ぴょんぴょんの「〈寒気〉をコントロールする」 ~高気圧も低気圧も、ナノテクノロジーで自由自在

 前回の終わりの方で、くろちゃんが言った「〈寒気〉のコントロールができれば、気象操作ができると思わんか?」の答を探しました。しかし、実際、検索しても、得られる情報はごくわずか。
 ただ、その中で、たまたまた米軍の論文が目に入りました。彼らは、1966年時点で、「2025年にはナノテクノロジーを利用した気象操作ができるだろう」と述べ、2009年時点で、「2030年には、ナノテクノロジーを使った気象操作技術が完成している」と述べていました。
 内容は非常に専門的で難しいのですが、なんとなくわかったのが、ダイヤモンドの膜で覆われた1ミリ〜1センチの「ダイヤモンド・ナノスキン気球」を上空に飛ばして、気球の温度を変化させることで、〈寒気〉や低気圧を作れると言っているようです。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「〈寒気〉をコントロールする」 ~高気圧も低気圧も、ナノテクノロジーで自由自在

人工的な気象操作の証拠


くろちゃん、「〈寒気〉のコントロールができれば、気象操作ができると思わんか?」って言ったよね? あの答は出た?

そんなこと、言ったっけ?

言ったよ! ぼくはあれから考えたよ。どうやったら上空に〈寒気〉を作れるだろうって。

巨大扇風機の前にドライアイスを置いて、強風を送る、とか?

それじゃまるで、昔の映画の撮影現場じゃん!

ハハハ、おれも考えたよ。だが、どう考えても、冷やすよりあっためる方が楽なんだよな。今の科学なら、大気を電子レンジでチンすることもできちゃうし。

大気中の特定の位置に焦点を合わせた、地上設置型マイクロ波フェーズドアレイを用いて、プラズマ領域を生成し、大気を加熱する。
WMH


う〜ん、。上空に〈寒気〉がないと、温めるだけじゃ台風はできない。だけど、人工的な気象操作はやられてるよね。最近よくある、カキッと「左折」する台風とか。

ああ、あれはおかしい。今年2月の衆議院選挙結果と同じくらい、おかしい。

どちらも、人工的な臭いがプンプンする。でも、そういうことを言うと陰謀論て笑われちゃう。証拠がないからなあ。

証拠? 証拠ならあるぞ。

あるの?!

イランだよ。ここ数十年、干ばつで苦しんできたイラン。最近あそこで、大雨が降ったの知ってるか?

あったね、そんなニュース。

あれはイランが、UAE(アラブ首長国連邦)にある秘密のクラウドシーディング(雲の播種)・気候改変センターを破壊したからだと、アフガニスタンのイラン大使館は言っている。

秘密の気候変動センター?! UAEにそんなのがあったんだ!

※英文全文はツイッターをクリックしてご覧ください
カブールのイラン大使館:UAEの気候改変センターが破壊された。カブールのイラン大使館は、UAEにある秘密のクラウドシーディング・気候改変センターが破壊されたと発表した。大使館によると、この施設の破壊を受けて、同地域の気象状況は急変し、気候パターン全体が大幅に変化したという。入手可能な情報によると、イランとイラクでは現在、毎週のように、激しい降雨に見舞われているほか、気温も約5度低下している。

破壊された施設は単なる基本的なクラウドシーディングではなく、より大きな気象改変グリッドの一部であり、電離層研究や、より大きなパターンに影響を与えることができるHAARPのようなプログラムのエコーに関連している可能性がある。


やっぱ、あるんだ〜。

アメリカとイスラエルが、イランに干ばつを起こすために設置した施設が破壊された。そのおかげで、恵みの雨は降ったし、雪も降った。

※英文全文はツイッターをクリックしてご覧ください
10年にわたる干ばつを経て、4月中旬のイランで今、雪が降っています。

やっぱ、実際にやられてるんだね。

日常的に行われている気象操作


UAEをはじめ中東の国々では、気象操作のひとつ、クラウドシーディングは 日常的に行われている。

そう言えば、2024年のドバイの洪水はひどかった。今年の3月も大規模な洪水が起きたらしいよ。あれもクラウドシーディングのせいかな?

