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森友学園と国側の特例尽くしの異常な契約 …そして、安倍総理ピンチで決まって飛んでくる北朝鮮ミサイル

竹下雅敏氏からの情報です。
 あべぴょんは、“妻は騙された”と発言していたのですが、立憲民主党の逢坂議員に、どういう意味の発言かを問われ、パニックになったようです。
 また、川内議員の質疑によって、森友学園と国の契約が、特例ずくめの異常なものであった事がはっきりとしました。こうなると、関係者の証人喚問が絶対に必要だという事になってきます。
 あべぴょんが追い詰められると、例によって北朝鮮がミサイル発射するという陰謀論がまたも正しかったようで、あべぴょんが“3ヶ月ぶりに首相公邸に泊まったと思ったら…北朝鮮がミサイル発射”という状況です。
 常識で考えれば、北朝鮮に圧力をかけるあべぴょんは、金正恩の敵のはず。米朝対話のチャンスを逃してまで、あべぴょんに協力する金正恩とあべぴょんの関係は、一体どうなっているのか?
 アメリカも含め、ミサイル発射騒ぎが茶番であることが、一層はっきりしたように思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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さあ安倍晋三は白状したぞ、次は昭恵、佐川、谷の番だ!
転載元)
(前略)

立憲民主党の長妻昭議員、川内博史議員、逢坂誠二議員は、よく頑張ったと思います。

(中略)



この中で逢坂誠二議員は、11日のテレビの党首討論での発言、

(中略)

「騙された」というのは、どういう意味か? と、安倍晋三を問いただしています。

(中略)

安倍「あの、私の、テレビの発言はですね、今、委員がご紹介された発言の前に、私、このように申し上げてるんですが『籠池さん自体が詐欺で逮捕され起訴されました。これはまさにこれから司法の場に移って行くんだろうと、思います』これは事実、つまり現段階においては、捜査当局は、詐欺の疑いで逮捕しているということ。ま、これを紹介した、ところ、でございます。同時にまた、籠池氏は、ですね、たとえば、朝日新聞のインタビューに答えて、小学校の申請に於いて、安倍晋三記念小学校と申請したと、こう述べています。これを朝日新聞は大きく報道し、であるからこ、当然当局は、私とのかかわりを認識したんだろう、と言って追及をし、それを元に民進党の方々も、これを事実として、ずっと私と国会で追及してきたのは事実、であります。私は残念ながら、確認のしようがなかったんですが、本当かどうかをですね、その段階では、それは、黒塗りにされておりましたら、これは分からなかったわけでありますが。これは黒塗りにされたということは、そうなんだろう、籠池さんもそう言ってるんだから、籠池さんが言ってることは間違いないと、さんざん私もそれで追及されたわけでありますが、私からは、私から籠池さんには、私の名前を使うのは止めてくれ、ということを正式に申し上げたわけでございますが。残念ながら、その後、籠池氏は、実は私の名前を、使うのを止めてくれと言ったにもかかわらず、安倍晋三記念小学校というものが書かれたもので、寄付を使っていたわけでありまして。そういうことを、行為をするのであれば、いわば、警察が、詐欺として、逮捕するということは、それはそういうことなんだろうなぁということを、私は思った、わけで、ございます。つまり、そういう、ことが、たびたび、あったと、いうこと、でありまして。つまり、今申し上げましたように、え、・・・・」

(中略)

もともと頭の悪い男ですが、追い詰められるとパニックになって自分でも何を言ってるのかわからなくなるようです。

(中略)

そもそも関わってないと騙されることさえも無いのです。

騙されたということは関わっているからこそで、大幅値引きは騙された結果なのです。

つまり関与していたとうことを白状したに等しいのです。

政府が森友学園巡る音声データの存在認めました。

これも大きな収穫です。

政府が森友学園巡る音声データの存在認める
https://www.shikoku-np.co.jp/flash/20171128000168

ということは佐川国税庁長官の発言も嘘だったということになります。

そうなると次に必要になってくることは、当事者の佐川国税庁長官と安倍昭恵、その仲介をした谷査恵子の証人喚問です。

(以下略)
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【特例尽くし】森友学園と国側との契約、「売買金額非公表」「分割払い」「売却前提の借地契約」「瑕疵担保責任免除」いずれも森友のみ!
転載元)
どんなにゅーす?

