注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
増産を主導した石破茂前首相と小泉進次郎前農相の退任により、農家の経営に打撃になるとして生産抑制を主張する自民党内の根強い声が勢いを増したとみられる。
25年産は前年と比べ68万5千トン増となり、26年6月末の民間在庫量は229万トンと過去最大になる見込み。26年産の需要見通しは今年と同水準の694万~711万トンとし、生産量は需要量の最大値に設定する。
【コメ26年は減産へ 供給過剰を懸念】https://t.co/0ZIeMUW4eO
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 22, 2025
日本政府は、2026年産主食用米の生産量を748万トンから約5%減の711万トンに抑える方向で調整に入り、石破前政権の増産路線を事実上撤回。鈴木憲和農林水産大臣は、需要に応じた生産を原則とし、備蓄米の放出には否定的な姿勢を示したが、コメ市場はすでに高騰しており、物価高対策とは逆行している。 pic.twitter.com/nfCGu7onGz
— あいひん (@BABYLONBU5TER) October 23, 2025
堂島コメ平均(精米先物60kgチャート)直近170日
— あいひん (@BABYLONBU5TER) October 23, 2025
🌾8月以降急騰📈収穫前でも高値を維持
32,000円〜34,000円幅のレンジ形成
2026年はコメ小売価格「5000円台」も視野
備蓄米放出どころの話では済まない可能性https://t.co/MRq4Ijbopp pic.twitter.com/RUGqKgcZoV
マジで誰なん?この売国奴を総理に選んだり応援してる売国奴たち。ホンマに農家助ける気はなし、国民の苦しい生活は無視、輸入米がまた増え外国しか見てない。まず税金下げて農家補償すれば?まあ無理か、自称愛国にとっては国民なんて貧民はどーでもよく、一部の既得権益者が得すりゃいいだけだからね… pic.twitter.com/bWi7adtb3H
— うつみさとる(神奈川選挙区 参議院議員候補) (@touyoui) October 24, 2025
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— 脱「今だけ、金だけ、自分だけ」・鈴木宣弘 (@tetsuginsuzuki) October 22, 2025
24年産の不足に加え25年も不作になる懸念から今年秋の米を高い値段で様々な業者が農家に直接契約に来ていた。何とか米を確保したい集荷競争が過熱した結果が今の状況。長い米価低迷で農家の体力が落ちた生産基盤の脆弱化が根底に。5年が正念場。早く手を打たねば手遅れになる pic.twitter.com/7pVSEl1Trg


報道によると、2025年産は前年比で68万5千トンの増産で「2026年6月末の民間在庫量は229万トンと過去最大になる見込み」だそうです。供給過剰による米価の下落を抑えるため、2026年の米の需要見通しの最大値711万トンに合わせて、それ以上は減産政策を取るということらしい。
石破政権では「米価格の高騰」を抑える対策を取りましたが、高市政権の鈴木憲和農水大臣は「需要に応じた生産を原則とし、価格はマーケットの中で決まるべきもの」と述べました。そのマーケットではコメ先物価格が上昇を続けています。
高橋ひであき氏は「米、本当に足りてる?」という動画の中で、別の視点での懸念をされていました。今の収穫量見込み748万トンは6割くらいの収穫を元に算出していますが、2025年は作況指数が変更され、新しい指標で予想量が算出されたそうです。高橋氏は、いくつかの理由からその指標の精度に疑問をもち、もしかすると今の大幅増産の予想が外れる可能性もあると述べています。そうなれば供給過剰で価格が下がるどころか、さらにコメ価格が高騰する可能性もあります。消費者としては厳しい事態も警戒しておかなければなりません。
農家が安心して豊作を目指し、消費者が安心して米を買えるように政府が調整弁となって農家の所得補償をすべきですが、やはり高市政権でもムリらしい。鈴木宣弘先生は「農家の体力はこの5年が正念場」と警告されています。