「鬼交」の「鬼」の正体とは 〜 魂(ジーヴァ)が動物システム以下に転落、その後「悪魔崇拝」を行っていた者、あるいは現在行っている者で、内側の身体が「異形」となった者

竹下雅敏氏からの情報です。
 アーユルヴェーダの解説の71回目です。前回は、平安時代の陰陽師・安倍晴明(921年~1005年)の母「葛の葉(くずのは)」を取り上げました。現代でも「葛の葉」のように、プラズマ体が「頭は狐で、胴体は人間の女性、長いシッポ」という女性は案外います。
 昨日、妻の勧めで、あるアイドルグループのサイトを開けてみて気持ちの悪い思いをしたのですが、数人のダーキニーと思われる女性を見つけました。魅力的だが、妙に妖しい女性というのがいます。こうしたタイプは、内側の身体を調べた方が良いのです。結婚をすると、まず間違いなく不幸になります。これは女性も同じです。
 社会的な地位が高く魅力的な人物がサイコパスだったと言うような事はよくあることです。口達者で良心が欠如しており、非常に利己的、自分の非を決して認めない。平然と嘘をつき、他人を操ろうとするなどの特徴があります。政治家のほとんどがサイコパスではないかと思われます。
 まだ調べたことはないのですが、サイコパスと考えられる人物の中で、“内側の身体が人間ではない”のが、どのくらいの割合で存在するのかは興味深いところです。人間とは異なる姿の内側の「身体」と言っても、「葛の葉」のようにプラズマ体が「狐の精」と言ったようなものや、肉体(狭義)の表層~深層の「身体」がレプティリアンといったものまで様々です。
 ただ、こうした内側の「身体」が人間ではない者は、例外なく魂(ジーヴァ)が動物システムに転落しているのです。過去に大きな罪を犯して魂(ジーヴァ)が動物システムに転落しても、その後「悪魔崇拝」に落ちなければ内側の「身体」の姿は「人間」のままのようです。
 こうした観点から、「天界の改革」が始まった2007年で調べると、地球人の7割は「人間」だと言えます。従って、地球人の約3割は「魔」なのです。「魔」とは、魂(ジーヴァ)が動物システム以下に転落した者のことです。
 「魔」の中で、過去に「悪魔崇拝」を行っていた者、あるいは現在行っている者の内側の身体は「異形」となり、これが「鬼」と呼ばれる者たちです。従って、「葛の葉」のようにプラズマ体が「狐の精」のダーキニーは、「鬼」になります。
 さて、ここからが問題なのですが、チャネリングなどで地球人に接触して来る「存在」のほぼ100%が「魔」なのです。「魔」の中で、69回目に紹介したアメシスト・ラムスさんの運命の相手のように、美形(イケメン)の宇宙人のような場合は、まだ随分とマシなのです。
 「鬼交」とは、“夢の中、または白昼夢のごとき状態において「鬼」と交わることをいう”のですが、これは単なる夢の状態ではなく、覚醒した意識の変容状態でのことです。
 「神交法」の房中術のハードルが高い理由は、相手が「神」だと思って交わっているが、実は正体は「鬼」だったというケースがほとんどだからです。
 「光の銀河連邦」の宇宙人の100%が「鬼」なのですが、彼らは自分を「神」だと名乗り、気に入った女性と交わろうとします。もっとも、女性の方もスターシードで、「魔」や「鬼」である場合は釣り合っているという事になるのですが、騙されていることは変わりません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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鬼神病因論と呪術治療からみる中国古代文化
―「鬼交」を例として―
(前略)
本論文は、経験医学理論を系統化した初期、巫の要素が医療から大いに離れた後、依然として鬼神病因論が医書に見られる「鬼交」という病気を研究対象とする。
(中略)
『論衡』や『諸病源候論』などの記述に基づいて、「交」とは鬼気と患者の気との交わりであり、「鬼交」とは人間の場に侵入した鬼気が人間自身の気と交わる一方、それを押し付けるようになっている状態の病気である、ということを示した。
(中略)
『玉房秘訣』など六朝以降の房中書では「鬼交」が「陰陽不交」の弊害論と結びつけられて、その病症が患者と鬼との交合によるものと解釈されていることが確認された。この解釈が『千金方』など後世の医書及び民間における「鬼交」への理解に影響を与え続けた。特に、民間の治療に「還精」などの房中思想が反映されていることは、『夷堅志』の事例によって確認された。(以上第二章)
(中略)
民間で最も注目されていたのは「鬼」の存在を現す心理的症状であるが、男性の場合は、体の衰弱を現す生理的症状は精液の消耗に繋がれて患者と「鬼」とが交わることを間接的に示すため、男性の用例において最も一般的で重要視される、といったことが確認された。
(中略)
最後に、「鬼交」に関わる民俗文化の最も豊かな内容、交わる相手の「鬼」に対する設定を分析する。男性の場合には「死んだ婦人」「動(植)物妖怪」「女性の像」、女性の場合には「動(植)物妖怪」「木客・五通・山魈」「神」「死者」「塑像」という設定をまとめることができる。
(以下略)

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「鬼」のもたらす病
―中国および日本の古医学における病因観とその意義―(上)
長谷川雅雄・辻本裕成・ペトロ・クネヒト
(前略)
医書にみる「鬼病」には、実に多くの種類がある。ここでは便宜上、次のように四種のタイプに仮区分してみた。第1群:急激な心身の変調が起こるもの、第2群:睡眠中または覚醒時に、「鬼」に襲われて起こるとされるもの、第3群:伝染性の疾患、第4群:「鬼」の憑依によって起こるもの、以上の4群である。
(中略)
[第2群]このグループの「鬼病」は、とりわけ睡眠中に「鬼」に襲われて起こるとされる疾患群であり、「鬼交」(「夢交」)、「鬼魘きえん」(「魘死えんし」)、「魘不寤えんふご」、「見鬼」などがある。

「鬼交」または「夢交」は、「与鬼交通」(鬼と交通する)ないし「夢与鬼交通」(夢に鬼と交通する)の省略語である。夢の中、または白昼夢のごとき状態において「鬼」と交わることをいう。「夢」といっても単なる悪夢とは異なり、睡眠から覚めなかったり、覚醒しているはずなのに意識の混濁ないし変容状態が続くといった事態にいたる。
 その症状は、人と会いたがらず、独語したり笑ったり泣いたり悲しんだり、「恍惚」状態になったりするとされる。「鬼交」の「交」という語には性的なニュアンスがあり、一般に女性に多いとされるが、医書によっては男女の区別なく起こるとしているものもある。
(中略)
張介賓(明代)の『景岳全書』(1624年)によると、婦人の「夢与鬼交通」には、「内因」のものと「外因」のものとの二種があると言う。「内因」のものは、「鬼、心に生じ」て起こるもので、「洸惚」や「帯濁」(帯下、すなわち陰部から混濁した分泌物が流出すること)などの症状が生じ、これは男子の「夢遺」に相当するという。一方、「外因」のもの、即ち外から鬼邪が犯す場合は、独りで話をしたり笑ったりして、人と会いたがらず、理由なく悲泣したりするといった様相となり、脈を診れば「鬼脈」の所見が得られ、全体に「妖邪」の兆候が見られるとしている。
(以下略)

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