毒性が高く進行の早い HIV の新しい変異種が突如としてヨーロッパで拡大中!「なぜ、今 HIV が変異した?」 ~緑茶(の中のエピガロカテキンガレートという成分)は HIV を寄せ付けない

竹下雅敏氏からの情報です。
 “伝染性が高く、強毒性のHIV変異型がオランダで数十年にわたり流行している”ということですが、ツイートにリンクされている記事によれば、「研究者は、治療を受けずに、この変異体に感染した人々は、他のHIV株に感染した人の6-7年と比較して、診断後2〜3年以内にエイズを発症すると推定している。」とあります。
 In Deepさんの記事にリンクが張られていますが、科学誌サイエンスに掲載された査読済みの論文「オランダで流行している HIV-1 の非常に毒性の高い変異体」は、2月3日の掲載です。
 In Deepさんが、“時期的に、パンデミック、あるいは大規模ワクチン接種が開始された時期と重なっているために、推測や想像だけでしたら、いろいろと考えられる気もする”と指摘しているように、なんと言いますか、非常にわざとらしいタイミングであり、1月27日の記事で紹介した「ワクチン後天性免疫不全症候群(VAIDS)」を隠す目的で、「ずーっと実験室に保管してたのをばら撒いたっていう可能性はないのかしらん?」という疑惑が付き纏います。
 2021年12月13日の記事で紹介した動画の中で、ゼレンコ博士は、「スパイクタンパク質は、ウイルスからであれ、ワクチンからであれ、エイズを引き起こす…後天性免疫不全の原因となります」と言っていました。
 In Deepさんの記事に、「緑茶(の中のエピガロカテキンガレートという成分)はHIVを寄せ付けない」とあるのですが、リンク先の記事には、“緑茶に含まれる「エピガロカテキンガレート(EGCG)」と呼ばれる成分が、HIVが免疫系細胞に最初に結合することを妨げる”と書かれており、シェフィールド大学のマイク・ウィリアムソン教授は、「これは治療法ではなく、感染を回避する安全な方法でもありませんが、感染者の生活の質を改善するために、従来の薬と組み合わせて、緑茶を摂取​​することをお勧めしたいと思います。」と言っています。  
 「島津製作所で、煎茶・ほうじ茶・玉露・抹茶のエピガロカテキンガレート量を徹底分析した。その結果、エピガロカテキンガレートが最も多いのは煎茶だった。エピガロカテキンガレートはお茶に含まれる渋みの一種で、日光を受ければ受けるほど増加する。そのため、煎茶に多く含まれている。」ということですが、“エピガロカテキンガレートは80℃で淹れた時に最も多く抽出される”とのことです。
 という訳で、シャンティ・フーラがお勧めする「無農薬・無化学肥料(有機栽培)で育てられたお茶」を、ぜひご賞味ください。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


 


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新型エイズウイルス… : 国際的な研究により「毒性が高く進行の早い HIV の新しい変異種」が突如としてヨーロッパで拡大していることが判明。科学誌サイエンスに詳細が発表される
転載元)
(前略)
今度は、新型コロナウイルスならぬ「新型エイズウイルス」の登場です。
 
まったく新しい変異種 HIV です。しかし、変異種とはいいましても、HIV (ヒト免疫不全ウイルス)が最初に分離されたのは 1983年のことで、分離したのは、当時フランスのパスツール研究所の科学者だった、このブログにも何度か出てきましたリュック・モンタニエ博士でした。
 
登場は 40年前です。
 
しかし、この 40年間、 HIV が大きく変異したという話はあまり聞いたことがないように思うのですが、それが、ここにきて「変異種」です。しかも、進行のスピード、感染性などが全部強いようです。
 
科学誌サイエンスに掲載された査読済みの論文は以下にあります。
 
 A highly virulent variant of HIV-1 circulating in the Netherlands
オランダで流行しているHIV-1の非常に毒性の高い変異体
(中略)
論文は難しいですけれど、この新しい HIV 変異体は、
「もともとの HIV より、さらに急速な CD4細胞の衰退をもたらす」
と書かれてあります。
 
CD4細胞とは、Wikipedia の説明では以下のようなものです。
 > 分子生物学において、CD4とはいわゆるヘルパーT細胞、単球、マクロファージ、樹状細胞などの免疫系細胞が細胞表面に発現している糖タンパクで細胞表面抗原の1つである。(中略)… ヒト免疫不全ウイルス-1 (HIV-1) は宿主のT細胞へ侵入する際にCD4を利用する。…HIVの感染により、CD4を発現するいわゆるヘルパーT細胞の細胞数は段々と減少する。(CD4

この度合いが新型の HIV 変異種では「さらに強い」ということのようです。
(中略)
ただ、「なぜ、今 HIV が変異した?」とは思います。
 
時期的に、パンデミック、あるいは大規模ワクチン接種が開始された時期と重なっているために、推測や想像だけでしたら、いろいろと考えられる気もするのですが、その推測は書かないです。
(中略)
HIV といえば、2007年に、英シェフィールド大学の研究者たちが、
「緑茶(の中のエピガロカテキンガレートという成分)は HIV を寄せ付けない」
とする論文を発表していたことがありました。
以下の記事でご紹介しています。
 
(中略)
オランダで発見され、現在ヨーロッパ中に広がっている新しい非常に毒性の高い HIV 変異体
New Highly Virulent HIV Variant Discovered In Netherlands That Is Now Spreading Around Europe
thailandmedical.news 2022/02/04
 
英オックスフォード大学とオランダのHIVモニタリング研究所が率いる国際的な研究者チームが、現在、ヨーロッパ中に急速に広がっている、驚くべき非常に毒性の高い、新しい HIV 変異種を発見した。
 
この新しい亜種はより速く複製し、高いウイルス量を引き起こすと共に、CD4細胞をより積極的かつ迅速に攻撃および枯渇させ、また、より伝染性が高いことがわかった。
 
ヨーロッパ HIV モニタリングセンターのデータは、ヨーロッパの他の場所でも症例が特定されているが、オランダと英国がこの新しい HIV 変異種 (VB HIV)の現在のホットスポットであることを示している。

クラスターはすでに特定のゲイのグループ等でも発見されているが、この変異種は、同性愛者のコミュニティよりも、異性愛者の間で優勢だ。
(中略)
この変異体を有する 30代の人物の診断後、治療しない状態の場合、進行した HIVに平均して 9か月後にその臨床結果に達すると予想されることがわかった。
 
遺伝子配列の分析は、この HIV 変異体が 1990年代に突然変異から生じ、伝染性が増加したことを示し、そして病原性の分子メカニズムが今のところ知られていないことを示唆した。
(中略)
仮に、SARS-CoV-2 変異株がこの新しい HIV 変異種と何らかの形で再結合したとすれば、それは想像するのも難しい展開となりそうだ。

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