・2017年11月28日、衆院予算委員会の2日目において、野党側が国側に森友疑獄を追及。改めて森友学園と国側との契約の異常性を突きつけた。

・中でも、「売買金額非公表」「分割払い」「売却前提の借地契約」「瑕疵担保責任免除」などの4つの特例は、「972分の1」や「1214分の1」「1194分の1」「過去事例無し」など、特例中の特例だったことが判明。改めて、昭恵夫人が名誉校長を務めることが決まっていた森友学園に特別な力が働き、異常な値引き額が決まった疑いが強まっている。

(中略)


(中略)



(中略)


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ペド聖職者の犠牲者が立ち上がり#ChurchTooというハシュタグが普及 …「信じ切っていた者に裏切られるということが今に起こる」

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事の冒頭で、翻訳者の方が、いずれ“信じ切っていた者に裏切られる”ことになると書いています。これは、どんな真実が暴露されても、それを受け入れる心の準備が必要だと常々説いているコーリー・グッド氏とディビッド・ウィルコック氏の発言ではないかと思います。
 時事ブログでは、日本人の無宗教性という長所を考慮して、あらかじめ真相を暴露しています。
 例えば、イルミナティなどの悪魔崇拝に抵抗しているキリスト教の人たちは、悪魔に対抗する上で、熱心にイエス・キリストに祈っていると思います。祈り自体は神の元に正しく届き、2007年の天界の改革以降に、キリストの地位に就いている聖フランシスの元に届きます。
 しかし、当のイエス、そして天界の改革以前に、この2000年間キリストの地位にあったマイトレーヤは、既に滅びて存在しないことをお伝えしています。
 私は事実をお伝えしているだけですが、日本ならいざ知らず、キリスト教文化圏において、これらの事実が素直に受け止められるとは思っていません。
 中西征子さんが、プレアデス人宇宙飛行士Ra Tesh氏のイラストを描き、彼女のメッセージを伝えたことからもわかるように、私たちの太陽系に関与している宇宙人が、ようやく私が説明している情報が正しいことを認識しました。
 なので、長い時間をかければ、いずれ地上の人々も真相を理解するようになると思っています。しかし、地球の解放に努力して来た人々ほど、真相は彼らの心を傷つけるものになるかも知れません。まさに、“信じ切っていた者に裏切られる”ことになるのです。今では、当のコーリー・グッド氏やディビッド・ウィルコック氏ですら、開示された真実を冷静に受け止めることが出来るかどうかが、はっきりしないと思うようになっています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ペド聖職者の犠牲者が立ち上がり、#ChurchTooというハ
シュタグが普及
転載元)
莫大な数の僧職による子供虐待被害者が、社会メディアに躍り出る

【訳者注】この記事から、実態は我々の想像を超えるものだろうと推測できる。外の世界の“ペドフィリア文化”とともに、「宗教界でも」起こっているこの悪辣非道と、それが一挙に明るみに出るというこの事態は、偶然の出来事ではないであろう。これは、「そこから何かを学び取れ」という、我々に与えられた“終末現象”に違いない。トップが腐れば下々が腐るのは当たり前だが、このトップは政治の世界でなく、一般人が信じ切り、魂を預けていた、精神世界の指導者たちである。デイヴィド・ウィルコックが、何年も前に「信じ切っていた者に裏切られるということが今に起こる」と予言し、その挿絵(写真)に、ある男女が不倫行為の最中に、突然、妻が現れる場面が使われていたが、この裏切りはそれどころの話ではない。「何かが根源的に間違っている、世界を根本的に変えよ」という信号に違いない。


Jay Greenberg, www.nnettle.com
November 24, 2017


聖職者によるペドフィリアの犠牲者が、社会メディアにあふれるようになり、宗教的人物の手による子供虐待の事実が次々と明らかになって、新しい#ChurchToo というハシュタグが、社会メディアで流通している。

勇気ある犠牲者たちが前面に現れて、男、女、それに子供たちを強姦したペドファイル神父や牧師たちを、追い出している。

(中略)

ABC の報道によると:――ハリウッドやワシントンでの、組織的な性的ハラスメントや襲撃が暴露されたことに引き続いて、世界中の女性が、教会内での虐待の個人的な物語をツイートし、女性に対するセックス主義や暴力に貢献していると彼らが言う、宗教的な教え、指導者、その文化を、暴こうとしている。
http://www.abc.net.au/news/2017-11-24/church-too-christian-victims-of-abuse-joinsocial-media-twitter/9188666

