竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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マウリポリ市を攻撃して市民を死傷させたのはキエフ政権だとする証拠が見つかり、国連に注目
転載元より抜粋)
櫻井ジャーナル 15/1/30
ウクライナの東部にあるドネツク州マリウポリ市が1月24日に攻撃され、市民に死傷者が出た。アメリカ/NATOが支援しているキエフ政権、そのキエフ政権と戦っているナバロシエ(ルガンスク人民共和国とドネツク人民共和国)の双方が非難し合い、国連の幹部はこれを「戦争犯罪」と呼んでいるようだが、その後の調査で攻撃したのはキエフ側だということが明確になってきた。こうなると国連は沈黙するか、それでもキエフ側と同じことを主張するのか、そのどちらかではないかと推測する人が少なくない。
攻撃に使われたロケット弾の場合、クレーターの状態で飛んできた方向が科学的に推測できるのだが、着弾点の北北東から北西、キエフ側の軍隊が展開している場所を示しているという。これは住民の証言とも一致している。
そこで浮上してきたのが「アゾフ大隊」。昨年4月にドニエプロペトロフスクのイゴール・コロモイスキー知事が組織、200名ほどのメンバーは右派セクターの中から流れてきたという。要するにネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)を中心に編成された「親衛隊」の一部で、その約半数は犯罪歴があるとされていた。
IMFは東部の制圧をクーデター政権に要求していたが、理由は天然ガスなどの資源にあると言われている。それを略奪して投資を回収する腹づもり。
しかし、東部での戦闘はキエフ側が劣勢だとキエフの新聞も伝えている。ネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)を使ったクーデターに反発している住民が圧倒的に多く、キエフ軍は侵略軍に過ぎないという環境の中での戦いを強いられている。そこでキエフ政権やアメリカ政府はロシア軍の存在を主張するわけだが、これはウクライナ軍の参謀長が否定している。ウクライナでこうした発言をすることは勇気がいるはずだ。
キエフ政権や黒幕のアメリカ/NATOはネオ・ナチをを親衛隊として編成して戦わせているわけだが、それでは足りず、アメリカ政府はCIAやFBIの要員、軍事顧問、さらにアメリカやポーランドの傭兵会社から戦闘員を雇って投入している。アカデミ(旧社名はブラックウォーター)系列のグレイストーンに所属していると言われる戦闘員は昨年3月以降、数百名の単位でウクライナ入りしているという。
ウクライナに破壊と殺戮を持ち込んだのは「イスラエル第一」のネオコンや西側を拠点とする「国境なき巨大資本」で、その意向を受けて動いているのがCIAやNATO、その手先になっているのがネオ・ナチという構図だ。
クーデター前、扇動者としてビクトリア・ヌランド国務次官補と同じようにキエフへ乗り込んだジョン・マケイン上院議員は現在、軍事委員会の委員長を務めている。その委員会に先日、ヘンリー・キッシンジャーが呼び出されたのだが、そこで反戦活動のグループがキッシンジャーに対し、「戦争犯罪人」という言葉をぶつけた。
チリのクーデターやカンボジアの空爆など多くの人びとを虐殺した黒幕であり、そう呼ばれても仕方がないのだが、マケイン委員長は「黙らないと逮捕させるぞ」と威嚇したうえ、「ここから出て行け、下層のカス」と言い放った。
戦争で死ぬのは「下層のカス」だけ。
こうした連中は戦争を始めるため、まず嘘をつく。ユーゴスラビア、アフガニスタン、イラク、リビア、シリア、イラン、ウクライナ・・・すべて嘘から始まっている。アメリカは勿論、西側全体が「嘘の帝国」になっている。
攻撃に使われたロケット弾の場合、クレーターの状態で飛んできた方向が科学的に推測できるのだが、着弾点の北北東から北西、キエフ側の軍隊が展開している場所を示しているという。これは住民の証言とも一致している。
