元組織委理事・高橋治之容疑者への賄賂疑惑は3ルートになり再逮捕、森喜朗会長へも賄賂200万円 〜 統一協会や五輪汚職の追求解禁?

 特捜、がんばってます。大会組織委員会理事だった高橋治之容疑者は、AOKIホールディングスからの受託収賄容疑ですでに逮捕されていますが、さらにKADOKAWA、そして広告大手「大広」からも賄賂が渡った疑いが浮上しています。KADOKAWAの幹部2名も逮捕に至り、また賄賂の迂回先となった可能性のあるコンサルティング会社「コモンズ2」代表の深見和政容疑者も逮捕されました。高橋容疑者が代表を務めるコンサルティング会社は「コモンズ」ですが、高橋容疑者は一時「コモンズ2」の取締役もつとめ、そちらの株も20%保有する関係です。また深見容疑者とは電通時代からの知人だそうです。さらにスポンサー選定には高橋容疑者だけでなく、森喜朗会長も関わり、AOKIからは200万円渡っているようです。東京五輪招致疑惑の本丸までストップがかかることなく追求は進むのかもしれません。
 それにしても、泉房穂明石市長が書かれていたように「なぜ今?」
統一協会の件も東京五輪の腐敗も、これまでは鉄壁の擁護で絶対に表に出なかったような疑惑が、まるで膿を出しきりなさいと言わんばかりに次々と発覚しています。まさかこの人が、という人物が統一協会や電通を批判し始めたのも風向きを読んでのことかもしれません。戦後最大の大掃除になるか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)



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国葬、五輪汚職に菅前首相の恨みも…岸田政権“終末”への五重苦〈週刊朝日〉
引用元)
(前略)
 政権をさらに揺るがす「爆弾」になる可能性があるのが、東京五輪を巡る汚職事件だ。贈賄容疑で逮捕された紳士服大手「AOKIホールディングス」前会長の青木拡憲容疑者が東京地検特捜部の調べに対し、大会組織委員会の会長だった森喜朗元首相に「現金200万円を手渡した」と供述していると報じられた。政界関係者はこう語る。

「森氏への現金手渡しの件が報じられたのは、特捜のリークではないか。組織委元理事で受託収賄容疑で逮捕された高橋治之容疑者とつながる現職政治家にも捜査の手が伸びるのではないかと、東京五輪に関わりの深かった政治家の実名が飛び交っており、永田町は戦々恐々としています」

 旧統一教会、国葬、防衛費増額、物価高、五輪疑惑──五重苦とも言える難題の一つでも対応を誤れば、岸田政権はさらなる窮地に追い込まれる。
(以下略)

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