#ChurchToo(教会でもまた)が生まれた。
https://twitter.com/hashtag/churchtoo?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=http%3A%2F%2Fwww.abc.net.au%2Fnews%2F2017-11-24%2Fchurch-too-christian-victims-ofabuse-join-social-media-twitter%2F9188666

話し言葉詩人の Emily Joy や、作家で宗教的トラウマ研究者の Hannah Paasch によって始められた、このハシュタグ#ChurchToo は、またたく間に、女性たち(や男性たち)のオンラインのたまり場となり、探られた、レイプされた、強制された、しかし教会共同体の教区民や牧師には信じてもらえなかった、という話の公開の場となっている。

その大きなうねりがやってきたのは、同じ週、ABC ニュースによって、多くのオーストラリアの女性たちが僧職の夫*によって虐待されてきたこと、そしてどの宗派の教会でも、彼らの訴えを無視あるいは否定し、適当なケアをしていないことが明らかになったときだった。[*clergy husband: 英国国教などで、男性僧と女性僧が結婚するしきたりがある]

(中略)

アリゾナ州フェニックスに住むミズ・パーシュは、ABC ニュースにこう語っている:――

私は、体験者たちの物語をオンラインで調べ、自分でも体験し、友人たちが虐待の余波とトラウマに耐えているのを支えてきましたが、一方で、彼らに対するケアは全くなく、彼らをケアし、支え、保護するはずの信仰共同体からは、敵意を受けることさえよくあるのです。

(中略)

家庭内暴力のキリスト教徒経験者のためのウェブサイト、「正義を求める叫び」のリーダーBarbara Roberts は、#ChurchToo は、オーストラリアを含め、教会内の虐待問題の表面をかすったに過ぎないと言った。彼女は ABC ニュースにこう話した:――

「経験者の物語のこの噴出は、もっと増えるかもしれません。そうなることを望みます。しかし、これに静かに共謀し、この虐待が起こるのを助長した男性たちは、彼らのやり方を改めるでしょうか? これが大きな問題です。

(中略)

最初に、教会指導者が耳を傾けるべきだと、ミズ・パーシュは言った。

私は、教会リーダーが、会衆の前に虐待者を引き出し、彼らの有害な神学が、経験者の人生に及ぼした、はかりしれない苦痛と損害が、どれほどのものかを味わっていただきたいのです。」
――以上  

中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の進展 ~世界で孤立している日本~

竹下雅敏氏からの情報です。
 習近平氏が提唱した巨大経済圏構想「一帯一路」が、いかに凄いものかがよくわかる記事です。この経済構想は、中国国民だけではなく、世界中の人々を貧困から救い出そうとする計画であるかのように見えます。リーマンショックが転換点となり、“今やアメリカを中心とした世界秩序が終わりを告げようとしている”のです。外交とはどこまでもアメリカについて行く事だと信じて疑わない日本の官僚は、完全に世界の潮流から乗り遅れ、国益に反することばかりしています。
 あべぴょんの思惑とすれば、世界中に金をバラ撒いて味方につけ、TPPで中国包囲網を作り、アメリカと一緒に南シナ海を導火線として、生意気な中国をやっつけてやるという感覚だったのだと思います。ところが、まさかのトランプ政権の出現で、全てがひっくり返ってしまいました。
 中国包囲網どころか、世界で孤立しているのは日本の方です。トランプ外交を見ていると、背後に親中のキッシンジャー博士が居るのが明らかで、アメリカは中国と戦争をする気など全くありません。トランプ大統領が中国に接近したのを見て、慌てて中国との関係を改善しようと焦り始めています。
 記事の文末で、“潮目が明らかに変化している世界情勢”に日本政府がこれからどう向き合うのかが問われていますが、はっきり言って、無能なあべぴょんでは無理です。現在の危機的状況から脱するには、出来るだけ早く首相を変えるよりありません。
 中国、韓国に太いパイプを持つ小沢一郎氏が日本の首相として最も望ましいとは思いますが、これまでにジャパン・ハンドラーズによって植え付けられた氏のダーティーなイメージが、これを難しくしています。次善の策として、福田元総理にもう一度復活してもらうのはどうでしょうか。
 それとも、このままあべぴょんと玉砕覚悟で、安倍叫喚地獄に突入しますか? 日本人の目覚めのためには、この方が早いと言う人がいるかも知れませんが、おそらく最悪の選択になると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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世界秩序の変化映し出す一帯一路 米国の覇権支配終焉と新興国の台頭
転載元)
ドル支配揺らぐなか各国が思惑


 中国の習近平国家主席が2013年に提唱した巨大経済圏構想である「一帯一路」が進展している。(中略)...

