「木原事件」に新たな動き 〜 木原夫人の元夫の遺族が「被疑者不詳の殺人容疑」で刑事告訴状を提出、今度こそ再捜査を

 このまま消えてしまうかと思われていた「木原事件」に新たな動きがありました。木原誠二前官房副長官の妻・郁子夫人の元夫である安田種雄さんの遺族が、警視庁大塚署に「被疑者不詳の殺人容疑」で刑事告訴状を提出しました。そのことを文春が報じるとともに、驚いたことに、地上波でも報じたというのです。
「木原事件」については、現場の捜査では明らかに「事件性がある」と判断したにもかかわらず、露木警察庁長官の「事件性は認められない」との表明で、捜査は事実上終了したかに見えます。しかも安田さんのご遺族はすでに再捜査を願う上申書を大塚署に提出していますが、これまでのところ捜査の動きはないそうです。ゆるねとにゅーすさんのまとめでは「警察が素直に告訴状を受け取り再捜査を行なうのかどうかがいささか疑問だし、告訴状が受理されたとしても、『やってるフリパフォーマンス』でまたも申し訳程度のおざなり捜査が行なわれ、あまつさえ『自殺を示す証拠が捏造される恐れ』も拭い切れない。」と冷静に見ておられました。確かにこれまでの状況からすると、握りつぶされる可能性の方が高そうです。
 しかし、ニュースで流れた安田さんのご遺族が不思議に淡々とされて、何か確信をお持ちのようにも見えました。岸田首相の懐刀として、ラーム・エマニュエル駐日大使とのパイプ役を果たしてきた木原氏ですが、背後の事情が変化して、もはや擁護されなくなったと見るのは早計でしょうか。今度こそ再捜査が絶対に行われるよう国民も注視すべし。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
【急展開】「木原疑獄」、安田種雄さんの遺族が「被疑者不詳の殺人容疑」で刑事告訴状を提出!→「自殺」とゴリ押ししてきた警察は「証拠」を取り揃えなければいけない状況に!
転載元)
どんなにゅーす?

・木原誠二前官房副長官と妻・郁子夫人をめぐる「木原疑獄」において、郁子夫人の元夫である安田種雄さん(享年28)の遺族が、警視庁大塚署に「被疑者不詳の殺人容疑」で刑事告訴状を提出したことが報じられた

再捜査を担当した元警部補も記者会見を開き「明らかに事件性あり(殺人事件である)」と証言してきたにもかかわらず、現在も警察庁は「自殺」とゴリ押しし続けている状況の中、今後の展開が注目される。


《木原事件に重大局面》木原誠二氏の妻X子さんの元夫・安田種雄さんの遺族がついに刑事告訴へ!「今度こそ捜査を尽くし、犯人を見つけ出して」

木原誠二前官房副長官(53)の妻X子さんの元夫が怪死した「木原事件」。2006年4月の事件発生当初は不審死とされたこの事件は、2018年に再捜査が開始されたが、それも突如として中断。それから今に至るまで、警察が捜査に動き出す兆しは見えない。

そんな中、亡くなった安田種雄さん(享年28)の遺族が、ついに刑事告訴に踏み切ることが「週刊文春」の取材で分かった。

告訴趣旨は「被疑者不詳の殺人」
告訴状は10月18日付。告訴人は安田さんの父母、姉2人の4人で、告訴趣旨は「被疑者不詳の殺人」だ。告訴状は、事件発生当初の捜査を担当した警視庁大塚署に提出される

「木原事件」については、X子さんの取調官だった佐藤誠元警部補が実名で「週刊文春」の取材に応じ、木原氏が「手を回しておいたから」とX子さんに語りかける様子が映ったドライブレコーダーの存在について証言するなど、異例の経過を辿ってきた。

~省略~

「種雄が亡くなったことは、私たち家族にとって、一生の問題」
今回提出される告訴状が受理されれば、警視庁は捜査を尽くし、その結果を検察庁に報告しなければならない。つまり、事件性がないと主張するのであれば、自殺である証拠を揃えなければならないのだ

~省略~

文春オンライン 2023.10.18.




