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マッハ5以上の「極超音速巡航ミサイル」の時代に、古くてゆっくりとしか飛ばない「トマホーク」で相手国のミサイル発射拠点を叩くという構想の日本

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事は下から順にご覧ください。今日の編集長の記事で、“戦略国際問題研究所(CSIS)が台湾有事をシミュレーションし、24のシナリオを作成した”ということでした。
 日本は多くのケースで戦争に巻き込まれ、甚大な被害をこうむると予測。あいひん氏のツイート動画では、「米国は数百機の戦闘機、2つの空母、最大20の艦艇を失った。日本は戦争に巻き込まれ基地を攻撃された」というケースを紹介し、“台湾や同盟国である日本の軍備増強が抑止力になるなどと結論づけています”と言っています。
 NHKの記事で、岸田総理大臣はバイデン大統領と会談し、“防衛力の強化のため、日本がアメリカの巡航ミサイル「トマホーク」の取得を計画していることを説明した”とあります。J Sato氏のツイートのイラストにあるように、相手国のミサイル発射拠点を「トマホーク」で叩くという構想なのでしょう。
 しかし、敵のミサイル発射基地などをたたく「反撃能力」の保有が抑止力になると、日本政府は本気で思っているのでしょうか。冒頭の動画の苫米地英人氏の解説はとても参考になります。
 マッハ5以上の「極超音速」で低い高度を飛ぶミサイルが極超音速巡航ミサイルで、ロシアはマッハ9の速さで飛ぶ極超音速巡航ミサイルを持っており、西側の既存の兵器では探知・迎撃は困難ということです。
 これに対し、トマホークは40年以上も前に設計された古い巡航ミサイルで、速度は880km/hでしかない。マッハ1(音速)は秒速340mなので、時速に換算すると1224km/hです。「極超音速」の時代に、古くてゆっくりとしか飛ばないトマホークで大丈夫なのか?
 動画の14分20秒で、“一つの飛行機が…片翼3個ミサイルを持ってるとすると、それで6個ですよね。…1ミサイルに対して必ず3つ迎撃するんですよ、っていうのは大体当たる確率は半分くらいなんで…。ボタン押すと自動的に3発飛んでっちゃうんですよ。ということは、一機に対して最初から18発撃たないといけないんで…4、5機の中国機がやってきたら弾なくなっちゃうって、ものすごいギリギリでやってるんですよ。ヤバくないですか、それ。…洋上でミサイルを入れることできないんですよ。1度96発全部…同時に撃っちゃったら…必ず基地に戻って基地で装填してから行くんですよね”と言っています。
 16分30秒では、“トマホークは2000キロ射程ですから確かに平壌、北京、上海、ウラジオストクまで届きますよ。だけど中露はすでに、迎撃能力550マイルでくるやつ落とせるし、GPSジャミングをもちろんできるんで…まずは迎撃される可能性が極めて高い。それと中露は怖いことに巡行ミサイルを持ってて、中国だけで2000キロ射程の巡行ミサイルを2000機ぐらい持ってると言われてるんですよ。…1000発以上の相手国の巡行ミサイルに対して、日本は数十発のMSE(Missile Segment Enhancement:ミサイル部分向上型)ですから、マッハ5超の極超音速ミサイルは現在迎撃不能…「敵国攻撃論理」はきわめて不毛なんで、そのためにトマホーク買いますは、全く意味がない”と言っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ミサイル新時代の日本がすべき防衛提案とは? Dr.苫米地 (2023年1月9日)
配信元)
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配信元)

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ジャパンハンドラーCSISが台湾有事のシミュレーションを発表、24のシナリオ全てに自衛隊が加担、しかも被害甚大の予想 / アメリカの予測プログラミングを打ち消す動画「素人向け中国脅威論」

 「ジャパンハンドリングの総本山」CSIS(戦略国際問題研究所)が、台湾有事をシミュレーションし、24のシナリオを作成したと発表しました。米軍がアジアで軍事行動を起こし、日本は当然のようにその戦争に加担させられ、その結果「日本には甚大な損害と犠牲が発生する」「いずれのシナリオでも中国側が失敗に終わる」と予測したようです。「在日米軍が勝手に軍事攻撃を行なったせいで日本の本土に中国からのミサイルが飛んで来るって、これ以上迷惑でとんでもない話はないわっ!!」と、ゆるねとにゅーすのあおいちゃんがご立腹なのに大いに共感しますが、ゆるねとにゅーす管理人さんのご意見は少し違っていて、この厚かましいシナリオは、わざと「我々はこういった戦争シナリオを用意しているぞ」という暗示や予告だと見ておられました。「予測プログラミング」と言うらしく、ならず者国家アメリカの言う通りを受け入れさせる洗脳のようです。
 このような予測プログラミングを、サクッと無効化してしまいそうな「素人向け中国脅威論」という動画がありました。「中国が攻めてくる〜」と信じて疑わない人だけでなく、現実を知りたい人にもうってつけです。中国が国境を接している国は14カ国あります。そのうちロシア以外は軍事的に弱小国ですが、中国はどこにも攻めこんでいません。元記事は、これではないかと思いました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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米CSISが(自分たちが計画している)台湾有事のシナリオを発表!「中国が在日米軍や自衛隊も攻撃し甚大な被害を受ける」「自衛隊の被害はさらに深刻である」
転載元)
どんなにゅーす?

