破壊された住宅(左)とアル=ヌスラ戦線の旗(右)
1:44
特派員
アレクサンドル・コート(コムソモリスカヤ・プラウダの特派員):
ここはアレッポのサラヘディン地区、スラム街の1つです。電気も水も通っていません。人々は自分たちのやり方で生活に適応しています。
2:01
オマール・ラシュン(電気工)
オマール・ラシュン(電気工):
私たちは、10世帯のアパートに電力を届けるディーゼル発電機を所有しています。
現在は1アンペアの電気が流れています。
1週間につき1000リラ(512円)です。電気メーターや安全装置もあるので、もし沢山の家電製品を同時に使用すれば、一定のアパートの明かりを消してくれます。
2:39
-
トルコ側は、アレッポを解放してやりたいと言っているようですが。
ハイサム・ダルス(水運び人)
ハイサム・ダルス(水運び人):彼らが私たちをテロリストから解放したいのなら、それは良いことだが、もしそうでないなら、
私たちは彼らを必要としません。
とにかく
私たちはテロリストを恐れていませんし、シリア軍を大変尊敬しています。
3:50
アレッポ市民:
トルコ?ここに?いらないね。なぜ我々がここで彼らを必要とするんだ?我々はトルコからのどんな援助も必要ないよ。
4:07
マリク・ハヴァリ(一市民)
マリク・ハヴァリ(一市民):
ついこの前、爆弾が屋根に落ちて来ました。しかし他に行く場所もありません。
かろうじて生きている有り様です。
-
ストーブでマズート(燃料)を燃やすことができますか?
マリク・ハヴァリ(一市民):はい、私たちはマズートを使っています。
-生計を立てるために何をしていますか?
マリク・ハヴァリ(一市民):
通りにある、売れそうなものはなんでも集めています。
電気が通っている時は、自分の手で荷物を運んでいます。
そうやって生計を立てています。
-あなたはトルコ首相の声明をお聞きになりましたか?どう思われましたか?
おそらくマリク・ハヴァリ氏の一人息子の写真
マリク・ハヴァリ(一市民):ここにいる皆がそれを聞いていますよ。
現在、私の一人息子はシリア軍第4師団に入隊しています。なので
私たちはシリア軍とバッシャール・アル=アサド大統領を一心に支持しています。
子供たち:アッラー、シリア、アサド!
撮影:アレクサンドル・コーツ&ドミトリー・スティエシン
翻訳:編集長
翻訳チェック:Yutika
"双方の暴力に反対する"といういかにも人道的な意見に対して、"何が国家の義務なのか…、誰が発砲する権限を持ち、誰が持たないかといったことを区別"しなければならないと指摘しています。先に欧米諸国とその手先に仕掛けられている以上、国家としてそれを黙って見ているわけにはいかないと思います。アサド政権は、国民の大きな支持のもと、正しく対処しているだけだと思います。西側諸国は、それをまるで悪党として報道してきたのですから、"我々が曝されている戦闘は「概念をめぐる戦争」だ"という主張も納得です。
"続きはここから"以降は、2011年以降の混乱を振り返り、総括していますが、その作業は欧米諸国、そして私たちがしなければならないことだと思います。シリアから陰謀が取り除かれ、正しい認識と復興がもたらされますように。