[The Voice of Russia]英副首相が音楽に合わせて公約不履行を謝り続ける

竹下雅敏氏からの情報です。
おもしろいですね。動画のセンスが見事としか言いようがないですが、もうひとつ、ニック・クレッグ氏の誠実さが光ります。
(竹下 雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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新ヒット動画:英副首相が音楽に合わせて公約不履行を謝り続ける(ビデオ)
転載元)
Photo: EPA

英自由民主党のニック・クレッグ党首が公約の不履行を「音楽に合わせ」謝り続けるという動画が、インターネットでヒットしている。

とりわけ興味深いことには、動画がネット上に登場する際に、他ならぬ当人の許可を受けているということだ。英紙デイリー・スターが伝えた。

今週初め、連立政府の副首相でもあるニック・クレッグ氏は、「達成の現実性について確たる自信もないままに、公約をしてしまった」と公に陳謝した。

クレッグ氏は選挙前公約で、「勝利のあかつきには教育費の値上げを阻止する」と掲げていた。しかし今年、連立政権はやはり、教育費の引き上げに踏み切ることになり、教育にかかる年間の最大費用は9000フント(1万4600ドル)まで増大した。言うまでもなく、選挙人は大いに不満であった。クレッグ氏の陳謝も、きわめて冷淡に受け止められた。

こうした経緯は、英国のある風刺サイトのおかげで、風化を免れることになった。2.5分の動画は陽気なポップ・ミュージックに伴われ、クレッグ氏自身の声は変形されて、ふさわしいモチーフとリズムに「追いやられた」。

ビデオロールは間もなくApple社のiTunesに登場し、「公式に」一般販売される。売り上げによって得られた収入をすべて慈善事業に寄付するという条件のもと、クレッグ氏自身がインターネット販売を許可した。


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