、AYUSH(アーユルヴェーダ、ヨガ、自然療法、ウナニ、シッダ、ソワリッパ、ホメオパシー)省のサイトは英語で多くを発信しています。
まず、インドの人の国民的な嗜好品だったCHAI チャイ(ミルクティ)が、KHADA カハダ(ハーブティ)に取って替わりました。もともと、インドにはお茶の文化は無く、イギリスの植民地時代に、イギリスが品質の良い茶葉は欧米に運び、ミルクや砂糖をたっぷり入れないと飲めない低品質茶葉をインド人に売りつけようとしたのが始まりで、プロモーションで無料でチャイをインド全土に配り、インドに浸透させた「作られた食文化」でした。コロナ前もインテリ層が砂糖を入れないお茶を飲む傾向は増えていましたが、一気にハーブティや、ストレートティ紅茶がポピュラーになり、リプトンもダージリンティーバッグをインド市場に投入してきたくらいです。
インド政府が推奨している、KHADA カハダ(ハーブティ)は、ターメリック(ウコン)、しょうが、トゥルシー(ホーリーバジル)です。各々にお湯を注いでも、3種ミックスティーでもよく、最後にはちみつを入れるように啓蒙しています。
まだまだ路上のチャイ屋さんは健在ですが、一般の方々の嗜好は確実に健康志向になっています。
また、COVIDに効く薬としてインド政府は2つの薬草を積極的に勧めています。
Giloi ギロイ(イボツズラ)とAshwagandha アシュワガンタです。
以前に比べてギロイの苗が良く売られています。ハーブティにしたり、錠剤で摂ったりしています。インドはハーブもスパイスも豊富で安いのがありがたいです。季節の柑橘系果物、野菜をたくさん摂る事も推奨されています。
また、以前は、インドの多くの家庭で自家製ヨーグルトを作っていましたが、油分が多いのと身体を冷やす事から、ヨーグルトを食べなくなってきたのも変化です。それ以外の基本食はそのままですが、ステイホームの間に、品質がより良い食材で、量を少なく食べる、という方向に劇的に意識が変わってきていると思います。
これら食事以外での変化は、政府によるヨガとアーユルヴェーダへのアプローチも積極的に勧められ、マッサージで神経をリラックスさせること、断食でデトックスをすること、日光に当たることも、繰り返し言われています。
以前はヨガをしなかった人たちも、政府のプロモーションで、ヨガをする人が増えました。こちらのAYUSH省サイトには、COVIDを防ぐための手引書で、ヨガを1日に30分を2回、どのポーズをするかも、指導されています。
こちらはCOVID予防のためのヨガメニュー(アーサナと呼吸)
出典:AYUSH省サイト(以下同)
こちらは、コロナに罹った人と罹っている人のための朝の30分のヨガメニュー(アーサナ、呼吸、瞑想)
こちらは、COVIDに罹った人と罹っている人の夜の15分のヨガメニュー
うつぶせで、足の下に2つの枕 お腹の下に2つの枕 あごに下に1個の枕を置いて、40分の腹式呼吸も、酸素をたくさん取り込めCOVIDに良いそうです。また、「メンタルストレスを予防するには、オームを唱えること、ガヤトリー・マントラを唱えること、をお勧めします。」と、インド教育省のヨガ講師認定コースクラスを担当されていますヨガ大先生が仰っていました。
シャンティ・フーラの読者の皆様にはもうお馴染みですね。
はて、インドのあの方はどうされていることやら、、。
そんなある日突然、初登場の時のようにスラリと現れた王蘇麗さん!
お元気だ!
しかも迫真のレポートを携えて。
激変するインド社会の描写、ワクチンに誘導するものへの洞察、そしてその中で、ご自身はどのような生き方を選ばれたか。
ここにも強靭な精神と熱い隣人愛に満ちたライターさんがおられました。