たぶん、そうだろう。


最近は、中国でも大洪水が多いよね。今年も、重慶市、湖北省をはじめ、広範な地域で被害があって、死者や行方不明者が出ている。(中国安全情報局)


中国でも、クラウドシーディングをやってるからな。耕作地に雨を降らせるだけじゃなく、イベントでも利用している。たとえば2008年の北京五輪で、競技中の雨を避けるために早めに雨を降らせた。2021年7月の「中国共産党100周年記念式典」も、雨予報だったが、前夜と当日早朝に、積乱雲にヨウ化銀のロケット弾を数百発ブチ込んで、早めに雨を降らせた。(RIETI)

積乱雲にロケット弾を打ち込んだ?

今の時代、天気を人工的に変えることは、陰謀論でも何でもなくて、日常的に行われているんだよ。アメリカでは気象操作の特許も多々ある。たとえば「ひょうを防ぐために衝撃波を用いる」特許、「マイクロ波を使用して霧を分散させる」特許、そしてこれはイギリスだが「サイクロンを発生させるために爆薬を利用する」特許まで。そんな中、2003年アメリカで出願された、「音波を使ったハリケーン・竜巻コントロール装置」の特許がこれだ。


ハリケーン・竜巻コントロール装置の特許|0085296 A1
※動画は配信元でご覧ください(画像をクリックすると配信元へ飛びます) 

雲に高周波音波を投射したら、低気圧やハリケーン・竜巻が作れるんだ。

さらに、ハリケーン・竜巻を方向づけることもできる。YouTube 10:00〜)

YouTube 4:42)

うわあ! と言うことは、カキっと「左折」する台風もできるってこと?

そうゆうこと。

ただ、実際やるとなると、音波発生装置をどこに置くかが問題だね。台風の進路はたいてい海の上だよ。

そんなの、船に乗せりゃいいだろ。

船? 揺れるから、焦点が定まらないよ?

この特許請願書には、その答がちゃんと書いてある。「海上で船舶に採用される場合、発信機の安定した焦点と投射を確保するために、マウント(架台)としてジャイロスコープを利用する必要がある場合がある」。(YouTube 9:09)

ジャイロスコープ
Wikipedia[Public Domain]

ジャイロスコープ! ご親切に、そこまで教えてくれるとは!

1990年代半ばには「環境改変技術(ENMOD)」を運用していた米軍


いいか? 民間でもこれだけのことができるんだ。となると「軍」はどうだ? もっと先を走っているだろう。特に、これまでずっと「環境改変技術(ENMOD)」を研究してきた、米軍は。

・1940年代後半、冷戦の真っ最中、アメリカの数学者ジョン・フォン・ノイマンが、米国防総省と連携し、気象改変の研究を開始した。
・1967年、ベトナム戦争で、ホーチミンルート沿いの敵の補給路を遮断するために、人工降雨技術「プロジェクト・ポパイ」でモンスーン期間を延長した。
・1990年代、高周波高高度オーロラ研究計画(HAARP)で、気象パターンを変化させる高度な能力を開発した。

1990年代半ばには、米軍が「環境改変技術(ENMOD)」を実際に運用していたことは明らかだ。(Global Research)

やっぱ、 HAARPを使って気象操作をしてたんだ?

