「LGBT理解増進法案」を巡る議論が過熱 ~「マスコミの取材にしばしば登場するLGBT活動家と言われる方々が、私たちLGBT当事者の代表ではない」

竹下雅敏氏からの情報です。
 「LGBT理解増進法案」を、19日に開幕する先進7か国首脳会議(G7広島サミット)までに成立させたいということのようです。
 4月25日の記事で、4月14日に新宿にオープンした歌舞伎町タワーには「ジェンダーレストイレ」が設置されていることと、この件のついてのカマたく氏の非常に良くできた動画を紹介しました。
 カマたく氏は、“少なくとも私の周りでジェンダーレストイレを欲してる人、見たことも聞いたことも会ったことも無いんですよね…なんとなく、あの…当事者達が置いてけぼりになってる感じがするんですよね”と言っていました。
 ツイートの動画ではLGBT当事者の方が、「まず皆さんに申し上げたいのは、マスコミの取材にしばしば登場するLGBT活動家と言われる方々が、私たちLGBT当事者の代表ではないということです。私たちLGBT当事者は、彼らを代表として選んだことなど一切ないのです。そのため横暴でぞんざいなLGBT活動家に反感を抱いているLGBT当事者も大勢います。どうか一部のLGBT活動家だけでなく、LGBT当事者のリアルな声を報道してくださるよう、メディア関係者のみなさまにはお願い申し上げます。」と言っています。
 5月1日に日本記者クラブで行われた「LGBT理解増進法案について緊急記者会見」の動画はこちらです。
 ラーム・エマニュエル駐日米国大使は、「LGBTQI+の権利を支持する在日外国公館のメッセージ」の中で、“日本には今、希望の兆しが見えています。誰一人取り残さない社会を実現する時です”と言っています。このツイート動画の中に「マスコミの取材にしばしば登場するLGBT活動家」が出てきます。
 このツイートの「リプ欄」が荒れてます。「あなたは日本の親友ではありません。…あなたのやっていることは明確な内政干渉であり、常軌を逸している。」「なるほど これらの大使館が、圧力をかけているのが分かった」などなど、「LGBT理解増進法案」に賛成する日本人は少ないのかも知れません。
 “続きはこちらから”をご覧ください。“「#LGBT法案に反対します」が世界トレンド2位‼ 日本ではもちろん1位!” なのに、Twitter内では全く反映されないらしい。
 「ツイート削除要請、日本が世界の半分を占めてトップ」ということなので、「都合よく華麗にスパム判定」されたということなのでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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LGBT法案、当事者から異論続出「非常に迷惑」と怒り 「トランスの問題についてだけ大騒ぎをされている」
引用元)
LGBT当事者2人に聞く「このような法律がなくても日本では特段不都合が生じていない」

性的マイノリティーへの差別をなくすことを目的としている議員立法「LGBT理解増進法案」を巡る議論が過熱している。今国会で成立の可能性がある中、LGBTの当事者からも反対の声が続出している。いったい、問題点はどこにあるのか。出生時は女性で現在は性同一性障害(GID)の診断後に男性として生活するFTM(Female to Maleの意味、広義のトランス男性のこと)とレズビアン女性に詳しく話を聞いた。

19日に開幕する先進7か国首脳会議(G7広島サミット)までの成立を目指そうという推進派と、保守系を中心に根強い反発の声があるLGBT法案。差別撤廃が目的も、法案の「性自認による差別は許されない」の文言が波紋を呼び、「不当な差別はあってはならない」と修正された。国際社会の圧力のまま稚拙な議論の末、法案が成立すれば、もともと身体男性のトランス女性による女性専用施設への立ち入りが正統化され、女性の持つ権利が損なわれ、性犯罪の増加につながるとの懸念も高まっている。 

FTMの男性は「このような法律がなくても日本では特段不都合が生じていないのに、欧米に合わせた基準で大騒ぎをし、それをわざわざ法制化し、しかもG7に合わせるためという理由で議論もろくにしないまま『理念法だから』と、とりあえず制定してしまおうという政治家の動きは非常に危うい。当事者の目から見ても強く思います」と、断言する。  
(以下略)
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配信元)








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