[日本や世界や宇宙の動向]ロシアのルーブル暴落 〜世界経済が崩壊へ〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 石油価格が下落していることで、石油ドル体制が崩壊すると思われるのですが、世界経済は複雑に絡み合っているので、どうやらあらゆるペーパーマネーは価値を失いそうです。記事によると、現在ルーブルが暴落しているとのことですが、ロシアだけの問題ではありません。おそらく記事の通り、“世界経済が崩壊”することになるのだと思います。相当な混乱が予想されるのですが、メディアが沈黙しているのが、かえって不気味です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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転載元より抜粋)
ルーブル崩壊について
http://armstrongeconomics.com/2014/12/16/russian-ruble-collapses-conspiracy-or-warning-of-things-to-come/
(概要)
12月16日付け:
ロシアと中国が米ドルを使わずに貿易を始めたことで世界中で反米ドルの動きが広がっていますが、これはシオニストの銀行家らの陰謀であり負債を増やすだけのシオニストのやり方に世界中が嫌になったのではないかと伝えているブロガーも多くいます。しかしこれは単に負債や銀行業の問題ではないのです。これは完全にcontrol-alt-deleteなのです。

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1929年の世界大恐慌で生き残った株、商品先物、有形資産、通貨はありませんでした。それが今再び起きることになります。多くの原因が重なり、世界経済が崩壊しています。

何か一つでもおかしくなると全てが崩壊します。証券市場のチャートを見ても分かりますが、投資家は株式市場が崩壊すると債権市場で国債を購入するようになるとアンドリューメ・ロン氏が言っていましたが、国債を購入しても国がデフォルトすれば、国債は紙屑になってしまいます。米国債の価値が突然切り下げられると金の買戻しの終値が取り消されることになります。

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ロシア中央銀行はルーブル崩壊を阻止するために、金利を17%まで上昇させましたが。。。効果がないと分かると、銀行の信用がなくなりR、ルーブルを売る動きが加速しました。このような問題を政府が解決することはできません。

現在、多くの中央銀行がパニックを起こしています。政府や中央銀行ができることはもうありません。
ロシアのルーブル崩壊の原因は原油価格が崩壊したことです。中東は原油を高値で売ることに慣れてしまい予算を増加していました。


1998年には、2007年までに原油価格は100ドルまで上昇すると予測されていました。

掘削方法を改良し、代替えエネルギーを開発するために原油価格を上昇させなけらばならなかったのです。そのため2007年には原油価格が95ドル98セントまで上昇しました。原油価格は2011年に98ドル83セントで高止まりしています。
Economic Confidence Model.
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世界第恐慌が起きた時、1929年までは株式市場は順調でしたが、商品先物は1919年がピークでした。株式市場が暴落した1932年に有形商品も下落しました。先物が13年間の下落し続けたことは先物に大きな打撃を与えました。

世界中で相関的な傾向があるということは、シオニストの銀行家、イルミナティ或いはサウジとアメリカによるロシアを崩壊させるための策略でないということが証明されました。

現在、世界経済が大崩壊しようとしています。これはロシアや原油価格に限ったことではありません。

なぜこのような事態になったかというと、どの国の政治家も次の選挙に勝つことだけを考えて政治を操っており、政府も完全に腐敗しているからです。彼らには長期ビジョンが一切ありません。

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原油価格が年末に75ドルと57ドル辺りになると警戒しなければなりません。終値が57ドル以下になると石油産業に大きな打撃を与えることになります。そして原油価格は2016年~2017年まで低迷することになるでしょう。

原油価格が32ドルまで下落すると非常に危険なレベルになります。 そうするとデフレが進み国民は政府から社会保障の恩恵を受けられなくなります。

ロシア以外にも全ての新興国の市場が崩壊しています。ドル高と商品先物の暴落は、国家のデフォルトを招きます。

ロシアの中央銀行は火曜日の早朝に、原油価格の下落と対ロシア制裁強化の影響でロシア経済が低迷していることを受けて、ルーブルの崩壊を阻止するために緊急処置として金利を17%まで上昇させましたが効果はありませんでした。世界経済が非常に悪化しています。これは金融ビッグバンの一環です。
年明けに最新情報を更新します。

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