 「一帯一路」構想の「一帯」とは「陸の経済圏」、「一路」は「海の経済圏」を意味する、中国とヨーロッパを結ぶ巨大な広域経済圏構想である。

 中国大陸とヨーロッパが位置するユーラシア大陸は陸続きであり、陸路で中央アジアを経てヨーロッパに続く「一帯」、すなわち「シルクロード経済ベルト」とも呼ばれる。(中略)...

 「一路」は中国から南シナ海、インド洋、アラビア海を経て地中海に至る海上ルートのことで、「海上のシルクロード」または「真珠の首飾り」と呼ばれている。ミャンマー、スリランカ、パキスタン、さらにはギリシャの重要港湾の機能を向上させ、中国の船舶が自由に使用できる体制づくりがおこなわれている。

 (中略)...今年5月、各国首脳も参加する国際会議が初めて開催された。(中略)...

 この会議の基調講演で習主席は、対象地域への累積投資が500億㌦(約5兆5000億円)にのぼると強調した。さらに「シルクロード基金」に1000億元(約1兆6000億円)の追加出資、国営金融機関による3800億元(約6兆800億円)の融資、対象国に今後3年間で600億元(約9600億円)の援助をおこなうといった方針を発表した。

(中略)

 「一帯一路」構想の発表と前後して進んできたのが、同構想を資金面で支える政府系投資ファンド「シルクロード基金」や「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」の設立である。「シルクロード基金」は政府の外貨準備、政策金融機関などが資金を拠出する。

 AIIBは今年6月、米国の格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスから最上位の「トリプルA」の格付けを得た。このことは低金利で債権を発行して資金を調達できることを意味する。主要七カ国でAIIBに参加していないのは日本とアメリカだけである。日本政府はこれまで「中国主導では信用力に問題があり、高い格付けが得られずに資金調達は困難」として牽制してきたが、思惑は完全に外れた。

(中略)

 AIIBは、中国を最大の出資国としてロシア、インド、イギリス、フランス、ドイツ、韓国、インドネシアなど57カ国で2015年暮れに発足した。その後1年半で「加盟承認国は80カ国・地域まで増大」し、100カ国に迫りつつある。日米主導で戦後のアジアのインフラ整備を牽引してきたアジア開発銀行(ADB)の加盟国67カ国・地域を大きく上回っている。さらにAIIBはヨーロッパ、アフリカ、南米などアジア以外にも参加を積極的に働きかけている。

 ちなみに、第2次世界大戦後の国際金融の世界では、信用力の高いアメリカ、日本が加盟しなければ、高い格付けを得るのは難しいとみられてきた。ところが今回日米が参加していないAIIBが最上位の格付けを取得し、「一流の国際開発金融機関」のお墨付きを得たことは日本とアメリカに大きな衝撃を与えた。(中略)...

 「一帯一路」構想とかかわって、中国企業の銀行や保険、資産運用会社の海外買収も活発化している。(中略)...中国の海外買収の狙いは巨額の資金と技術で、金融の体力強化に迫られていることによる。中国企業による海外の金融機関の合併・買収(M&A)は、今年の初めから5月までで90億㌦近くとなっており、昨年一年間の120億㌦に迫っている。

(中略)
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シリア、ロシアとイランは外交、アメリカと同盟諸国は戦争推進 …アメリカが尊重すべきはシリアとの和解、イスラエルはパレスチナの人々と和解

