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崩壊する北村大臣の答弁と官僚の代理答弁を強行する委員会 / 黒川検事長の定年延長が違法であることを突き止めた山尾しおり議員

 国会が無残です。重要な課題は山積みですが、今、国民が見せられているのはまともな審議にすらならない国会の冒涜です。
 7日の衆院予算委員会で、黒岩宇洋議員が公文書の保存期間について確認を求めた北村誠吾大臣の答弁があまりにもお粗末で、審議中断のまま休会になりました。そして10日、改めて審議が開始されるはずでした。ところがその開始からすでに波乱です。北村大臣の答弁不能を見越して、政府側は官僚を参考人として呼ぶことを強行しました。本来理事会で合意を得るべきものを問題児、棚橋委員長の職権で怒号の中、抜き打ちのように決めました。
推薦者名簿の保存期間を3年と決めているのは「別表のどの部分を参酌(従うべき基準)したのか、どの規定を根拠としたのか」「最も適当な規定を28項という理解で良いか」をただすだけなのに、指名してもいない政府参考人「ワタナベキヨシ」氏が出てきて大臣の代わりに答弁をします。野党猛抗議にも関わらず代理答弁で「北村大臣が『文書管理課』という誤った答弁をしたのは自分が間違った資料を渡したから」と大臣をかばうのですが、その直後、やはり北村大臣は『文書管理課』と誤った答弁を繰り返し、一体何が問題なのか、さっぱり理解していない様子。見ている国民の怒りを代弁するようにインドア派キャンパーさんが連ツイをされていました。事態があまりにもぶっ飛んでいるので、この議題がそもそも「桜を見る会疑惑」だということすら忘れていました。
 このような人物を大臣に任命することで、国会を停滞させることが安倍総理の狙いなのかとすら思えてきます。

 この日の午後、山尾しおり議員が「黒川検事長の定年延長問題」を取り上げました。すでに法曹からは違法性が指摘されていましたが、丁寧な調査に基づく質問によって、内閣府がごり押ししようとしている戦後初の検察官の定年延長の異常さを明らかにするクリーンヒットでした。
山尾議員は、国家公務員法に定年と定年延長の規定ができた時の国会の議論を議事録で辿り、当時の政府答弁に「今回の定年制は検察官には適用されないことになっている」との文言を確認しました。つまり森法務大臣が国家公務員法を根拠に定年延長しようにも、その立法趣旨から根拠になり得ないことが明らかになりました。森法務大臣の小賢しい言い訳答弁にも、当時の議論を元にきっちり論破していき、まさに国会審議らしい展開でした。ところが問題児、棚橋委員長は「それは立法の時の事情でしょ、法解釈とは別の問題だ」と信じがたい大臣擁護をしています。その法解釈が違法だというのに。
議事録すら知らないと開き直る森法務大臣に対し「せめて前提事実である議事録を読み、今回のような法的根拠のない、明文に違反する措置は再検討をすべき」と要請し、さらに黒川検事長に対しては、「政府からの延長要請があっても毅然とはねのけることが検察庁の独立と信頼を守ることになる」と訴えました。このまともなメッセージが官邸の用心棒・黒川氏に届くかな。
(まのじ)
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四国伊方原発3号機運転の差し止め決定、広島高裁・森裁判長に賞賛の声が続々

 思わず二度見しました。四国伊方原発3号機の運転差し止め決定ですと!
昨年3月に山口地裁岩国支部で、運転差し止めを求める住民側の訴えを退けた無情の一審決定を取り消しました。原発再稼働にまともな司法判断など出ないと思い込んでいましたので、嬉しいよりビックリです。ネット上の反応も予想外と受け止められたようで、ちょうど桜を見る会ヒアリングを追って見ていた宮本徹議員のツイートも「!!!」。
 少し前の1月15日には同じ広島高裁で、上関原発埋め立て免許取り消しを求める住民側の訴えを、金村敏彦裁判長は棄却しています。
 今回の広島高裁の森一岳裁判長は、目前に定年退官を控えておられるようで、忖度なく良心に従った判断が可能だったのでしょうか。多くのツイートにあるように、まのじも「ありがとうございます!」の気持ちです。住民側と四国電力側にプレゼンテーション形式での説明を求め、その結果、四国電力の調査結果について「十分な調査をしないまま活断層が存在しないとし、その判断を元に耐震対策をしている」ことを見抜き、原発事故の危険性を正当に評価されました。
 四国電力は、不服申し立てをする方針だそうです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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カルロス・ゴーン氏の笑劇の日本脱出作戦! ~「ゲートを通過するゴーン氏」

