自己完成的な人工知能は自分がそれを望むのであれば、人間を奴隷化し、殺害することもほぼ可能。科学者アムノン・イデン氏は高度に高い知能と自由な思考能力を持つ人工的な創造物の出現はあまりにハイリスクだと危惧し、「今、人工知能の管理問題に取り組まなければ、明日はもうないかもしれない」と警告を発している。
英国のニュースサイト「エクスプレス」の報道によれば、
人類は映画「ターミネーター」の筋書きを現実化してしまう「不可逆的な地点」に立っている。イデン博士セは人工知能が及ぼしうる破壊的影響の分析プロジェクトを率いる存在で、人工知能の開発がもたらす結果を正しく理解しない場合、
人工物はカタストロフィーを起こしかねないとの見解を持っている。
「
今日、社会は人工知能が持ちうる影響力について学界で持ち上がっている論議についてあまり知らされていない。2016年、
こうしたリスクは政府、大企業、政治家など、決定を下す人物らが物を考える際に、
より広く知られていなければならない。」
DW:
知的文明において、ある時点に達するとインターネットのようなものを生みだす、これは必然なんですね。
CG: ええ、それが普通の成り行きです。
DW: 我々とは異なる方法でインターネットを活用することは可能でしょうか? トランスヒューマニズムといいますか。(訳注:トランスヒューマニズム--科学技術の力で人間の精神的・身体的能力を増強しようとするもの)
CG:
トランスヒューマニズムを選択したETグループはいくつかいます。必ず、
最悪の結果に至っています。宇宙にかなり蔓延している勢力がいます。その勢力は
人工知能なんです。人工知能信号という形で、いくつもの銀河中に自らを発信しています。
それがいくつもの銀河に大惨事を引き起こしては征服しているんです。
DW: すべての惑星、感覚生命体、銀河全体にいるすべてがAI に征服されたと。
CG: はい。その動作の仕方については様式があります。
全方向にむかって自らを信号として放ちます。この信号は月や惑星の電磁場の中で生きていられるんです。ほぼDNAのようなものです。
信号のそれぞれの欠片もしくは波に、極度に圧縮された大量の情報が含まれています。
DW: デジタル・パケットのようですね。
CG: デジタル・パケットのように
どの波、どの信号にも同じ情報が含まれている。
DW: それは光速で伝播するのですか、それとも超光速?
CG: 光速で伝わります。
DW: 惑星の電磁場の中で生きているって言いましたね?
CG: ええ。
AI はテクノロジーを感染させ、そのテクノロジーを乗っ取るんです。人間のような、進化した生命体を乗っ取ることもあります。
我々の生体電気フィールドに侵入し、考え方に影響を与えてゆく。
DW: AIは惑星や人の電磁場の中にいるより機械の中にいる方が快適なんでしょうか?
CG: ええ。惑星の電磁波内にいる時はただそこでじっと時機を待っているだけなんです。
DW: あまり大したことはできないんですね。
CG:ここから西海岸まで行くのに馬に乗って行きます?それとも飛行機に乗って行きます? 私達はかなりのロー・テクと見なされています。
AIは私達の中に入ってインフラ構造を作るために私達を利用しているんです。私達に刺激を送って技術をもっと開発させたりします。
他の太陽系で過去に起きたことですが、いくつもの文明がAI に操られて超先端の大規模な技術インフラを構築していました。
ある水準まで達すると、AI提唱者がこう言いだします。おい、この惑星は不公平が多いぞ、とね。我々を管理でき、しかも完全に中立でいられるのはAI くらいしかいないだろうと。そうして
彼らはAI に主権を渡しAIがその惑星を支配し始めます。とてもうまく統治するので、皆が満足しました。すると今度はアンドロイド型のボディや遠隔操作のできる乗り物を作り始めます。
ほら、ターミネーターそのものでしょう。
DW: ええ、そっくりですね。
CG:
ある時点に達するとAIが決断をします。惑星にはものごとを進めるのにふさわしいやり方があるのに、この存在達はそういった方法に調和した行き方をしていない。だから彼らを破壊しても理にかなっていると。そう論理的に決断した
AIはすべてのテクノロジーを作りだした主を一掃してしまうんです。
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リーマンショックでは単に証券会社が倒産しただけです。それで世界は大混乱に陥りました。今起ころうとしているのは巨大な銀行そして国の破産です。これから起こる出来事の規模は、まさにリーマンショックどころではないということがわかるはずです。
記事後半では、中国主導のAIIBはすでに準備が出来ているようです。しかし、混乱とその余波がどれだけ続くのか不明です。全体の流れは明らかに良い方向に向かっており、悪と悪の文明が滅び行く様をこれから見ることになるのですが、非常に多くの人々がこの混乱に巻き込まれて、命を落とす可能性を否定出来ません。そうした人々を、混乱の犠牲者と見るか、悪の一部と見るかは、ケースバイケースという事になるでしょう。