編注)こちらの写真は、本物のISISリーダーのアブ・バクル・アル・バグダディ
(本名:サイモン・エリオット)
テロ組織ISIS系列の広報サイトが、この組織の指導者である
バグダーディー容疑者がイラクで死亡したことを明らかにしました。
イラクの情報筋によりますと、
ISIS系列の機関エテサームは、バグダーディー容疑者の死亡を報じると共に、「近いうちに、この容疑者の死亡に関する詳細な情報が開示され、
新しい指導者が発表されるだろう」としています。
イラクではこの3日間、空爆によるISISの指導者の死亡、或いは負傷をめぐるニュースが報じられていました。
イラク国防省情報局は、「先週土曜、イラク西部のアルアンバール州・ガーエム市に対するイラク軍の空爆で、バグダーディー容疑者が頭部に重傷を負い、同氏の外科医も死亡の恐れがあることから彼の外科手術を差し控えていた。このため、ISISはこの人物をシリアに移動させた」と表明しています。
こうした中、
イラクのジャアファリー外務大臣は10日月曜、ツイッター上で、「
バグダーディー容疑者は、アルアンバール州でのISISのリーダー会議の会場に対する
空爆で負傷した後、死亡した」と語りました。
一方、アメリカ軍はバグダーディー容疑者の死亡については情報を得ていないとしています。
当初なぜ自由シリア軍の人間が尋問し、それがISISのツイッターなどで、情報が現れるのか、不可解だったのですが、櫻井ジャーナルによるとISISと自由シリア軍のトップは同じ人物で、アメリカが自由シリア軍に渡した武器がISISに渡っていたことがわかり、この時のコメントが不自然でなかったことになります。
私は直観に基づいてコメントしているので、こういう形で実証されるのはきわめて珍しいことだと思います。これまでであれば、せいぜい私が発言したことを、しばらくしてフルフォード氏や板垣英憲氏が裏付ける記事を揚げるぐらいしか確認のしようがなかったからです。