ああ、1990年代のCBCテレビで、米軍は認めている。アラスカのHAARPは台風、地震、洪水、干ばつを引き起こす力を持っていると。だが、HAARPが軍事利用されていたかどうかはわからないし、その証拠もない。すべてが機密扱いで、これを話題にすることは、環境アナリストですらタブーとされる。(Global Research)

180基の交差双極子からなるアラスカのHAARP
Author:Secoy, A[CC BY-SA]

国家機密なんだね。

だって、そんなことしたら、1978年にアメリカも署名した、国連の「環境改変技術を軍事使用するな」という「環境改変兵器禁止条約」に違反するからな。

具体的には「津波、地震、台風の進路変更等を人工的に引き起こして軍事的に利用すること」を禁止する内容(第1条)となっており、条約を遵守する締約国のとるべき措置(第4条)や、違反の際の苦情申し立ての手続き(第5条)を規定する。ただし、罰則規定はない。また、有効期間は無期限と規定されている(第7条)。
Wikipedia

人工地震も入ってる?

ただ、この条約の署名、批准国に、イスラエルは入っていない。

納得。

2014年に、アメリカ空軍がHAARPの廃止を発表した後は、国防高等研究計画局(DARPA)が「環境改変技術(ENMOD)」の研究に関わっている。

うわ! 米軍は、悪魔の発明機関DARPAとともに、どんな「環境改変技術(ENMOD)」を作っているんだろう?

これはDARPAと組む前だが、1996年8月に当時のアメリカ空軍が発表した「戦力増強要因としての気象:2025年の気象支配 : Weather as a Force Multiplier:Owning the Weather in 2025 」という論文がある。

米軍の論文? ネットで公開しちゃっていいの?

別に大した内容じゃないからいいのよ。ここには「米軍にとって気象操作とは何か」が書いてある。

敵の戦力を低下させるために▶雨量を増やす、嵐を強化する、雨を止めて干ばつを起こす、霧や雲を取り除く。
味方の戦力を強化するために▶雨を止める、 嵐を改変する、 霧・雲を作る、または取り除く。

この論文によると、空軍は1996年の時点で、2025年には「天候を掌握」できていると予想している。

2025年と言うと、もう過ぎてるけど?

ナノテクノロジーを使った気象操作


掌握できてるんじゃねえか? 気になるのは、1996年の時点で「ナノテクノロジー」の話が出ていること。

ナノテクノロジーもまた、模擬気象を作り出す可能性を秘めている。微細なコンピュータ粒子からなる雲、あるいは複数の雲が、互いに、そしてより大規模な制御システムと通信し合うことで、驚異的な能力を発揮し得る。相互接続され、大気中に浮遊し、3次元での航行能力を持つこのような雲は、幅広い特性を持つように設計できる。

なに言ってるのか、ぜんぜんわかんない。

実は、この話は予告編で、13年後の2009年の論文、「2030年における気象制御を通じた作戦防衛」に、ナノテクノロジーを使った具体的な気象操作が書かれている。と言ってもその目的はあくまで、今はやりの指向性エネルギー兵器からの防衛となっている。

兵器に使うなんて言えないもんね。で、指向性エネルギーってなんだっけ?

戦闘機やミサイルのように、何かに爆弾を運ばせて相手を攻撃するんじゃなくて、レーザーや電磁波のように、ねらった相手を直接攻撃する兵器だよ。

戦術的高エネルギーレーザー兵器
Wikimedia_Commons[Public Domain]

なるほど、レーダーに映る前に、ドカンと来るのか。

ただ、指向性エネルギーには「雲や濃い霧を貫通できない」という弱点があるから、雲や霧を思いのままに作れれば、指向性エネルギーを無効にできる。

そうか、雲や霧を作る必要があるんだ。やっぱ、ドローン飛ばして雲の種を撒くのかな?

そんな悠長なことやってられっか?! ドローンが撃ち落とされたら終わりだろ。ナノテクノロジーを使うんだよ。

ナノテクノロジー、と言われましても?

