[マスコミに載らない海外記事]アメリカの“暗殺部隊大使”エジプトに到着、そして大量殺戮開始

竹下雅敏氏からの情報です。
記事の内容は正しく事件を捉えていないので、必要なところのみ要約しました。
現在の世界情勢は専門家と言われる人たちにも何が起こっているのかを理解することは困難になっているのです。
昨日の記事のコメントでも、少しヒントを書きましたが、アメリカ政府が、エジプトに暗殺部隊を送り込み内戦に持ち込もうとすることをすでに、プーチン大統領、エジプト軍、ムスリム同胞団の首脳部は予測していたのです。いわば予期して待期していたところへ、まるで自らワナにかかるようにオバマが仕掛けてきたのです。
この事件がフルフォード氏の言う新たな金融システムの構築と無関係ではないと言うことです。
皆さんは驚くかも知れませんが、上記の3者プーチン、エジプト軍、ムスリム同胞団は協力関係にあります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカの“暗殺部隊大使”エジプトに到着、そして大量殺戮開始
転載元より抜粋)
Kevin Barrett

アメリカが“暗殺部隊大使”をエジプトに派遣した時点で、大虐殺が始まろうとしていることは分かる。今日の時点で、それは始まっている。まさに私が予想した通り、ムルシー/民主主義支持者の大量虐殺が、偽装テロによって引き起こされた。

ヤフー・ニューズは報じている。“生放送の(エジプト)幾つかの局のテレビ映像では、覆面をした同胞団(原文通り) 武装集団が、小型動小銃らしきものを振り回し、兵士達の方向に向けて射撃している様子を映している様に見える。”

アメリカ政府は、エジプトを不安定化、そして最終的な破壊を狙っているのだろうか?

暗殺部隊のまとめ役ロバート・フォードが、駐エジプト・アメリカ大使に最近任命されたことは、それを示唆している。

フォード任命が明らかなメッセージを送っている。アメリカの為政者達は、イラクやシリアを破壊したのと同じ方法で、暗殺部隊と偽装テロを活用して、内戦を引き起こして、エジプトを破壊したがっているのだ。

現在、アメリカは、アジアや中南米の独裁者をてこ入れすることよりも、中東諸国の破壊に熱心だ。それで、アメリカは暗殺部隊の活用法を精緻化させている。アメリカお抱えの傀儡独裁者をてこ入れする為、単純に反政府活動家を殺害する代りに、アメリカは今は、政治的-宗教的分裂の双方の暗殺部隊を資金援助している。狙いは、標的とした国を弱体化させる為、内戦を引き起こすことだ。


2004年、フォードとネグロポンテは暗殺部隊と偽装テロを活用して、反抗勢力の様々な派閥をお互いに戦わせた。多数派のスンナ派コミュニティーを孤立させ、宗派的内戦を引き起こすことを狙って、アメリカはシーア派による報復を奨励し(そして時には、でっちあげ)た。

そうした時代のイラク民間人を標的にした“自爆攻撃”のうち、大半ではないにせよ、多くのものは、アメリカの“サルバドール・オプション”チームが原因だ。彼等はイラク人を金で雇い、トラックをマーケットなり、モスクなりまで運転し、駐車し、次の指示を待つようにさせる。トラックはリモコンで爆破され、イラク人は死後、“自爆攻撃者”とレッテルを貼られるのだ。

暗殺部隊と偽装テロによるイラクが余りにうまく行ったので、フォードは同じことをすべく、シリアに派遣された。2011年に、フォードはシリア大使となると、突然、暴力行為が高まり、イラクで依然猛威を振るっているのと同じ類の内戦を生み出した。

シリアのバシャール・アル-アサド大統領は遅ればせながらも、シリアでの紛争が偽装テロリスト連中によって生み出されていることに気がついた。良く訓練された殺し屋達で編成されたフォードの暗殺部隊が、アメリカが煽り立てた反アサド・デモの間、屋上に陣取る。所定の頃合いに、狙撃兵達が射撃を開始する。狙撃兵の一部はデモ抗議参加者を銃撃しているシリア軍兵士のふりをする。別の建物の屋上の別の連中は、兵士達に向かって発砲しているデモ行動参加者のようなふりをするのだ。

やがて、親アサド派、反アサド派勢力が実際お互いに撃ち合うようになった。


アメリカは本当に、イラクやシリアを破壊した様に、エジプトを破壊したいと思っているのだろうか?
どうやら、そのようだ。

アメリカは、エチオピアの傀儡を使って、何千万人ものエジプト人が死ぬ民族皆殺しを計画しているのだ。

一体なぜアメリカは中東諸国を壊滅させる必要性を感じているのだろう? 皮肉にも、そうした行為はアメリカの利益ですらない。それは、大イスラエルの為に、イスラエルの隣国を絶滅させ、ナイル川とユーフラテス川の間の全ての土地を奪取するイスラエルの“オデッド・イノン計画”なのだ。それこそが、ウェスリー・クラーク元陸軍大将が暴露した通り、イスラエルが、9/11クーデターで、アメリカを乗っ取った理由だ。イスラエルの為に、中東を破壊するオデッド・イノン計画の最新版である、ネタニヤフの“決別(Clean Break)”文書の“五年間で七ヶ国”を破壊する計画を抱いて。

この切迫している民族皆殺しを阻止する方法はただ一つ。全ての中東の人々は宗教や国籍と無関係に、団結し、ユダヤ主義者が支援する、自分達の国土破壊に抵抗すべきだ。

記事原文のurl: www.veteranstoday.com/2013/08/14/rford/

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