竹下雅敏氏からの情報です。
 トランプ大統領が、トルコのエルドアン大統領に、シリアのクルド人武装組織(YPG)への武器提供を停止すると約束したようです。もはや、アメリカが何をしたいのかがよくわからない状況になってきています。これは、彼ら自身がどうしていいかわからないからのようで、下の記事では、“現在、失敗した政策の代替策を見出そうとして必死の努力をしている”とあります。
 今回の約束で、アメリカはクルド人独立国家「クルディスタン」の建設を諦めたことがわかります。取り敢えずの中東政策として、マティス国防長官は、米軍が出来るだけ長くシリアに留まるつもりでいるようです。記事では、和平実現をダメにしたがっている勢力がいるとありますが、マティス国防長官はその1人だと思います。大規模な戦争は望んでいませんが、和平が実現すると米軍が駐留する理由がなくなってしまいます。要するに、彼は紛争が飯の種だと思っているわけです。
 サウジアラビアでハザール・マフィアの粛清が起こっていますが、明らかにトランプ政権と協調して行われています。この政変と並行して、サウジアラビアはレバノンに対する圧力をかけ、中東でイランが勢力を拡大するのを牽制しようとしているようです。ところが、マティス国防長官は、レバノン、イランと戦争をする気は全くないようです。アメリカにすれば、ロシア、イラン、トルコの協力関係は甚だ具合が悪いようで、なんとかこの関係に楔を打ち込みたいというところから、トランプ大統領はエルドアン大統領の機嫌をとる約束をしたのではないでしょうか。
 しかし、エルドアン大統領のアメリカに対する不信はそう簡単には消えないでしょう。ロシアは、アメリカのシリア駐留が違法だとはっきりと言っています。最後の記事を見ると、プーチン大統領は、国際法を守らない連中に対しては、力ずくでもそれを守らせるという意思を示しているように見えます。
 アメリカは、シリアの主権を尊重しなければならないでしょう。そしてイスラエルは、国として存続したければ、パレスチナの人々と和解するよりないと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米大統領、シリアのクルド人組織への武器供与停止を約束-トルコ外相
引用元)
トランプ米大統領は24日、トルコのエルドアン大統領と電話会談し、シリアのクルド人武装組織への武器提供を停止すると表明した。トルコのチャブシオール外相が記者会見で明らかにしたもので、両国の関係悪化を招いてきた米国の政策が終わることになる。

(中略)

 ホワイトハウスは、今回の変更は「われわれの従来の政策に沿ったものだ」と指摘。「『イスラム国(IS)』が首都と称する都市が米国が支援する勢力の手に陥落したのを受けた戦闘の新局面を反映したものだ」と説明した。
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‘トルコとの関係悪化と失敗したシリア政策修復を狙ってクルド人を裏切るアメリカ’
(前略)

クルド人支援を撤回するというトランプの意図は、ロシアによる直接の強力な介入によって達成された最近の(中略)...失敗しているアメリカ対シリア政策“修正”の取り組みの一環だと専門家たちは考えている。(中略)...

“シリアで起きているのは、基本的にアメリカ外交政策の失敗なのです。ワシントンは、宗教狂信者連中支援で、サウジアラビアと組んだのです。ところが、ロシアとイランと、レバノンのヒズボラの介入で、これら勢力がいわゆる「イスラム国」を打ち破り、宗教狂信者連中が負けたので、アメリカ政策は、現在、失敗した政策の代替策を見出そうとして必死の努力をしているのです” 歴史学者のジェラルド・ホーンは説明する。

(中略)

“多数のトルコ軍部隊が北シリアに進軍しており、ワシントンはシリアからの撤退を拒否するだろうトルコ軍部隊とより密接に連携する可能性があります”(中略)...ワシントンには、これ[和平実現]を駄目にしたがっている勢力がいます。彼らは紛争の解決を見たいと思っておらず、それが危険なのです。”

(以下略)
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シリア、ロシアとイランは外交に移行、一方アメリカと同盟諸国は戦争を推進
Finian Cunningham
2017年11月21日

(前略)

テロ集団が駆逐されつつあるにもかかわらず、先週、ジェームズ・マティス国防長官は、アメリカ軍はシリアに留まるつもりだと述べた。

(中略)

アメリカ軍の新たな目標は“ISIS 2.0”の出現を防ぐことだとマティスは述べた。

(中略)

現地アメリカ軍の拡張は、11月28日に再開するジュネーブ和平交渉が、“影響力”を得られるようにするためだとマティスは述べた。

(中略)

これが示唆しているのは、ワシントンがシリア領土の違法軍事占領を、政治プロセスに影響を与える手段として利用しているということだ。

(中略)

しかし、一層不吉なのは、地域全体でのアメリカ軍強化という状況だ(中略)...サウジアラビアとイスラエルが、直接、あるいは、レバノンとイエメン経由で、イランとの対決を推進しており、シリアでの軍事駐留拡張は、戦争は終結から程遠いことを示している。逆にこれは、更に壊滅的な地域戦争の前兆かも知れない。

(以下略)

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