多数のナノマシンの「あんこ」を、ダイヤモンドでできた1ナノメートルの厚さの「皮」で包み込んだ、ダイヤモンド・ナノ・スキン風船気球を使うんだ。発案者のJ・ストーズ・ホール博士によると、

小さな風船を作ります。私の推測では、その風船の大きさは1ミリメートルから1センチメートル程度になるはずです。その風船は、おそらく厚さわずか1ナノメートルほどの、非常に薄いダイヤモンドの膜でできています。形は丸く、内部には鏡となった赤道面(地球を北半球と南半球に分ける、自転軸に垂直な仮想の平面)があります。もしこれを平らに押しつぶすと、厚さはわずか数ナノメートル程度になります。


???

このミニ気球には、ナノサイズの太陽光発電機がついていて、気球同士で交信しながら、1立方メートルあたり1~2個のペースで編隊を組む。彼らの仕事は、主に気温と水蒸気量の測定で、そのデータは中央コンピューターに送信され、中央コンピューターはデータを分析して、気球に指示を出す。(AIR COMMAND AND STAFF COLLEGE

ちょっと! さっきの「なに言ってるのか、ぜんぜんわかんない」話が実現してるよ。

さっきの1996年の論文をもう一回見てみよう。

微細なコンピュータ粒子からなる雲、あるいは複数の雲が、互いに、そしてより大規模な制御システムと通信し合うことで、驚異的な能力を発揮し得る。相互接続され、大気中に浮遊し、3次元での航行能力を持つこのような雲は、幅広い特性を持つように設計できる。

この「微細なコンピュータ粒子」がダイヤモンド気球だね。でも、なんでダイヤモンドの膜なの?

理由は書いてないが、簡単に割れないようにするためか?

なんで中に鏡があるの?

それも書いてないが、「巨大な宇宙ベースの反射鏡は、短時間で広範囲の高気圧域を生成できる」とあるから、「宇宙ベースの反射鏡」として使うんじゃないか?(AIR COMMAND AND STAFF COLLEGE 19p)

高気圧域を生成できる? じゃあ、低気圧も作れるね。低気圧ができたら、〈寒気〉も作れるね。

〈寒気〉を作りたいんだな? それなら、ダイヤモンド気球には、自力で外皮の温度を上げ下げする装置がついている。

この冷却と水蒸気含有量は、 現在コンピュータ用途向けに設計されている熱電ナノ材料による冷却により、気球外皮の温度をコントロールできる。この冷却と水蒸気含有量は、理想気体の法則の結果として、局所的な気圧に影響を及ぼす。

なんと!

温度が下がれば、〈理想気体の状態方程式〉の結果として気圧も下がると言っている。

〈理想気体の状態方程式〉
圧力 × 体積 = 量(モル) × 気体定数 × 温度
PV = nRT

うわあ〜! こういうの苦手だ〜!!

大騒ぎしなくていい、「温度と気圧は比例する」と言ってるだけだ。

ぼくにわかるのは、ダイヤモンド気球が冷えて〈寒気〉が生まれたら、温かい湿った空気が吸い寄せられて、積乱雲も、線状降水帯も、台風も、作り放題ってことだけ。


そうゆうことらしい。

はあ〜〜、難しい話で頭が疲れたら、妄想が見えてきた。青空にダイヤモンド気球がたくさん浮かんでる〜♪ 一つ一つに鏡があって、光が当たってキラキラ輝いてる〜♪ なんかすごくメルヘンだ〜♪

アホ! 気球の大きさは1ミリから1センチだ。そんなのが、空からパラパラ落ちてきたらどうすんだ?

1センチなら雹みたいに当たると痛いだろうね。1ミリなら吸い込んじゃいそう、

海や川に落ちたら、環境汚染になるだろう。魚や鳥がまちがえて食ったら、どうなる?

ほんとだー、動物にも人間にも環境にも、いいことないね。

せっかくの科学の進歩を、こういう子どもじみた遊びに使うのはやめて、地球本来の自然を尊重してほしいわ。

Author:TsuruSho7[CC BY-SA]


Writer

ぴょんぴょんDr.

ぴょんぴょん

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
(クリニックは2014年11月末に閉院)
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)


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