[田中龍作ジャーナル]「秘密保護法」可決 国会突入ならず 〜感受性の大切さとそれを殺す最大の要因〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 文中に「僕たちは子供を守りたいだけなんだ」とありますが、ほとんどの人は、この思いから正しい行動を取るのではないかという気がします。
 秘密保護法、放射能、電磁波、ワクチン、食品添加物、遺伝子組み換え食品…、子供を守るという視点からは、どれもとても気を付けなければならないものだと思うのですが、具体的に行動に移す人は少ないわけです。それは、現実の危機感として実感されないからだと思います。第1はその危険性を知らないことで、多くの人は情報のほとんどをメディアの広告や政府のプロパガンダに依っており、広告を出せるほどの利益を出している大企業が自分たちの製品の不利益になるような情報を出すはずがないので、そうした危険な部分が耳に入らないというところです。次に、一般の人々は人がいいので、環境や健康を多少損なうようなことがあったとしても金儲けを優先する人々が大半だ、ということに気付いていないので、この世界の商品のほとんどの物がその意味でまともな物がない、ということに気付いていないからだと思います。自動的にあてがわれた情報では、真相を知ることができません。自ら主体的に情報を取りにいかなければ、見えてこないのです。
 ただこうした事柄の根本にあるのは、感受性の鈍さだろうと思います。感受性が高ければ、何が正しいものかは自然にわかるものだと思うのです。例えて言うと、遺伝子組み換えの大豆を使った豆腐を手に取ると、そうでないちゃんと作った豆腐と比べると体は緊張するのです。こうした体が拒否するという感覚はとても大切なもので、そうした感受性を殺すような価値観を持つべきではないと感じます。これを殺している最大の要因は、おそらく教育だろうと感じています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「秘密保護法」可決 国会突入ならず
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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