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地球ニュース:サウジアラビア その2
Qからの質問状
【さて、前回御紹介した5日11時台の投稿には、Qからこんな謎かけもあったのです:】
誰がSAで逮捕された?持ち株を保有されているアメリカの企業はあるのか?
何故これが関係あるのか?
ツイッター。
ラスベガス。
最近起こった出来事。
【ここら辺と冒頭に紹介した投稿の点を、見事に結び付けた御仁が11月7日に現れました。それが次の連続コメントです。前回のオイルダラー解説同様、これまた匿名。10回分です。
長いですが、手に汗握る展開でドキドキしました。ラスベガス乱射事件で録音された様々な発砲音の謎と、パドックの不動産云々の怪しげな肩書や度重なるカジノ遊びの謎が解けましたとも!】
長いですが、手に汗握る展開でドキドキしました。ラスベガス乱射事件で録音された様々な発砲音の謎と、パドックの不動産云々の怪しげな肩書や度重なるカジノ遊びの謎が解けましたとも!】
ラスベガスとサウジの繋がり
投稿①
利害関係者:
(名前が長いので、このリストは少々難解になる。この図: http://www.businessinsider.com/a-whos-who-of-the-saudi-royal-family-2015-2 で、誰が誰かが理解し易くなるだろう。)
【ウィキ的な登場人物の解説文なので、省略します。必要があれば以下の本文中に差し込みますが、基本はリンクを貼ってくださった図で十分です(←アラブの主要な王子たちの兄弟・親子関係が一目瞭然! 写真付きで超分かり易い!)。説明文なしなら以下のツイートも便利↓】
🌳This Saudi Royal Family Tree is interesting: pic.twitter.com/xQnpZ13Zgg
— Connie 🇺🇸❤️🇺🇸 (@4everReagan) 14 November 2017
投稿②
遡って2017年5月にトランプ大統領がサウジアラビアを訪問したときのことを覚えているだろうか? 彼がどれほど温かくサルマン国王に迎えられたか覚えているだろうか? 私は覚えている。あれは凄かった。何故彼はあれほどまで歓迎されたのだろう? 何しろ、オバマ大統領の迎えられ方ときたら……とりあえず諸手を挙げてとは形容出来るものでなかったと言っておこう。
【第二弾でQが言及していたと思われる「伝統」、剣舞(アルダ)です。開戦前に男性のみで踊るものだそう。この時、何の戦いの火ぶたが切って落とされたのでしょう。】
トランプの訪問後、サウジアラビアが政策をよりオープンなものにしたことを覚えているだろうか? 今では女性が運転出来るのだ。シリア反乱軍がいかに大人しくなったか気が付いただろうか? 訪問後、ISISがいかに素早く潰されたかお気づきだろうか? 何故サウジアラビアは自分のところの石油会社を突然ニューヨーク証券取引所に上場したがったのか? 何がこれを引き起こしたのか?
これに答えるためには、もう少し遡って行かねばならない。大体2010年頃までだ。
全てはフラッキングがきっかけなのだ。分かるだろうか、サウジアラビア王国(KSA)は常にその富と繁栄を、豊富な石油資源に大いに頼ってきた。
そして彼らは無慈悲だった。OPEC【のことだ】。【要するに】ガソリンのカルテル。OPECがこれまで何度その力を使って、政府を崩壊させ、価格を操り、供給を統制し、活動の資金を提供したことか。もし虐めっ子の集まりが国際的に存在したとしたら、OPECがそれだった。そしてこの組織のトップに居座ったのが、偉大なるKSA様というわけだ。
そしてフラッキングのブームが到来した。突然、この世界はOPECの言いなりではなくなった。これが彼らを不安にした。そこで彼らはいつもの手段に走った。石油をより多く汲み出し、ガスの価格を何十年かの間で最低の額に追い込んだ。
彼らの目的は? これらフラッキング事業を破産させること。KSAは金持ちだ。物凄く金持ちだ。彼らは、ガスの価格を信じられない程低く追いやって、これら新興フラッキング事業が全てこけるまで【自分たちの】損失を覚悟しておけばよいのだと、見積もったのだ。
【フラッキングの様子。ツイッターのリンク先は、オバマ政権のメタン排出量規制に対して13の「赤い州」が訴訟を起こしているという昨年の記事。】The latest Fracking = Methane = Climate Crisis! https://t.co/XMWhBO7wg4 #climatechange
— Berks Gas Truth (@BerksGasTruth) 5 November 2017
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米国とサウジは運命共同体で、オイルダラーは崖っぷち。本当はユダヤ教徒だと指差されている、ハザールのパシリ犬“サウジ王家”の命運や如何にってとこですね(※ただの田舎の部族長が成り上がっただけで、そもそも王家じゃないし)。
今回出てくる4日イエメンからサウジ首都の空港を狙ったとされるミサイルなんですが(※粛清でバタバタしとる割には、サウジ軍がきっちし迎撃した)、サウジってば現在イランを名指しで非難しております。
プレスTVに出演したテヘランの学者さんにめった馬鹿にされていました。おたくらが2年半もの間、イエメンの海も空も閉鎖しとるわ、衛星でも見張っとるわで、こちとらどないしてミサイル運びこむねんって。
おまけに極貧国イエメンはずっと飢餓に喘いでおり、コレラも流行しているんです。その医薬品さえ届けさせてくれないんですよ、サウジアラビアが(と前々から国際支援団体がこぞって抗議している)。イエメンでは食糧の大半を輸入に頼っているんですが、サウジが主要な港も爆撃して使い物になりません。薬一つ許さないクセに、ミサイル渡したって笑うしかない。
同4日にはレバノンのハリーリー首相(サウジとの二重国籍)が、親分サウジのところへいきなり亡命して辞意を表明(自国でやらなかったもんだから、レバノン側に「んな辞表は信用出来る訣ねーだろ」と突っ返され中)。それもサウジはイランが背後にいると言い募っております。9日にはサウジとクウェートとアラブ首長国連邦が、レバノンに滞在している自国籍の人々に速やかに帰国し、またレバノンへの渡航も控えるように勧告。
12日にはサウジが、「イランの干渉」を話し合いたいとアラブ連盟の緊急会合を要請しちゃいました。
これ完全にイランとの戦争を想定してますよね。イスラエルの手先として、第三次世界大戦おっぱじめる気ですよね。ま、面子が大事なお国ですから、もしかしたらパフォーマンスかもしれません。西側が止めに入って、上島竜兵ちっくに宥められてお開きみたいな?
イランはハーメネイー様もいらっしゃいますから何とか大人な対応をしてくださると願いたいのですが、13日にはイランとイラクの国境沿いで大地震が発生。これが核攻撃だったのではないかと噂されています。だとしたら怒り心頭でしょうが、なんとか耐えておくんなせい。