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[ROCKWAY EXPRESS 他]シリア情報相:テロ支援国家が反テロリズムのパートナーだと!

竹下雅敏氏からの情報です。
 1つ目の最後の赤字部分に本質的なことが書かれています。意訳すると、ISISへの、アメリカによるコントロールが効かなくなって来たために、反ISIS連合を組んだということです。
 2つ目の記事を見ると、シリアの反政府武装集団(FSA)を支援し、ISISと戦うということのようですが、“FSAはISIS…に武器を供給している”ということなので、実際にはフルフォード情報で書かれていた通り、“オバマ政権はISISと戦うためにISISを支援する“ということになりそうです。
 アメリカの本音は、何とかISISをアメリカのコントロール下に置いておきたいということだと思いますが、おそらく上手くいかないでしょう。最後の記事でも同じように“こうした勢力がアメリカに反旗を翻すことはありえる”と書かれており、現状でははっきりとこうした傾向が見て取れるということだろうと思います。
 実は2012年9月17日、ちょうど2年前の記事のコメントで、リビアのベンガジの大使館が襲われた事件に対し、“ナチ・ファシスト勢力が育成したイスラム過激分子が、事の真相を理解し、自分たちが利用され最終的に第3次世界大戦の引き金をひかされることを悟ったのではないか”と書いたのですが、櫻井ジャーナルによると、ここでの武器の一部がISISへ渡ったということ、しかもサウジアラビアはISISが次に自分たちを攻撃して来ることに気付いて急激に方向転換をしたということになると、やはりこの時のコメントは正しかったと思います。今回の場合は、私の見解がどうも正しいらしいということがわかるのに、2年かかりました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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シリア情報相:テロ支援国家が反テロリズムのパートナーだと!
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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オバマ政権と米連邦議会はISISを支援しようとしています!
転載元より抜粋)
http://beforeitsnews.com/alternative/2014/09/house-passes-bill-to-arm-syrian-rebels-despite-evidence-of-isis-ties-3030680.html
(概要)
9月17日付け:
米下院は、オバマ大統領が提案するシリアの反政府武装集団(FSA)に対する5億ドルの支援を可能にする法案を通過させました。

この法案は木曜日に上院で可決されることになり、武装強化されたFSAを介してISISの脅威を粉砕しようとするオバマの目的が実行に移されることになります。

しかし。。。米連邦議会は、オバマ政権が盛んに支援しているFSAとISISが深くつながっていることことに目をそらしています。

FSAはISISやアルヌスラ戦線と手を組み、彼らに武器を供給しているということが関係者の証言で明らかになっています。

アルヌスラ戦線はカラムーンでは最強の武装集団であり、FSAは彼らと価値観を共にする限り一緒に戦うことを宣言しています。

7月の報道によると、FSAと共にアサド政権と戦っていた強力なダウド部隊がISISに加わりました。

さらに、FSAの複数の部隊がISISに大量の武器を供給しISISに忠誠心を誓っていることも明らかになっています。

FSAの指揮官らも、12月に、自由シリア軍(欧米が支援する反アサド体制の国民連合)の最高軍事評議会との連携を解消し、ISISに加わったたと発表していました。

オバマ政権がFSAに手渡そうとしている5億ドルの支援金は、オバマ政権が攻撃を宣言したISISを支援していることになるのです。
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[ラジオイラン 他]アメリカ大統領、シリアを攻撃で脅迫

竹下雅敏氏からの情報です。
 これまでも、ISISの斬首動画はアメリカが中東に介入する口実であり、シリアのアサド政権を倒す事が目的の一つではないかという記事を紹介して来たのですが、どうやらそう考えて間違いないようです。ただ、昨年と同様、今回のシリア空爆もうまく行くかどうかはわかりません。
以前お伝えしていたように、サウジアラビアのバンダル王子の改心は本物のようで、その成果の一つが、最近のサウジアラビアの急激な方向転換であったのではないかと思っていたのですが、下の櫻井ジャーナルによると、バンダル王子は“今は国家安全保障問題担当顧問に収まっているようだ”ということで、私の推理は間違っていないように思えます。
サウジアラビアが方向を転換し、ISISの支援から撤退したとなると、このアメリカの“反イスラム国(IS)連合”がアメリカの思惑通り動くとはとても思えません。どうも別のシナリオが動き出しそうです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカ大統領、シリアを攻撃で脅迫
転載元)
87516d04f2efda0d64b6912b1c6e35fb_Lアメリカのオバマ大統領が、シリア政府に対し、防衛システムを攻撃すると脅迫しました。

アメリカの新聞ニューヨークタイムズが伝えたところによりますと、オバマ大統領は、はっきりと、「もしシリア政府がシリアの領空に入るアメリカの戦闘機を標的にするなら、アメリカはシリアの空の防衛システムを消滅させる」と述べました。

