BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)を中心とする新金融システムが、いよいよ現実のものに! ~国富に裏付けられた「先進的な経済、健全な財政、信頼できる通貨システム」

竹下雅敏氏からの情報です。
 BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)を中心とする新金融システムが、いよいよ現実のものになろうとしています。ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、“新しいシステムがドルのように各国に対する政治的手段として使用されることはないだろう”と言っています。
 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、「一極集中の世界は過去のものとなり、多極化した世界が生まれつつある、これは止めることができない。この新しい現実の中で支配者は一人ではない。全ての国が平等であり、主権を持っている」と言っています。
 「先進的な経済、健全な財政、信頼できる通貨システム」は、国富に裏付けられたものです。これは、“クラウス・シュワブによって推進されている支配エリートの世界経済フォーラムとは何の関係もない新しい金融秩序”なのです。地球同盟(アース・アライアンス)によるものです。
 “ロシアは 3 月 31 日から、米国や EU を含む「非友好国」からのガス代はルーブル建てでしか受け付けないとし、中国やサウジアラビアは石油取引で人民元への切り替えを議論している”という状況では、勝負は既についています。
 日本も数年後には、「先進的な経済、健全な財政、信頼できる通貨システム」の仲間に入れて下さいとお願いするようになるのだと思いますが、その前に米国や EU を含む「非友好国」は、痛い目に会わなければ現実を受け入れられないのでしょうね。
 3月31日の記事で、コーリー・グッド氏は「ゾンビ・アポカリプス」を説明し、「彼らが実際に想定している状況は、何百万人もの飢えた人々が団結し、完全にパニックに陥った状態で、食料や資源のあるさまざまな地域へ向かうような状況です。」と言っていました。また、「食べ物が手に入りにくくなる時期に備えましょう。」とアドバイスをしていました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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BRICS諸国は新世界秩序の中心になる、ロシア外務副大臣が発言
転載元)
(前略)
BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)は、新しい世界秩序の中心になるだろうと、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣は述べた。
「あらゆる点で…これらの国々は新しい世界秩序の基礎となるだろう」と、BRICS諸国が世界においてより重要な役割を果たすかどうかという質問に対して、外務副大臣はRTに語った。
 
ロシアは、協力に関心を持つどの国ともコンタクトを取るよう努力している、と彼は言った。
 
「中国との包括的な静的パートナーシップを確立するという、我々の安定した長年の政策についてのニュースはここにはなく、これは新たなステップに過ぎない」と、セルゲイ・ラブロフ外相と中国の王毅外相との最近の会談についてコメントした。

(以下略)
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BRICS諸国が新たな金融システムを構築 ドルは為替に不適切=ベネズエラ大統領
転載元)
画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
© AP Photo / Seth Wenig
 
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、BRICS諸国とその新興金融システムは新興世界の主役となるだろうと表明した。

マドゥロ大統領は新しいシステムがドルのように各国に対する政治的手段として使用されることはないだろうと述べた。
 
マドゥロ大統領は「金融、経済、商業、政治協力のシステムを構築し始めた5つの発展途上国は、新興世界の主役の一つになるために努力している。新しい金融システムと新しい通貨制度を構成するための重要なイニシアチブとを取っているBRICSはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカだ。新しい金融システムは世界のすべての国への扉とゲートウェイを開け、ベネズエラで行われていたように国への攻撃や危害、政権交代のための政治的ツールとして国際銀行を使用しない」と語った。



マドゥロ氏によると、ベネズエラは金融システムが国際決済網SWIFTから切り離された後、回復し、これに満足しており、SWIFTへ戻るつもりはない。これらの西欧の制裁は、イデオロギーの考慮とベネズエラでの政権交代の試みにより動機付けられたという。
 
同氏は「ベネズエラは米ドルを使用することを禁じられている。国際為替通貨は地政学的または政治的な恐喝で使用してはいけない!国際為替通貨は、世界のすべての国が平等にアクセスでき、世界紛争のあらゆる状況に耐え、尊重されて安定した通貨でなければならない。それは新しい統一されたシステムであるべきだ」と述べた。
 
これより前、マドゥロ氏は、過去10年間の出来事を受けて、国際決済網SWIFTは存在しなくなり、世界の国々は独自の決算システムとデジタル通貨に移行するだろうとの考えを明らかにしていた。
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配信元)


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「新しい世界金融秩序」がやってくる - モスクワ
引用元)
(前略)
ドミトリー・メドベージェフ元ロシア大統領が、世界では新しい金融秩序が交渉され、西側はもうそれについて主な発言権を持たないだろうと主張した。
 
ウクライナ紛争をめぐって米国、EU、およびその同盟国がロシアに課した「地獄のような」制裁は、ロシアを不自由にすることはできず、代わりに「ブーメランのように西側に戻っている」と、現在ロシア安全保障会議副議長を務めるメドベージェフ元ロシア大統領はテレグラムに書き込んでいる。
(中略)
2月下旬のウクライナ紛争勃発後、米国とEUはロシアの外貨準備の半分近く、3000億ドル相当を凍結した。
(中略)
基軸通貨に対する信頼は「朝霧のように薄れつつあり、この役割を担うドルやユーロを見捨てることは、もはやそれほど非現実的な展望とは思えなくなった」と同氏は言う。「地域通貨の時代がやってくる」
 
ロシアは3月31日から、米国やEUを含む「非友好国」からのガス代はルーブル建てでしか受け付けないとし、中国やサウジアラビアは石油取引で人民元への切り替えを議論している。
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「新しい世界金融秩序」がやってくる-モスクワ
引用元)
ドミトリー・メドベージェフ元ロシア大統領によると、世界では新しい金融秩序が交渉され、その通貨システムにおいて西側が主な発言権を持つことはないだろうとのことだ。
 
(BattleForWorld.comついに、クラウス・シュワブによって推進されている支配エリートの世界経済フォーラムとは何の関係もない、保留中の新しい金融秩序についての情報を得たのだ。これは良いニュースだ)。
(中略)
米国とEUはロシア中央銀行の準備金をブロックすることで「評判を落とした」とも指摘した。「他国の口座を凍結し、他人の事業資産や個人の所有物を盗み、私有財産の神聖さの原則を損なうような人たちを信用することは不可能である。
(中略)
そして、メドベージェフは、「彼らが望むと望まざるとにかかわらず、新しい金融秩序を交渉しなければならないだろう」と言った。「その時、決定的な発言力を持つのは、強力で先進的な経済、健全な財政、信頼できる通貨システムを持つ国々である。そして、際限なく公的債務を膨らませ、国富の裏付けがない紙切れをどんどん発行して流通させるような国とは違うのです。
(以下略)

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