・中国と米台の軍事緊張が高まる中、米国の有力シンクタンク・CSIS(戦略国際問題研究所)が台湾有事をシミュレーション。「中国が米軍に加えて自衛隊も攻撃し、日本も甚大な被害をこうむる」などと発表した

・CSISは、中国が台湾に上陸・侵攻した際の24のシナリオを作成。それらによると、米軍が沖縄の嘉手納基地や山口の岩国基地、東京の横田基地、青森の三沢基地から作戦を展開した後、在日米軍や自衛隊が中国からの攻撃を受け、「日米両国は数十隻の艦船、数百機の機体、数千人の隊員を失うだろう」「嘉手納基地にアメリカの追加部隊が着陸するとき、滑走路の両脇には日米の機体の残骸が並び、軍の病院に収容された負傷者は数百人にのぼり、多数の死者に対応するため仮設墓地も作られているだろう」などと記されているという。


(中略)


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台湾、日本、フィリピンなどの人々を、今のウクライナのように地獄に突き落とすことを計画し、着々と準備している米国

竹下雅敏氏からの情報です。
 「米国はフィリピンとの関係を強化、中国抑止計画の鍵に」と題する記事によれば、米国とフィリピンはロドリゴ・ドゥテルテ前大統領の下で関係が悪化していたが、2022年6月にフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領が就任し、“両国はフィリピンにおける軍事的な足場を増やす計画で、新たに5カ所程度の基地が検討されている”と言うことです。
 それにしてもですね、フェルディナンド・マルコス・ジュニアの通称はボンボン・マルコスで、あべぴょんに似た「にやけた笑顔」がいけない。この手の顔に多くの人は騙されるのです。
 先の記事では、“米国がフィリピンとの関係を強化しているのは、東南アジアの国の軍事力を強化することを重要視しているためだ”として、米国と日本とフィリピンの3カ国の協力関係が加速していることを記しています。
 在日海兵隊の最高司令官ジェームズ・ビアマン将軍は、“2014-15からロシアと対峙するためウクライナに作ったシアターを、今アジアで日本とフィリピンに作っている”と言っているのです。
 しかも、ウクライナ紛争に関して、「なぜ、ウクライナでこれほどの成功を収めたのか。その大きな理由は、2014年と2015年のロシアの侵略の後、我々は将来の紛争の準備に真剣に取り掛かったからです」という認識なのです。
 ウクライナの現状は悲惨で、ウクライナ軍は壊滅状態です。こちらのツイートには、“本当の死傷者数が徐々に公開されるとき、人々はショックを受けるだろう......和平交渉が行われなかったことを理解するのに苦しむだろう”とあります。
 しかし、ジェームズ・ビアマン将軍の観点では「なぜ、ウクライナでこれほどの成功を収めたのか」というほど軍需産業は儲かり、ウクライナに集まった資金は自分たちの懐を潤したのです。
 これほど旨味のある戦略はないということで、今度は台湾との衝突に備え、“日本、フィリピン、その他の地域でも戦域を設定”していると言っているわけです。
 “続きはこちらから”の動画では、“岸田首相は、2023年度~2027年度までの5年間、防衛費についてGDP比2%、約43兆円を確保する方針です。これはひとえに、「台湾有事」に始まった「米中戦争」を意識したものです(2分18秒)…新年早々の1月4日、岸田首相が1月13日にアメリカを訪問し、ホワイトハウスでのバイデン大統領との会談が調整されていると速報されました。そして1月8日の読売新聞です。記事には、首脳会談後に、安全保障分野を中心とした「共同文書」を発表する方向で調整と書かれているんです。その共同文書には、「反撃能力の保有」「台湾海峡の平和と安定」さらには「宇宙分野の協力」といったように、内容は盛りだくさん。これは日米同盟が新たなフェーズに入ったことを示していますが、この記事の重要性をほとんどの日本人は気づいておりません。しかも、条約でもなく共同声明でもなく、共同文書とふわ~と表現しているところがまたいやらしい。アメリカとしては日本の世論を意識して、いかにも拘束力のない印象の共同文書にしていますが、アメリカは間違いなくこの文書を根拠に日本を締め付けにかかってきます。我々が知らないところで、防衛3文書の改定が閣議決定で勝手に決められ、それを岸田首相がバイデン大統領に勝手に報告する。その間、国会でまったく審議されませんでした。つまりすでに「防衛3文書」の改定とそれに続く「軍事大国化」が既成事実になってしまったんです(3分10秒)”と言っています。
 米国は台湾、日本、フィリピンなどの人々を、今のウクライナのように地獄に突き落とすことを計画し、着々と準備しているわけですが、この非常にヤバイ状況を分かっていないのは、今でもウクライナを支持しているような情報弱者でしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米軍、中国の脅威に備え日本・フィリピンとの連携を深める
引用元)
海兵隊トップのジェームズ・ビアマン将軍は、台湾との衝突に備え、部隊を適応させるための抜本的な改革を概説した。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
10月に日本で行われたレゾリュート・ドラゴン22の演習で、ジャベリン肩部発射型対戦車ミサイルを発射する米海兵隊員 © Cpl Scott Aubuchon/US Marine Corps

