注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
イギリス政府は10日、新型コロナウイルスは公衆衛生に「深刻で差し迫った脅威」をもたらすと表明しました。感染が疑われる人を強制隔離する法的根拠を強化するのが狙いとみられます。
(中略)
湖北省の致死率18%
世界の感染症を分析している英インペリアル・カレッジ・ロンドンMRCセンターはこの日、湖北省では感染が確認された患者の致死率は18%、中国本土からの旅行者では1.2~5.6%、全体では1%前後まで下がるという新たな分析結果を発表しました。
湖北省の致死率が異様に高いのは重症患者にしか手が回らず、死者に対する感染者の母数が小さいためだとみられます。
(以下略)
(以下略)
中国湖北省などで活動をしている専門家は記者会見で、「エアロゾル(空気中に漂う微粒子)による伝染が起きている」と発表し、濃厚接触以外の形で感染が広がっていると指摘。この情報を中国メディアやBBCなども取り上げ、空気感染の可能性も否定はできないとしています。
また、専門家チームのリーダーである鐘南山医師は今までの調査結果をまとめ、「初期状態だと患者の半数以上は発熱などの症状が無く、潜伏期間は最長で24日間に及ぶ」と言及しました。
(中略)
新型コロナウイルスについては現時点で分からないことも多く、予防原則として最悪の事態を想定するべきであり、日本政府や厚生労働省の対応はあまりにも遅すぎると言わざるを得ません。
【速報】#新型コロナウイルス 潜伏期間最長24日より長い可能性、武漢から山西省に戻った女性が42日後に #新型肺炎 と診断される https://t.co/gpGCMJVOVy
— 𓉤箱コネマン𓁷 (@HAKOCONNEMAN) February 11, 2020
【速報】中国政府発表の #新型肺炎 感染者数の増加がピークアウトした理由が判明、中国国家衛生委員会が症例定義を「#新型コロナウイルス 検査陽性でも"無症状者"は感染者に換算しないとした」 pic.twitter.com/iiRD2SLSHn
— 𓉤箱コネマン𓁷 (@HAKOCONNEMAN) February 11, 2020
上海の専門家、武漢肺炎のウイルスは空気感染する。数百メートル飛ぶhttps://t.co/0ou1P6D7hd
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) February 10, 2020
» 続きはこちらから
時事ブログでは新型コロナウイルスについて、「その正体はかなり悪質」らしいとコメントしていたわけですが、箱コネマンさんのツイートによると、“武漢から山西省に戻った女性が42日後に新型肺炎と診断される”とあり、潜伏期間は最長24日よりもさらに長い可能性があります。かなり厄介なウイルスで、感染拡大を避けるのは難しいでしょう。
午後7時のニュースで、政府のチャーター機で中国・武漢市から帰国した日本人2人が、帰国時の検査では陰性だったにもかかわらず、新型コロナウイルスの感染が確認されたとのことです。第2便で帰国した40歳代の男性は、幼い子供と一緒だったため、2月1日に埼玉県内の自宅に帰宅していたということらしく、ここからさらに感染が広がるかも知れません。
国民はどこまでこの無能な政権を見逃すのでしょうか。