オバマ大統領は、「このような措置がシリアによってとられるなら、シリア政府は転覆することになるだろう」と脅迫しました。

シリアは、「もしアメリカが許可なくシリアにあるISISの拠点を攻撃すれば、それを攻撃とみなし、アメリカの戦闘機を標的にする可能性がある」と発表しました。

オバマ大統領は、2ヶ月前から、イラクのクルド人居住区の中心都市であるアルビルの近郊でのISISの動きを受け、イラクの同組織の拠点の空爆命令を出しました。

この1ヶ月で、アメリカ人記者2名がISISによって殺害されたことは、攻撃の裾野を拡大し、シリアでの軍事行動を開始するために必要な下地を整えています。

オバマ大統領は先週、シリアとイラクのISISの拠点への空爆に関する戦略を発表しました。
政治問題の専門家は、「地域のテログループに対抗するアメリカとその同盟国の連合の目的は実際、シリアの合法的な政府に打撃を与えることにある」と述べています。

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自らが作り上げたISと戦うと称して反イスラム国連合を結成した米国政府の目的はシリアの体制転覆
転載元)
アメリカ政府は「反イスラム国(IS)連合」を結成、自らが作り上げたモンスターと戦うのだという。攻撃に参加するのはアメリカのほか、エジプト、イラク、ヨルダン、レバノン、そしてサウジアラビアやカタールを含むペルシャ湾岸の6カ国。さらにグルジアも参加すると言われているが、イランや肝心のシリアも入っていない。(イランは参加を拒否したという。)ISのナンバー2、アブ・オマル・アル・シシャニ(本名はタルカーン・バチラシビリ)はグルジア情報機関のエージェントだと言われている。

NATOの一員でシリアに対する軍事侵略で拠点になっているトルコは軍事作戦に参加しない意向らしいが、イラクで拘束されたISの戦闘員、ハマド・アル・タミミによると、彼はサウジアラビアからクウェート経由でトルコへ渡り、そこからシリアへ入ったという。トルコは現在でもISの戦闘員がシリアへ入る主要なルートになっている。

この「反イスラム国(IS)連合」を使い、アメリカ政府はシリアへ軍事侵攻するつもりだと見る人は少なくない。ネオコン(アメリカの親イスラエル派)は一貫してシリアのバシャール・アル・アサド政権を武力で倒そうとしている。昨年の「化学兵器話」が真っ赤な嘘だったことは明確になった現在、ISを新たな口実にしている。そのためにもISは残虐でなければならい。

昨年の9月末まで駐米イスラエル大使だったマイケル・オーレンは退任前、イスラエルはシリアの体制転覆を望み、アサド体制よりアル・カイダの方がましだとエルサレム・ポスト紙のインタビューで語っている。この「アル・カイダ」を「IS」と読み替えても間違いではない。

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[ラジオイラン 他]露、「シリア政府の同意なしでの、対ISIS空爆に反対」

竹下雅敏氏からの情報です。
 恐るべきジャイアニズム。シリア領内のテロ組織を空爆するにあたって、シリア政府の同意は必要ないというのが、アメリカ。国際法はアメリカにとって、存在しないのと同然です。
 “続きはこちらから”以降では、このことをニューズウィークが解説しています。よくここまで嘘が書けるものだと感心します。まず、いまだにアサド政権が化学兵器を使用したなどと馬鹿げたことを言っています。ウクライナ情勢では、戦っているのはロシアとEUなのだそうです。記事では、西側となっていてアメリカが入るはずですが、彼らの論理ではロシアとEUの仲裁にアメリカが乗り込んだという見解なのだと思います。自作自演の斬首動画で、オバマもその動画が役者によるものだとわかっているにも関わらず、ISISを撲滅すると称して、シリア空爆を宣言。その結果がどうなるかということですが、ニューズウィークでは、“ISISの施設だと思って空爆したら、民間施設であって結果的に誤爆で民間人が犠牲になってアメリカの評価が下がる”と言っており、暗に“テロリストだと思って空爆したら、シリア軍でした。ぜーんぜん、知りませんでした”となることを、予告しています。こいつらのやりそうなことです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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露、「シリア政府の同意なしでの、対ISIS空爆に反対」
転載元)
80c9588a0ac39a55000b3dda46823ed3_L ロシアが、「シリア政府との調整なしに、同国内にあるテロ組織『イラクとシャームのイスラム国』の拠点をアメリカが空爆することに反対する」としました。

ロシア・イタルタス通信によりますと、ロシアのラブロフ外務大臣は9日火曜、同国の首都モスクワで、アフリカ・マリ共和国のディオプ外務大臣と会談し、「シリア政府との調整なしでの、同国への空爆は、中東や北アフリカ地域の緊張拡大を煽るだけである」と語っています。

ラブロフ大臣はまた、「これに関する措置は全て、シリア政府との調整及び、国際的な取り決めに基づいて行われるべきである」と述べました。
アメリカは現在、イラク領内にある『イスラム国』の拠点を空爆していますが、シリアにあるこのテロ組織の拠点も、アメリカの空爆の対象になる可能性が出てきています。また、シリアではイスラム国に掌握されている地域のみならず、政府軍までもが攻撃されるという懸念が存在しています。

アメリカとその同盟国は、シリアで紛争が勃発した当初から、同国の反政府武装勢力の支援により、同国のアサド政権を転覆させようとしてきました。
しかし、こうした努力はアサド政権の転覆に繋がらなかったのみならず、イスラム国のようなテロ組織や過激派組織の強大化を助長する結果となっています。