そこで浮上してきたのが「アゾフ大隊」。昨年4月にドニエプロペトロフスクのイゴール・コロモイスキー知事が組織、200名ほどのメンバーは右派セクターの中から流れてきたという。要するにネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)を中心に編成された「親衛隊」の一部で、その約半数は犯罪歴があるとされていた。
IMFは東部の制圧をクーデター政権に要求していたが、理由は天然ガスなどの資源にあると言われている。それを略奪して投資を回収する腹づもり。
しかし、東部での戦闘はキエフ側が劣勢だとキエフの新聞も伝えている。ネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)を使ったクーデターに反発している住民が圧倒的に多く、キエフ軍は侵略軍に過ぎないという環境の中での戦いを強いられている。そこでキエフ政権やアメリカ政府はロシア軍の存在を主張するわけだが、これはウクライナ軍の参謀長が否定している。ウクライナでこうした発言をすることは勇気がいるはずだ。
キエフ政権や黒幕のアメリカ/NATOはネオ・ナチをを親衛隊として編成して戦わせているわけだが、それでは足りず、アメリカ政府はCIAやFBIの要員、軍事顧問、さらにアメリカやポーランドの傭兵会社から戦闘員を雇って投入している。アカデミ(旧社名はブラックウォーター)系列のグレイストーンに所属していると言われる戦闘員は昨年3月以降、数百名の単位でウクライナ入りしているという。
ウクライナに破壊と殺戮を持ち込んだのは「イスラエル第一」のネオコンや西側を拠点とする「国境なき巨大資本」で、その意向を受けて動いているのがCIAやNATO、その手先になっているのがネオ・ナチという構図だ。
クーデター前、扇動者としてビクトリア・ヌランド国務次官補と同じようにキエフへ乗り込んだジョン・マケイン上院議員は現在、軍事委員会の委員長を務めている。その委員会に先日、ヘンリー・キッシンジャーが呼び出されたのだが、そこで反戦活動のグループがキッシンジャーに対し、「戦争犯罪人」という言葉をぶつけた。
チリのクーデターやカンボジアの空爆など多くの人びとを虐殺した黒幕であり、そう呼ばれても仕方がないのだが、マケイン委員長は「黙らないと逮捕させるぞ」と威嚇したうえ、「ここから出て行け、下層のカス」と言い放った。
戦争で死ぬのは「下層のカス」だけ。
こうした連中は戦争を始めるため、まず嘘をつく。ユーゴスラビア、アフガニスタン、イラク、リビア、シリア、イラン、ウクライナ・・・すべて嘘から始まっている。アメリカは勿論、西側全体が「嘘の帝国」になっている。
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NATO ドネツクおよびルガンスク両人民共和国をテロ組織として認定することはできない
転載元より抜粋)
The Voice of Russia 15/1/31
北大西洋条約機構(NATO)は、ドネツク人民共和国およびルガンスク人民共和国をテロ組織として認定することはできない。NATOのストルテンベルグ事務総長が発表した。
事務総長は、「私たちにはこれを認定する可能性がない」と述べた。リア・ノーヴォスチが伝えた。
またストルテンベルグ事務総長は、NATOがロシアに対してドネツクおよびルガンスク両人民共和国への支援を止めるよう呼びかけていることを明らかにした。
事務総長は、「私たちにはこれを認定する可能性がない」と述べた。リア・ノーヴォスチが伝えた。
またストルテンベルグ事務総長は、NATOがロシアに対してドネツクおよびルガンスク両人民共和国への支援を止めるよう呼びかけていることを明らかにした。
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ウクライナ軍の「アイダル大隊」の兵士 国防省の建物を襲撃
転載元より抜粋)
The Voice of Russia 15/1/30
ウクライナで30日、軍事作戦における多くの犯罪で知られるウクライナ軍の悪名高き「アイダル大隊」が解散した。
その後、ウクライナの首都キエフでは、「アイダル大隊」の兵士数十人が、国防省の建物の周辺に集まり、国防相本人からの説明を求めた。
「アイダル大隊」の兵士たちが国防省の建物を「襲撃」し、入口のドアが壊れたという。その後、兵士たちは近くの大通りを封鎖したほか、国防省の建物の向かい側に、自動車のタイヤを敷き詰めた。