竹下雅敏氏からの情報です。
 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 「ゲートを通過するゴーン氏」を見て大笑い。新年は“笑い”から始まるのがいいかなと思って、カルロス・ゴーン氏の笑劇の日本脱出作戦を取り上げることにしました。カルロス・ゴーン氏の逮捕について言えば、日本の軍事技術がフランスを経由して中国にもたらされることを恐れたアメリカの思惑によるものだと見ています。なので、カルロス・ゴーン氏は割を食ったと思います。「60」枠で出国したのではなく、「Q」枠で出国したのではないかと思います。
 日本の司法制度は、暗黒の中世のレベルでどうしようもないので、カルロス・ゴーン氏の声明文は納得です。今後のカルロス・ゴーン氏と日本の司法制度との対決は、かなり興味深いものになりそうです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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山口敬之は書類送検されているにもかかわらず、2016年の参院選に合わせて「総理」(幻冬舎)を出版していた ~山口敬之も幻冬舎も“不起訴になるのを知っていた”

竹下雅敏氏からの情報です。
 詩織さんの事件で、山口敬之に逮捕状が発行されているにも関わらず、逮捕直前で、当時の警視庁刑事部長・中村格が逮捕を止めさせました。
 冒頭の記事の時系列をご覧になると、山口敬之は書類送検されているにもかかわらず、2016年の参院選に合わせて、「総理」(幻冬舎)を出版しました。参院選当日には、新聞各紙に広告が大きく掲載されました。
 この流れを見れば、山口敬之も幻冬舎も、“不起訴になるのを知っていた”としか思えません。
 モーニングショーで、玉川徹氏は、山口敬之とあべぴょんが、とても親しい関係であると伝えています。以前の記事で既にお伝えしますが、あべぴょんと山口敬之と中村格は、皆、カルト教団「慧光塾」の信者なのです。
 「安倍晋三は強姦魔の山口敬之を同じカルトの慧光塾仲間のよしみで愛用し暗黒政治を実現した」と題する記事によれば、情報筋からの話として、「慧光塾」の教祖・光永佐代子の背後にはCIAがいて、“郵貯を始め日本の金融界の乗っ取り工作に利用したのであるが、狙ったカモが安倍という名の仮装夫婦だ”と書かれています。
 安倍政権の数々の売国政策を見ると、この記述は正しいのではないかと思います。それにしても、仮装夫婦を完全にプロファイルして、カルト教団の信者にしてしまい、日本を思いのままに操るという工作をCIAが行っているとすれば、愛国者にとって、なかなか手強い敵だなという感じです。
 新興宗教はもちろん、チャネリング情報なども、彼らは巧みに利用して人々を誤誘導するので、ほとんどの人は何もわからず、彼らに利用されっぱなしです。
 “続きはこちらから”をご覧ください。ラサール石井は、一緒に出演していたコメンテーターたちが、詩織さんの事件のことを知らなかったと言っています。多くの人は、テレビが大騒ぎをして初めて、「重大なニュース」だと思うようです。今の若い人たちは、政治に関心が少なく、ニュースランキングで上位に上がらなければ、何も知らない可能性が高いです。
 事実を知ることが、現状を改善する最短コースなのです。こうした部分は、量子力学の世界観に合い通じるものがあると思います。「見ること」が、世界の流れを変えてしまうのです。
 そうした意味で、何も知らない、知ろうとしないことは、問題を長引かせてしまいます。「地底人対最低人の戦い」というフレーズが、どうしても頭に浮かびます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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詩織さんの事件 発生から「総理」発売、不起訴になるまでの謎の時系列
引用元)
(前略)
山口敬之氏によるレイプ事件の時系列
2015年4月03日 事件勃発
2015年4月30日 高輪署で告訴状受理。
2015年6月   逮捕状が発行される。
2015年6月04日 山口敬之が日本に帰国するタイミングで「成田空港で逮捕する」という連絡が入る。
2015年6月08日 捜査員から「空港までは行ったが上からの指示で逮捕できなかった」と連絡が入る。
2015年8月26日 書類送検。 
2016年5月   山口敬之はTBSを退社。
2016年6月09日 著書『総理』(幻冬舎)を出版。
2016年7月10日 参院選当日に、新聞各紙に山口敬之『総理』(幻冬舎)の広告が大きく掲載される。
2016年7月22日 嫌疑不十分で不起訴に。
2017年5月29日 詩織さんが記者会見を開き、東京検察審査会に不服申し立て。