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ロシア外相:ISISを口実に欧米はシリア軍を爆撃するかも
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[櫻井ジャーナルほか]自らが育てたISを脅威だと叫び、シリアを空爆すると言う米国政府

竹下雅敏氏からの情報です。
 私が見たところ、表面的には様々な集団がそれぞれの思惑に従って動いていますが、もはや本気で第三次大戦を引き起こそうと考えている者は居ないように思います。その意味でISISの動き、そしてネオコンの動きは、これまでの様々な出来事に対する後始末の様相になると思っています。とはいえ、まだまだ地上では様々な出来事が起こり、多くの犠牲者が現れることでしょう。
 2つ目の記事は大変わかりやすく示唆に富むもので、参考になります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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自らが育てたISを脅威だと叫び、シリアを空爆すると言う米国政府はISへの支援を止めないのか?
転載元より抜粋)
 IS(イスラム国。ISIS、ISIL、IEILとも表記)の攻勢を口実にして、アメリカ政府はシリアを空爆すると言い始めた。フォトジャーナリストのジェームズ・フォーリーをISが殺したと8月19日に伝えられた時点で、この斬首はシリアへの空爆を誘うことが本当の目的ではないかと言われたが、現実になってきた。

アル・カイダとISは密接な関係にある。2004年にアル・カイダ系のAQI(イラクのアル・カイダ)が組織され、06年1月にはAQIを中心にしていくつかの集団が集まり、ISI(イラクのイスラム国)が編成された。現在はISと呼ばれている。

2007年には調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュがニューヨーカー誌に、アメリカ、イスラエル、サウジアラビアがシリア、イラン、そしてレバノンのヒズボラに対する秘密工作を始めたと書いている

 この秘密工作が始まった頃にISは組織化され、その後、勢力を拡大していく。シリアの体制転覆に手間取る中、アメリカ/NATOやペルシャ湾岸の産油国はISを含む反シリア軍への支援を強化している。

 2012年にはヨルダン北部に設置された秘密基地でアメリカのCIAや特殊部隊からISは軍事訓練を受けたと伝えられている。

 もし、本当にISを脅威だと考えているなら、アメリカ政府はISに対する支援を止め、サウジアラビアなど湾岸産油国にも同調するように求めることだ。そうしたことなしにシリアを空爆するなら、それはISを創設した目的でもあるシリアのバシャール・アル・アサド体制の打倒が目的だと思われても仕方がない。
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イスラム国のトップは欧米ネオコンのエージェント:戦争をビジネスとする勢力が、敵役勢力のトップを掌握するのは日米太平洋戦争時代から変わっていないと知れ!
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[ラジオイラン]アメリカがシリアの「イスラム国」の拠点攻撃の可能性 / アメリカとテロ組織「イスラム国」

竹下雅敏氏からの情報です。
 本日の1本目の記事で、“ISISによる米国人記者の斬首動画はやらせ”という、大変鋭い見解の記事が出ましたが、確かにこう考える方が理に適っているようです。
 また、昨日の櫻井ジャーナルの記事において、“シリアへの空爆を誘うことが本当の目的ではないか”という見解がありましたが、以下の記事を見ると、その可能性が高いということがわかります。ここは正しい情報と人々の監視が必要なところで、2つ目の記事の文末の通り、“中東における新たな戦争の開始…に過ぎないものとなる”ということにならないようにしたいものです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカがシリアの「イスラム国」の拠点攻撃の可能性
転載元より抜粋)
55f5c705333a99746ef6eb1241c2489e_Lアメリカのローズ大統領副補佐官が、テロ組織「イラクとシャームのイスラム国」のシリアにある拠点を攻撃する可能性を否定しませんでした。

イルナー通信によりますと、ローズ副補佐官は、アメリカのシリア空爆の可能性について、「アメリカに地理的な制限はない」と述べました。

さらに、「アメリカの防衛やアメリカに対するテロ計画の阻止が問題になれば、何も制約になるものはない」と強調しました。
ローズ副補佐官は、アメリカ人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏がテロ組織「イスラム国」に殺害されたことを受け、「このテロ組織に拘束されているアメリカ人は他にもいる」と語りました。

イラクとシリアの軍や民兵が、テロ組織「イスラム国」の掃討において数々の成功を収めている中で、フォーリー氏を殺害する映像が公開されたことは、西側の政府やメディアに、この2つの国への軍事介入の必要性を訴える口実を与えています。

フォーリーさんは、2012年にシリアで「イスラム国」に拘束され、数日前にイラクで殺害されました。

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アメリカとテロ組織「イスラム国」
転載元)
7e1000578c6bc8ea42d446acecbe1921_Lアボルファトフ解説員

イラクでのアメリカ人ジャーナリストの殺害映像が公開された2日後、アメリカのヘーゲル国防長官は、テロ組織「イラクとシャームのイスラム国」は組織的なグループで、強力な軍備を保有しており、その撲滅には長期的な戦いを要するだろうとしました。
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