「アイダル大隊」のセルゲイ・メリニチュク司令官は国防省の建物の周辺に集まった兵士たちに、ウクライナ軍が、居住地区「シャスチエ」近くの「アイダル大隊」の拠点を、多連装ロケットランチャー「スメルチ」や「グラート」で砲撃したと発表した。
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キエフ、ウクライナにロシア軍がいないことを認める
転載元より抜粋)
The Voice of Russia 15/1/30
ウクライナ軍の大部隊がドネツクおよびルガンスクの義勇軍に包囲されている状況で、ウクライナ参謀本部高官が「ウクライナ東部にはロシア軍の部隊はいない」と認めた。それでも欧米の政治家たちは見て見ぬふりだ。
ルガンスクとドネツクの間にあるデバリツェヴォ村がいま焦点になっている。ドネツク首都攻撃に動員されたウクライナ軍人8000人が、通称「釜」の底に、つまりは包囲下に陥っている。引き続き大砲や迫撃砲を駆り、スナイパーも奮闘しているが、既に孤立無援である。弾薬も食料も医薬品も供給されない。包囲から脱出することは可能である。しかし、そのためには、進んで投降することが必須である。独立を宣言しているドネツク人民共和国のアレクサンドル・ザハルチェンコ首相は現在前線で指揮を執っている。そのザハルチェンコ氏は次のように言う。
「今一度、全ウクライナ軍人に告げたい。武器を置き、立ち去るようにと。戦う相手を間違っている。命が惜しければ、投降しさえすればいい。皆あとで家に帰ることが出来る。それは保証しよう」
義勇軍はこれまで再三、捕虜に命の危険がないことを、行いによって証明している。これまで「釜」に捕えられたウクライナ兵士たちは、皆投降した。捕虜となった彼らのもとへは母親たち、妻たちが駆け付け、のち、揃って家に帰された。そしてこの兵士たちは、ウクライナ政権が彼らを欺いていたことを知ったのだ。ウクライナ政権が、包囲下の彼らを見捨てたこと。また、「ロシア人の侵略者どもと戦うのだ」というのは実は嘘で、彼らが標的にしていたのは、無辜の市民であり、また、ただ自分の土地を守るためだけに立ちあがった、炭鉱夫であり、農夫であったということ。それを知ったのだ。
それが突如一転、ウクライナにはロシア軍はいない、そしていなかった、ということになった。それを認めたのはウクライナ軍参謀本部のヴィクトル・ムジェンコ長官である。長官は記者会見で、ウクライナ軍の交戦相手はロシア軍の正規部隊ではない、と述べた。軍事評論家のヴィクトル・リトフキン氏は次のように語る。
「ウクライナ軍参謀本部長官は、戦線の状況をよく知っているはずの人物である。彼が軍人らしい率直さで、ロシア人や軍事の専門家にはつとに明白だった事実、ウクライナ国内にはロシア軍人はいないという事実を認めたということは、彼にとっては名誉なことである。一方でこのことは、ウクライナのポロシェンコ大統領が、またNATOのストルテンベルグ事務局長が、はたまた米国の政治家たちが、いかに嘘つきで、シニカルで、二枚舌であるかということを示している。彼らは繰り返し、ウクライナで戦っているのはロシアの軍人たちである、と語ってきた」
今こそ謝罪と、方針転換の時ではないのか。ところが、そうはならないのである。こうしていまいちど、ウクライナが欧米、特に米国にとって、ロシアとの関係に白黒をつける戦場であることがわかるのである。和平交渉の空転もそのためだ。真実が西側の目的と一致しない時、その真実は西側にとって必要ないのだ。
2つ目以降の記事を見ると、歯車が逆回転を始めたのではないかと思われるものばかりです。この中で特に驚くのは、3つ目のウクライナ軍が、自軍であるはずのアイダル大隊の拠点を砲撃したという部分です。これは、一体何が起こっているのか。情報が少なく、詳しいことはわかりません。
ただ私の感覚では、ウクライナ軍に訓練を施しているアメリカ軍の中に、ナサニエル陣営に協力的な者たちが相当数居て、彼らは凶悪なネオナチの親衛隊などを前線に送り込み、全滅させるつもりだろうと考えていました。しかし、まさかウクライナ軍が攻撃することは、私の想定を超えています。実際のところ、何が起こったのか、もう少し様子を見てみたいと思います。