(中略)




消沈しかかっていた「木原疑獄」が新たな展開に!遺族からの告訴状に警察はどう動くのか!?



このところ新たな追撃記事もなく消沈しかかっていた「木原疑獄」ですが、再び大きな注目を浴びる展開になってまいりました。
安田種雄さんの遺族が大塚署に告訴状を提出したことについて、テレ東が速報で報じましたし、ネット上でも安田さんの遺族と文春を応援する声が多く上がっています

この件をテレビが報じたこと自体がこれまでなかったことだし、一体どういう風の吹き回しだろうか
ネット上では俄然一気に大きな盛り上がりを見せているけど、この件を積極的に追及してきたアクセスジャーナルにおいては、やや悲観的なトーンでこの一件を伝えている。

同18日に遺族告訴、川上氏3度目告発状出すーー「木原事件」の再捜査はあり得るのか!?

~省略~

一方、この安田さんの不審死(木原事件)について、「事件性なし」と公言した露木康浩・警察庁長官(右下左側写真)を、犯人隠避罪などで検察に告発したものの、2度告発状を返戻されている「日本タイムズ」の川上道大代表は3度目の告訴状を、再再度、2回目と同じ最高検察庁(甲斐行夫・検事総長)に出したという。
関係者によれば、その日付は、奇しくも同じ10月18日のことだった。

~省略~

確かに今回の安田遺族による告訴、久しぶりに『週刊文春』が4頁割いて報じるだけの内容ではある。
しかしながら、すでに安田さん遺族は再捜査のお願いを記した「上申書」を7月17日に同じ大塚署に提出済み。その結果、どうなったかというと、捜査に向けて動かないどころか、その後、「事件性あり」と記者会見などした当時の佐藤誠取調官には捜査の手が迫り、また、木原事件を報じた文藝春秋社に対し、木原誠二官房副長官(当時)は告訴したとしている

~省略~

アクセスジャーナル 2023.10.19.


確かに、7月当時に露木警察庁長官が「事件性はなかったと聞いている」と公式にコメントしているということは、その時点で警察は何が何でも真相を絶対に闇に葬り去ると固く決意していることを示している。
このような状況の中で、警察が素直に告訴状を受け取り再捜査を行なうのかどうかがいささか疑問だし、告訴状が受理されたとしても、「やってるフリパフォーマンス」でまたも申し訳程度のおざなり捜査が行なわれ、あまつさえ「自殺を示す証拠が捏造される恐れ」も拭い切れない

露木長官がここまで公式に「自殺である」と公言したのですから、これがウソだったことが白日の下に晒されれば、木原副長官の政治生命が終わるのと同時に露木長官の首も飛ぶこととなり、警察そのものの普遍的な威信までもが地の底まで転落することになります。

郁子夫人の父親が当時の警視庁幹部だったことに加えて、木原前副長官が郁子夫人に「俺が手を回しておいたから」と語っている音声データや、再捜査を担当した佐藤誠警部補も「明らかに事件性ありだ」と証言していることだけをみても、警察が不正な捜査を行なって”真犯人”を庇った上に、木原氏が警察幹部と結託し再捜査を強引に潰した疑いが極めて高い状況だけど、こうした内情を全て暴き真相を表に出していくには、尋常ではないほどの労力と知力を要するのは言うまでもない
とにかくも、一般市民が大きな声を上げて佐藤元警部補や安田さんの遺族、そしてこれを積極的に追及しているメディアを応援してくことが重要だし、今回の遺族からの告訴状提出に対して警察がどのような対応を行なうのか、要注目だね。

警察も木原前副長官もなりふり構わずに真相の隠ぺいに全力を注いでくるでしょうし、こうした腐敗権力による不当な弾圧に負けることなく、これからも大きな声を上げ続けてまいりましょう。

Comments are closed.