翻訳チームからの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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テレビ生放送で泣き崩れた国連報道官 ― イスラエルによるパレスチナの子供達の殺害
転載元より翻訳)
YouTube 14/7/30
ナレーター:
国連報道官クリス・ガンネス氏の最新ツイートです。
@クリス・ガンネス
ガザにおける国連パレスチナ難民救済事業機関 (UNRWA) の状況はもはや手に負えず、限界に達しています。スタッフが殺害され、避難所はこれ以上人が入れません。一体これはいつまで続くのでしょうか。
これは最近テレビの生放送で行われた彼のインタビューです。イスラエルの爆撃でパレスチナ人たちが殺害されている状況について彼は語ろうとしています。
クリス・ガンネス氏:
パレスチナの人々の人権が、子供たちのですら、まるごと蹂躙されています。すさまじい状況です。...
アルジャジーラTVのインタビュアー:
「クリス・ガンネスさん、誠にありがとうございました…【音が小さくて拾いにくいので、以下不明】」
ガンネス氏:
「こちらこそ…」
(堪えきれず、泣き崩れる)
ナレーター:
イスラエルはわざと一般市民を攻撃の対象にしています。
アメリカ人は、秘密結社KKK団のような白人至上主義者がいかに黒人の子供たちを意図的に狙い、殺害するのかわかっています。ところがユダヤ人至上主義者が存在し、意図的に子供たちを標的にしていることについては、どうやら受け入れ難く理解できないようです。
1:04 ~ 1:22[UNRWAホームページに掲載された記事]
2014年7月30日
UNRWA事務局長ピエール・クレヘンビュールの声明:
「UNRWA は、ガザの我々の教育施設に対するイスラエルの砲撃を、重大な国際法違反として強く非難します」
エルサレム
昨夜の爆撃で、国連が防空施設として指定するガザの学校の教室内で両親の傍に就寝中の子供たちが殺害されました。これは私たち全員に対する公然の侮辱であり、誰もが遺憾とする事柄です。UNRWAは現地を視察し、証拠の収集を行いました。
UNRWA事務局長ピエール・クレヘンビュールの声明:
「UNRWA は、ガザの我々の教育施設に対するイスラエルの砲撃を、重大な国際法違反として強く非難します」
エルサレム
昨夜の爆撃で、国連が防空施設として指定するガザの学校の教室内で両親の傍に就寝中の子供たちが殺害されました。これは私たち全員に対する公然の侮辱であり、誰もが遺憾とする事柄です。UNRWAは現地を視察し、証拠の収集を行いました。
中継途中で泣き出すイラン国営TV特派員:
状況はひどくなる一方です... 子供たちが標的にされているのに、国際社会は沈黙を貫いています。
ナレーター:
ユーチューブの機能を使ってこの動画を出来るだけ多くの人に拡散してください。
世界、とくにアメリカの視聴者が、イスラエルがパレスチナ人を故意に殺害していることを認める必要があります。私の動画を見てください。イスラエルがどんな国で何をしてきたのか、アメリカ人を騙すために、基本的な事実が広範囲にわたって歪曲され隠蔽されてきました。
今やアメリカの国民が、イスラエルに対する根本的な理解と関係を改めるべき時がきています。
どうかプレイリストにあるユダヤ教指導者バイス氏の動画、事実隠蔽のためのメディアによる情報操作と隠蔽の実例などを、ユーチューブの機能を使って拡散してください。私たちは、これらパレスチナの人々すべての死を無駄にしてはなりません。イスラエルがどんな国で何をしてきたか、アメリカの人々に詰め込まれてきた嘘の数々に反旗を翻すのです!
YouTubeではこれまでに何件もの動画で戦争の悲惨を目の当たりにした女性ニュースレポーターの涙が紹介されています(参考) が、国連職員の例は珍しいのではないかと思います。
(参考) 『爆撃の犠牲者達の姿に涙する女性ニューズアンカー 本物の人道的メディア』
途中 2:05 〜 2:09 で父親が路上で死んだのを知って女の子が泣き叫んでいる場面に注目してください!
1:05のあたりであらわれる国連のウェブページは、市民に対する攻撃を禁止する国際法にイスラエルが違反していることを最も強い調子で非難しています。このことからも、国連による「戦争犯罪」の指摘をよそにイスラエルを止められなかった国際社会の現状があらためて問われるとともに、現場でパレスチナ人を護(まも)る立場にあった国連職員たちが実際にどれだけ追い詰められていたかがわかるのではないでしょうか。
現在ガザ地区は停戦に入っていますが、ここに登場するのは多数の犠牲者をだした同地区で難民救済を担当していたUNRWA (国連パレスチナ難民救済事業機関) のスポークスマン、クリス・ガンネス氏です。