泉房穂氏が訴える地方自治「市民票で組織票に勝つ仕組み」、真の市民派候補を見抜き、絶対多数の無名の市民が投票所に足を運ぶことから

 9月3日岩手県知事選では、立憲など野党側の推す現職候補が、自民・公明の推す新人候補を抑えて当選しました。またそれより前の7月24日、兵庫県三田市長選挙では、なんと自民、立憲、公明、国民の推す現職市長を破り、無所属新人の候補が初当選をしました。いずれも「市民派」候補で、泉房穂前明石市市長が積極的に応援をされていました。その2つの選挙応援で泉氏が発信されていたことを取り上げてみました。市民、国民が本当に求める候補が当選するにはどうすれば良いのか、そんなことが可能なのか?
「市民票で組織票に勝つ仕組み」というタイトルの動画では、"普通に暮らしておられる市民の共感を得るような選挙をすれば結果は出る”と語っておられます。しかしことは簡単ではなく、数で勝っているはずの"普通の市民は4割程度しか選挙に行かない。組織票は数が少なくても9割が投票に行く"。どんなに街で有権者の反応が良くても、その人たちが投票に行かなければ、数が少ないはずの組織票に負けてしまう。「浮動票は当てにならない」と考えて、組織票に頭を下げたくなる気持ちは分かるが「それはもったいない」「市民の方を向いて選挙をすれば活路は開ける」と泉氏は言います。しかも「この流れは今後、また全国にどんどん広がっていく」と予想されています。
「政治は生活に直結している」ことを私たちは日々実感しています。政治を変えれば生活が変わることを明石市は見せてくれました。そして今度は、市民票で市民派候補が当選できることをも示してくださいました。
(まのじ)
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