宗教団体の集会まがいの自民党大会に、現役自衛官が登壇し国歌を歌っていた 〜 自衛隊法第61条違反の「自民党による自衛隊の政治利用」しかし高市首相も小泉防衛相も「問題ない」

 4月12日に開かれた自民党大会が話題です。最初にネット上に出現したのが、恍惚とした表情の高市首相や居並ぶ役員の異様な歌唱風景で、とても正視できるシロモノではありませんでした。「これは宗教団体の集会?」「カルト集団にしか見えない」など気色悪いと訴えるコメントが続々と上がっていました。
 この自民党大会には、陸上自衛隊中央音楽隊所属のソプラノ歌手が登壇して国歌を歌っていました。「現役の自衛隊員が、制服を着て特定の政党の党大会に出席して、式次第の一部を行う主体となることは、自衛隊法第61条に定められた『隊員の政治的行為の制限』には反しないんですかね。」という批判が当然のように上がりました。自民党の鈴木俊一幹事長は「個人に対してお願いした。国歌を歌うこと自体は政治的な意味があるものではなく、特に問題がない」と言い、高市首相も「国歌を歌唱することそのものは政治的行為に当たるものではない、今回の件は自衛隊法違反には当たらない」という認識を示しました。自衛官が登壇することは知らなかったと、いつもの逃げ口上です。スンズロー君に至っては「制服については常時着用義務というものがありますので、制服を着て私人としても行動することは問題ない」と、あくまでも私人扱いで「国歌の歌唱は政治的行為に当たらない」」とも述べています。しかしこの大会には他にも「中央音楽隊副隊長」も参加し指揮を取ったことが北村経夫議員のSNS投稿で明らかになっています。この北村経夫議員は統一教会に支援されて当選したことで有名です。
 宮本徹氏は「国歌斉唱が政治的行動かが問われているのではなく、自民党大会に、肩書、制服つきで、副隊長と一緒に呼んで、歌わせた、自民党による自衛隊の政治利用が問われているのです。」とコメントしています。
 今回の件で最も響いたのは「自衛官であれば、呼ばれても行ってはいけないのです。 上官に命令されても、明白に違法な命令に従ってはいけません。」というコメントでした。
(まのじ)
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