竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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安倍晴明
安倍晴明(921年2月21日~1005年10月31日)は、平安時代の陰陽師。「晴明」を「せいめい」と読むことが多いが、これは音読みであり、諱本来の読み方は確定していない。鎌倉時代から明治時代初めまで陰陽寮を統括した安倍氏流土御門家の祖。官位は従四位下・播磨守。
(以下略)
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葛の葉
葛の葉(くずのは)は、伝説上のキツネの名前。葛の葉狐(くずのはぎつね)、信太妻、信田妻(しのだづま)とも。また葛の葉を主人公とする人形浄瑠璃および歌舞伎の『蘆屋道満大内鑑』(あしやどうまんおおうち かがみ)も通称「葛の葉」として知られる。稲荷大明神(宇迦之御魂神)の第一の神使であり、安倍晴明の母とされる。
伝説の概要
伝説の内容は伝承によって多少異なるが、おおむね以下のとおりである。
Wikimedia_Commons [Public Domain]
村上天皇の時代、河内国のひと石川悪右衛門は妻の病気をなおすため、兄の蘆屋道満の占いによって、和泉国和泉郡の信太の森(現在の大阪府和泉市)に行き、野狐の生き肝を得ようとする。摂津国東生郡の安倍野(現在の大阪府大阪市阿倍野区)に住んでいた安倍保名(伝説上の人物とされる)が信太の森を訪れた際、狩人に追われていた白狐を助けてやるが、その際にけがをしてしまう。そこに葛の葉という女性がやってきて、保名を介抱して家まで送りとどける。葛の葉が保名を見舞っているうち、いつしか二人は恋仲となり、結婚して童子丸という子供をもうける(保名の父郡司は悪右衛門と争って討たれたが、保名は悪右衛門を討った)。童子丸が5歳のとき、葛の葉の正体が保名に助けられた白狐であることが知れてしまう。全ては稲荷大明神(宇迦之御魂神)の仰せである事を告白し、さらに次の一首を残して、葛の葉は信太の森へと帰ってゆく。
恋しくば尋ね来て見よ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉
この童子丸が、陰陽師として知られるのちの安倍晴明である。
(以下略)
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【葛の葉の存在界層】 PDF出力
理解を深めてもらうために、今回は平安時代の陰陽師・安倍晴明(921年~1005年)の母「葛の葉(くずのは)」を取り上げました。彼女は伝説上の人物ですが、実在の女性で間違いなく安倍晴明の実の母でした。しかし、「葛の葉」は伝説上のキツネの名前で、“稲荷大明神(宇迦之御魂神)の第一の神使であり、安倍晴明の母とされる”とあります。
狐が人間の子どもを産めるはずがありません。これはどういうことでしょうか。実は、「葛の葉」の肉体(狭義)は人間の女性なのですが、プラズマ体が「狐の精」なのです。頭は狐で、胴体は人間の女性、長いシッポがあります。
前回の記事で、ミラレパの伴侶の長寿の吉祥女天ツェリンマはダーキニーであり、ダーキニーは「狐の精とされ、稲荷権現、飯綱権現と同一視される」という事でした。「葛の葉」は、まさにダーキニーだったわけです。
“続きはこちらから”の「葛の葉の存在界層」をご覧ください。インドの宗教では、肉体(食物鞘)、エーテル体(生気鞘)、アストラル体(意思鞘)、メンタル体(理智鞘)、コーザル体(歓喜鞘)の5身体が存在すると教えます。この肉体は「肉体(広義)」で、更にライトボディー、プラズマ体、肉体(狭義)の3つに分かれるのです。この辺りの解説は2018年10月17日の記事をご覧ください。
地球人の場合、「肉体(広義)」の意識は3.0次元の全体に広がっていますが、肉体(広義)の「身体」は、図に示したように3.0次元の7層の第1亜層に有ります。ライトボディーの意識は、3.0次元の1~3層にありますが、ライトボディーの「身体」は、図に示した3層の第4~7亜層にあるのです。プラズマ体も同様です。
肉体(狭義)は、更に深層、中層、表層の意識に分かれます。これらのすべてに対応した「身体」が図に示した位置に現れるのです。この中で7層の第4~7亜層にある肉体(狭義)の「身体」が、通常私たちが認識している体で、覚醒時には図に示した第5亜層に意識の焦点があります。
通常の地球人の場合の肉体の各身体は、「葛の葉の存在界層」の図と一致します。しかし、「葛の葉」の場合は、これらの「身体」の中で、プラズマ体と肉体(広義)の「身体」が「狐の精」の姿だったのです。
実は、「葛の葉」と同様にダーキニーと思われる女性が日本人にいて、YouTubeで配信をしているのですが、誰かは言えません。「波動」で検知可能ですので、興味のある方は、調べてみて下さい。
最後に、お詫びと訂正があります。図の「意識」「潜在意識」「顕在意識」の位置が正しいもので、これまでにお伝えした情報に誤りがありました。誤った情報を出してしまい、申し訳ありませんでした。
過去の間違った図は、正しいものに差し替えています。