米最新鋭ステルス戦闘機 F35Bが東部サウスカロライナ州で墜落後、行方不明になった事故から分かること ~価格がバカ高いにもかかわらず、頭を抱えるレベルの多くの欠陥のある機体F35

竹下雅敏氏からの情報です。
 8月17日に米最新鋭ステルス戦闘機 F35Bが、東部サウスカロライナ州で墜落後、行方不明になるという事故がありました。詳しい内容は、“続きはこちらから”のスプートニクの記事をご覧ください。
 この事故の原因はまだ不明ですが、深田萌絵さんが動画の中で非常に興味深い事を話していました。
 一つ目の動画の3分15秒~4分41秒で、“あのおそらく半導体が絡んでると思うんですよね。…去年の11月にですね、リチャード・マーシャル博士が来日されました。…数年前にですね、F16の戦闘機が3機いきなり操縦不能になって追跡できなくなった…なぜこの通信機能が途切れたのか、なぜこの追跡できなくなったのかっていうことを解析するために、F16戦闘機3機を回収して解体しました。そしてその中からはTSMCが製造した半導体チップの中からアメリカが依頼していない、元々オリジナルの製造に設計の中には入ってないはずの設計が含まれていて、おそらくそれが何かをしたのだろうということを、日本政府に対して警告に来たわけです”と言っています。
 二つ目の動画の8分45秒~10分10秒では、“今回ちょっと関係者からですね、いろいろ聞いたのが…パイロットはパラシュートで脱出する前っていうのは…着陸先っていうのを決めてから脱出しないといけないという、そういうプロトコルになっているんだと。それなのに、そのF35の戦闘機の行き先が分からないっていうのが一番の問題で、もしかしたらこのパイロット自ら飛び出して降りたのではなく、F35の方から緊急扱いで強制脱出させられて、パラシュートが開いたというそういう状態だったとすると、もう完全にこれはアウトだよ、ということをおっしゃっていました。なぜかというとですね…戦争の時に同じように中国にハッキングされて、戦闘機からパイロット全員吐き出されたら、負けるわけですよ、アメリカは確実に。”と言っています。
 F35は価格がバカ高いにもかかわらず、頭を抱えるレベルの多くの欠陥のある機体です。スプートニクの記事には「F-35が抱える問題点のトップ10」があります。
 F35Bは短距離離陸、垂直着陸ができる最新鋭ステルス戦闘機で、「いずも型護衛艦に搭載し、事実上の空母としての運用を見込む」ということなのですが、“戦闘機からパイロット全員吐き出されたら、負けるわけですよ、日本は確実に。”というのが、目に見える気がする…。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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パイロット緊急脱出後、F35は空に消えた。軍はTwitterで「見つけたら教えて」
配信元)
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【米議員会館へ】消えたF35問題、DC関係者から驚きの話が!?
配信元)


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米ステルス戦闘機F35B、事故後に行方不明に
転載元)

© AP Photo / Ross D. Franklin

日本も近く導入予定の米最新鋭ステルス戦闘機F35Bが、東部サウスカロライナ州で墜落後、行方不明になった。17日、チャールストン空軍基地が発表した。

消えたステルス機

地元テレビ局「WCSC」などによると、事故は17日午後2時(日本時間18日午前3時)ごろに発生。米海兵隊ビューフォート基地訓練部隊所属のF35B戦闘機パイロットが、同州ノースチャールストン近郊を飛行中に緊急脱出した。

パイロットは病院に搬送されたが、「状態は安定している」という。緊急脱出に至った原因は分かっていない。また、事故機とともに飛行していたもう1機は、無事にチャールストン空軍基地に着陸した。

捜索はチャールストン空軍基地の北に位置するモートリー湖、マリオン湖を中心に行われている。また、同基地はSNS上で周辺住民に目撃情報などを求める事態となっている。

「チャールストン空軍基地とビューフォート基地は、今日昼に事故に遭ったF35戦闘機を見つけるため協力しています。もし、発見に役立つ情報をお持ちの場合は、基地防衛作戦センターにお電話ください」
 
チャールストン空軍基地
X(旧ツイッター)公式アカウント



SNS上の反応

このニュースにSNS上では様々な声があがっている。ユーザー間では「待ってくれ、米軍の最先端戦闘機が消えるとはどういうことだ? 戦争になったら負けるぞ」「先進的なステルステクノロジーだからね」「追跡装置がついていたら関係ないだろ」といった掛け合いがみられた。
 
このほか、人気絵本シリーズ「ウォーリーをさがせ!」風のコラージュ画像や、迷子になったペットを探す張り紙に見立てた画像も投稿されている。



日本でもトラブル

F35をめぐっては、日本の自衛隊も別型のF35Aを33機保有している。今回行方不明となった垂直・短距離離着陸が可能な艦上搭載型F35Bも、早ければ2024年にも配備される。改修されたいずも型護衛艦に搭載し、事実上の空母としての運用を見込む。
 
また、在日米軍岩国基地(山口県)にはすでに配備されている。NHKによると、今年5月には同基地所属のF35Bの部品が飛行中に外れ、空気の取入口に吸い込まれる重大トラブルが起きている。

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