当時の新聞広告

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

山口氏が書類送検され、レイプの容疑者となってから不起訴になるまでの間に「総理」は発売され、参院選当日に大きな広告が新聞に掲載され、実質的にアベ氏の宣伝ツールとなった。
(中略)
まるで不起訴になるのを知ってたみたいじゃないですか。
(以下略)
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伊藤さん性的暴行、山口敬之氏の逮捕を中止した元刑事部長は菅官房長官の元秘書官だった
引用元)
(前略)
「週刊新潮」(新潮社)は2017年5月25日号で、高輪署員が成田空港で帰国する山口氏を待ち受けていたところ、当時の警視庁刑事部長だった中村格氏(現・警察庁長官官房長)が「本件は本庁で預かる」と主張したため、逮捕が取りやめになったと報じている。
(中略)
「所轄の捜査員に対して本庁の刑事部長が逮捕停止を命令するということは、よほど差し迫った状況でなければありません。そもそも所轄署は都内に全部で102署あり、それぞれが捜査を行い、膨大な数の逮捕状が発行され、多くの容疑者が日々、逮捕されています。その中からどうして山口氏の件をピックアップし、刑事部長が自ら差し止めたのか。非常に不可解です」
 
 一方、現場の捜査員からは不満の声も聞かれる。
 
「民事で有罪が出れば、捜査上の細々とした事情など関係なく、現場の警察官の面目は丸つぶれです。少なくとも当時、空港まで山口氏の身柄を取りに行った捜査員は、表面は取り繕っていても、はらわたが煮えくりかえっているようですよ。(中略)… 警察組織では不条理なことは多々ありますけど、今回の件は殊更です。」
(以下略)
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玉川徹氏「性暴力裁判」で敗訴の元TBS山口氏は「安倍総理とものすごい親しいですよ。番組にも何回も出てもらったけど、直接電話できるんですから…」
引用元)
(前略)
 19日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)では(中略)… 今回の判決を受け海外メディアが山口氏について「安倍総理と親しい」と伝えている記事を紹介した。

 これを受けてコメンテーターで同局の玉川徹氏は、過去に山口氏が番組に出演したときを振り返り「山口さんは安倍総理とものすごい親しいですよ。番組にも何回も出てもらったけど、直接電話できるんですから。直前でも直接話をして情報を取ってもらったことも確かありました」と明かした。
(以下略)
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配信元)
 
 
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伊藤詩織さん勝訴!山口敬之に330万円賠償命令 ~性行為に「同意はなかった」ことが認められた

竹下雅敏氏からの情報です。
 伊藤詩織さんが、元TBS記者の山口敬之を訴えた裁判で、勝訴。裁判長は330万円の支払いを命じたとのことです。とりあえず安堵しました。しかし、安倍政権が続く限り、上に行くほどひっくり返される可能性が高くなるので、気が抜けません。当たり前の判決が確定するためにも、安倍政権には早々に退いてもらって、政権交代を実現しなければならないと思います。
 要点は、性行為に「同意はなかった」ことが認められたということらしいのですが、山口敬之はこの判決に「まったく納得できない」として控訴するようです。しかも、彼にすれば、詩織さんの方が自分をはめた犯罪者という認識らしい。ここまで正邪が逆転すると、違う宇宙に住んでいるのではないかとすら思ってしまいます。
 気になるのは、記事の中で「山口敬之さん」となっていること。山口敬之は、「私は伊藤詩織さんを虚偽告訴と名誉棄損で刑事告訴しています…伊藤詩織容疑者と書いていただきたい」と記者会見で語ったようです。
 山口敬之が正直者か嘘つきかは、尾張おっぺけぺーさんの動画をご覧になると即座にわかります。動画を見て驚くのは、「誰も見たことのない谷FAXを使い出鱈目嘘解説」を平気で行う様子です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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元TBS記者に賠償命令 伊藤詩織さん勝訴
配信元)
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伊藤詩織さん勝訴 「性暴力被害」裁判、山口敬之さんに330万円賠償命令
引用元)
(前略)
ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者のジャーナリスト・山口敬之さんから性暴力被害にあったとして、慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が12月18日、東京地裁であり、鈴木昭洋裁判長は330万円の支払いを命じた。
(中略)
判決は、山口さんの供述について「不合理に変遷しており、信用性には重大な疑念がある」と指摘。伊藤さんの供述から、山口さんが合意のないまま性行為に及んだと認定した。
 
また、伊藤さんがおこなった記者会見などについて、山口さんは名誉毀損だとして反訴していたが、「公共性および公益目的がある」との判断を示した。
 
地裁では、伊藤さんの記者会見での発言などで名誉を毀損されたとして、山口さんが伊藤さんに1億3000万円の損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟も併合して審理されたが、山口さんの反訴は棄却された。
(以下略)
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配信元)





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