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錬金術とは 第一講
1-1 錬金術の概要
錬金術とは、一般的には「賢者の石を生成し、卑金属(鉛等)を貴金属(金等)に練成する技術」と思われているが、これは大きな誤りである。 確かに錬金術の中には「賢者の石の生成」という技術が存在するが、それは黄金練成が目的ではなく、
本来は人間の昇華である。つまり「卑金属を昇華して貴金属に練成する」というプロセスを人間に用いて、人間を聖書で言うところの「原罪以前の人間(林檎を食べる前のアダムとイブ)」の状態に昇華させること であり、究極的には世界再生=宇宙全体の昇華が目的とも言われている。(ただし、研究者によっては黄金錬成こそ錬金術の至高目的だと唱える者もいる。)
この人間の昇華や世界再生はアルス=マグナ(大いなる秘法)と呼ばれる。
つまり本来の錬金術師とは怪しげな魔術師ではなく、「哲学者」や「賢者の代名詞」といった意味合いなのである。
(以下略)
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錬金術の歴史 第二講
2-2 アレクサンドリアからヨーロッパまで
少し話は変わるが、まずは錬金術の語源について述べたい。
錬金術、すなわちAlchmy のAlはアラビアの定冠詞と、金属変容を意味するchemyから成り立ち、アラビア語のel-kimyaに由来する。 このchemyは化学すなわちChemistryの関連語で、ここからも錬金術と化学が近しいものと分かる。
また、khem(ケム)は「黒き土地」という意味で、古代においてそれはエジプトを指す。 ちなみに、エジプト語でkhemとはナイル川のもたらす豊穣の黒土の事。すなわち、語源から考えるに、
錬金術とはエジプトからアラビアに伝えられた技術 と言うことが分かる。
(中略)
アレクサンドリアから錬金術の伝わったアラビア では錬金術以外の学問も非常に発展しており、図書館や学校もかなりの数が建てられた。その知識を得るために地中海近隣の各国から学者たちがやって来て、彼らの触れた知識、技術の中には当然錬金術が含まれていた。
そして今度は現在のイタリアにあるシチリアを通じて、これらの情報がヨーロッパに流れ込んだ。
その様な東洋文化への興味をヨーロッパに起こし、錬金術研究の切欠となったものは十字軍である。 十字軍とは十一世紀にローマ教皇が召集したフランス人騎士達で構成された軍団で、大義名分としてはキリスト教によるエルサレム奪回、実質としては東ローマ帝国の救援を目的としていたものだが、その際彼らは東側の物品を多く持ち帰った。十字軍は東西交流の礎を築いたのである。
(以下略)
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タロット研究.タロットとミトラ神話
(前略)
錬金術
錬金術(アルケミーAlchemy)という言葉は、アラビア語のアル・キミアal-Kimiyaに由来 し、alはアラビア語の定冠詞(theに相当)であり、この術が西アジアから伝えられたという経緯を示している。
西欧の錬金術は、下記の人々の著作の翻訳に始まる。
・ジャービル(ラテン名ゲーベル) 721?-825? イラン人初期シーア派(真サービ教)の神智学者
・アッラージー(ラテン名ラゼス) 865-925 イラン人東方ミトラ教の医術師・哲学者)
・イブン・スィーナー(ラテン名アヴィケンナ) 980-1037 イラン人初期シーア派(真サービ教)の哲学者
(以下略)
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意味不明な会見の中身は首相官邸HPで改ざんの上、公開されています。