竹下雅敏氏からの情報です。
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配信元)
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ロシアは現在ルーブルを金(と資源?)本位制に移行させようとしていますが、
これはアメリカ側にとって面倒な問題となりそうな件について。https://t.co/QS1DsxwNGd— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
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ルーブルとドルと金、ついついそれぞれの関係に目がいってしまいますが、
これらを三角関係として捉えてみましょう。 pic.twitter.com/4yceFAnBT1— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
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現在は以下のような関係となっています。 pic.twitter.com/qOaZn9RMuA— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
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金の値段はドルベースで現在、1オンスあたり$2,000のちょっと下辺り。
ここで問題です。
もし金の値段が$2,000を超えて上昇していくと
ルーブルはどうなるのでしょうか? pic.twitter.com/k54kOaZb0N— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
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現在アメリカのインフレ率は8.5%。
欧米はどの国でも現在大きなインフレ圧力を抱えています。
放っておいたら金の値段にも上昇していく圧力があります。 pic.twitter.com/8fpVZHpCww— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
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金がUSドルベースで上がると、
金に固定されるてるルーブルもUSドルに対してつられて上がります。
金に対してルーブルはそのままですが、
USドルに対しては強くなります。 pic.twitter.com/wbXDUQi2Yw— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
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すると、ルーブルを下げたい欧米は金の値段を上げさせないようにするために、
金を売りに出し介入しなければいけません。(それか何らかの手段で価格操作)
すると、金本位制に向けて準備をしている
中国、インドといった国はその金を買いまくるのではないでしょうか。 pic.twitter.com/3YDQGqnhS2— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
8/
それでは、欧米の金に対する介入が効かなくなり、
つまり現在のインフレ圧力に耐えられなくなり、
金の価格が2,000ドルを超えて大きく上がっていくとどうなるのでしょうか?— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
9/
金と固定されているルーブルの世界では変化はない。
しかし、ドルの世界では金と、さらにルーブルに対しても大きく価値が下がることを意味します。
ドルで取引する西側諸国は、域外からの輸入品が高くなることを意味します。 pic.twitter.com/RSUPLO0wXU— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
10/
ただでさえ食糧危機、エネルギー危機が騒がれています。
中東、アフリカ、アジアの多くの国はロシアの穀物に頼っています。
価値の下がっていくドルを保有し、取引に使い続けたいと思うのでしょうか。 pic.twitter.com/9NMAPmlhGx— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
11/
中国は現在USドルにペッグしています。
すると、中国元もルーブル、金に対して下げていくことになりますが、
それを受け入れ続けるでしょうか? pic.twitter.com/doO5sZEBoV— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
12/
それとも、中国も金本位制に移行するのでしょうか?
それは中国のドル基軸通貨体制からの離脱を意味します。https://t.co/pd8radvUKG— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
13/
この「ウクライナ戦争」、実は何が争われているのでしょうか?
誰が現在優位に戦っているのでしょう?
欧米メディアを見ていると、ロシアが苦しそうな印象です。
しかし、「通貨戦争」という点では、欧米のほうが苦しそうに見えます。— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
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将棋に例えるなら、プーチンは3手先まで考えて戦っているように見えます。
それに対して、軍需産業とネオコンに乗っ取られたバイデン政権は1手先まで考えるのが限界のようです。— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
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そしてよりによってこんなときに、アメリカの大統領は「考える」能力そのものに限界があるようです。
残念ながら、これが現実です。
以上。https://t.co/6XreJFmqx0— Kan Nishida 🇺🇸❤️🇯🇵 (@KanAugust) May 3, 2022
Kan Nishida氏は一連のツイートで、ロシアの「金本位制」復帰は、“アメリカ側にとって面倒な問題となりそう”だとして、分かりやすい解説をしています。
“現在アメリカのインフレ率は8.5%。欧米はどの国でも現在大きなインフレ圧力を抱えています。放っておいたら金の値段にも上昇していく圧力があります。…金と固定されているルーブルの世界では変化はない。しかし、ドルの世界では金と、さらにルーブルに対しても大きく価値が下がることを意味します。ドルで取引する西側諸国は、域外からの輸入品が高くなることを意味します。…ただでさえ食糧危機、エネルギー危機が騒がれています。中東、アフリカ、アジアの多くの国はロシアの穀物に頼っています。価値の下がっていくドルを保有し、取引に使い続けたいと思うのでしょうか。”と言っています。
恐らく、あるタイミングで対ロシア制裁に加担していない国は、次々に「BRICSが関与するデジタル決済通貨」に加盟することになり、ドルの崩壊というシナリオが現実味を帯びてきます。
Kan Nishida氏は、“軍需産業とネオコンに乗っ取られたバイデン政権は1手先まで考えるのが限界のようです。”と言っていますが同感で、彼らは今でも「核の先制攻撃」によってロシアを滅ぼせると思い込んでいるのではないかと思います。
ネオコンが多極化の世界を受け入れるはずがないので、ウクライナのナチス同様に殲滅されるよりないのですが、駐日ロシア連邦大使館がロシア国防省のトップニュースとして、「米国はロシアがウクライナで化学兵器、生物兵器、戦術核兵器を使用したと非難するために、3つのシナリオを用いることを計画している」とツイートしているように、彼らはこうした偽旗でロシアを悪魔化し、ロシアを不安定化することでプーチン大統領を倒そうとするでしょう。しかし、これがうまくいかなければ、「ロシアへの核先制攻撃」を正当化する偽旗を実行に移そうとするでしょう。
私たちが賢明で、例えばウクライナで虐殺が起きた場合に、“またネオコンが何かやったのか?”と思うなら、彼らのこうした偽旗は成功しないのですが…。