注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
週刊モーニングで連載されていた漫画「疾風の勇人」(しっぷうのはやと)が連載中止となることが決まりました。この連載中止は突然に決定されたようで、作者の大和田秀樹さんもツイッターで「突然ですが疾風の勇人は次週でおしまいですなう」とコメントしています。
多くのファンが居た作品だけに、ネット上では驚きの声が殺到。漫画では安倍晋三首相の恩師(祖父)である岸信介首相に触れている場面だったことから、「出版社の上層部に何らかの圧力があったのでは?」との疑惑が浮上しています。
岸信介氏は安倍晋三氏が最も信頼した人で、「昭和の妖怪」と呼ばれた権力者です。
漫画「疾風の勇人」は戦後の日本を描写するために作られた物語で、2008年頃から構想を練り始めていたことが発表されています。それだけに、今回の中止発表は予想外だったと言え、最終回がどのような形になるのか注目を集めているところです
突然ですが「疾風の勇人」は次週でおしまいですなう。
— 大和田秀樹 (@hideki6809) 2017年5月26日
第三章「死闘!55年体制編」、第四章「宏池会爆誕編」の再開は未定ですなう。
#Dモーニング #疾風の勇人 https://t.co/GhmywAPkmE これが作品の中で描かれる「妖怪」岸信介の姿。この後、岸は鳩山一郎とともに民主党の結成に参画する。弟の佐藤栄作の政治生命を断つリスクを起こしながら。 pic.twitter.com/xuD3BNQzj0
— T.Katsumi (@tkatsumi06j) 2017年5月28日
#Dモーニング #疾風の勇人 https://t.co/GhmywAPkmE 同じく第20号(4月13日)佐藤栄作は兄の岸信介を自由党から出馬させるつもりで池田勇人に紹介する。しかし「元戦犯」に対する池田の心中は穏やかではなかった。 pic.twitter.com/fM7eEkGc6b
— T.Katsumi (@tkatsumi06j) 2017年5月28日
#Dモーニング #疾風の勇人 https://t.co/MvbKDxBaYW 同第26(5月27日)号、民主党結成の「最大の功労者」と皮肉られた佐藤栄作は兄・岸信介の入党の誘いを歯を食いしばりながら毅然と断る。 pic.twitter.com/CFDrbBLvwB
— T.Katsumi (@tkatsumi06j) 2017年5月28日
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戦後史のタブーに注目が集まると、今後の思惑に差し障るとした誰ぞかが、やはり圧力をかけたのでしょうか。「昭和の妖怪」に触れて欲しくない!と。
漫画では「魑魅魍魎が動き出す!」とありますが、魑魅魍魎の世界観がバレてしまうと非常に困る魑魅魍魎が今だに蠢めいているということですね。
世界平和への思惑に豹変してもらいたいものです。
「あったものをなかったものにできない。」のですから!