在日海兵隊の最高司令官によると、日米両軍は、ワシントンとアジアの同盟国が台湾戦争など中国との紛争の可能性に備えて、指揮系統の統合と統合作戦の規模拡大を急速に進めているという。
(中略)
米国とアジアの同盟国は、中国による台湾侵攻などのシナリオに備え、西側諸国がウクライナのロシアへの抵抗を支援した下地を模倣していると、ビアマン氏は語った。
 
なぜ、ウクライナでこれほどの成功を収めたのか。その大きな理由は、2014年と2015年のロシアの侵略の後、我々は将来の紛争の準備に真剣に取り掛かったからです:ウクライナ人のための訓練、物資の事前配置、我々が支援を運用できる場所の特定、作戦の維持。
 
これを“セッティング・ザ・シアター”と呼んでいます。日本、フィリピン、その他の地域でも、戦域を設定しています」。
 
北京が近年、台湾付近での軍事作戦の規模と精巧さを劇的に高めている中、ビアマンはウクライナ戦争と中国との潜在的な紛争を異例に率直に比較したのである。日本とフィリピンも、中国の主張が強まる中で、米国との防衛協力を強化している。
(以下略)
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配信元)
 
 

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アメリカ政府は離島有事に即応する「海兵沿岸連隊(MLR)」を沖縄に創設する / アメリカの中国攻撃の拠点にされる日本

 アメリカ政府が離島有事に即応する「海兵沿岸連隊(MLR)」を沖縄に創設する方針だと日本政府に伝えた、と読売新聞が報じました。MLRとは、米海兵隊を島しょ部での戦いに対応するよう改編した機動部隊で、すでにハワイに1つ創設し、他にグアムに1つ、そして沖縄にも2025年までに1つ置く方針のようです。読売の元記事には「小規模なチームに分散して各離島へ展開し、敵からの攻撃をかわしながら相手の艦艇や航空機の進出を食い止め、制海権の確保を目指す」とあります。日本の南西諸島や台湾周辺全域が中国のミサイル射程圏内ということは、沖縄の島々が攻撃を受けることは大前提の戦略で、島民の方々はたまったものではありません。しかもMLRが沖縄に創設されれば自動的に自衛隊は共同訓練に組み込まれ、他国からは日本も戦争当事国と見なされます。欧米歴訪に発った岸田首相は、13日のバイデン大統領との会談で「MLR創設、かしこまりました」とでも言うのでしょうか。読売新聞は批判もなく報道し、さらにネット上には「アメリカ心強い」「海兵隊頼もしい」などのコメントがあって驚きです。米軍が属国日本を助けると本気で思っている人がいるのか。“アメリカにとって日本は、中国やロシアを攻撃する拠点と考えている”と櫻井ジャーナルでは指摘しています。そもそも“中国と台湾は一体であり、戦争をするという設定自体があり得ない「ネオコンの描いた筋書き」”との見方もあります。アジアの国々が中国との関係を壊さぬよう外交力を発揮している中、日本は外交を放棄し、アメリカだけに盲従しています。
日本がアメリカの引き起こす戦争に利用され、捨て石になっても構わぬと言う政治家は、もしかして壺議員でしょうか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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米が沖縄に「離島即応部隊」創設へ…海兵隊を25年度までに改編、対中抑止力を強化
引用元)
 米政府は、沖縄県に駐留する米海兵隊を2025年度までに改編し、離島有事に即応する「海兵沿岸連隊(MLR)」を創設する方針を固め、日本政府に伝えた。強引な海洋進出を続ける中国への抑止力と対処力を高める狙いがある。11日に米ワシントンで開く日米安全保障協議委員会(2プラス2)で創設を打ち出す方向で調整している。
(中略)
 MLRは有事の際、敵の勢力圏内にある最前線の島しょ部にとどまって戦うことが想定されている。具体的には、小規模なチームに分散して各離島へ展開し、敵からの攻撃をかわしながら相手の艦艇や航空機の進出を食い止め、制海権の確保を目指す。
(中略)
 南西諸島防衛を巡っては、陸上自衛隊も那覇市の第15旅団(約2200人)を3000人前後の師団に格上げすることを決めるなど、強化を急いでいる。MLRが創設されれば、共同訓練などを通じて日米が一層連携を深めることが可能となる

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ぴょんぴょんの「辺野古のへりくつ」 ~ひろゆきが基地反対派を相手にゴネた件

ある日、YouTubeで記事ネタを探していたら、右側のおすすめチャンネルがいつの間にか、全て「ひろゆき」に占領されていた。
ひろゆきって誰? 何者?
色々調べてわかった結論、
「やっぱ、こいつ、おかしくね?」😅
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「辺野古のへりくつ」 ~ひろゆきが基地反対派を相手にゴネた件

若い世代にかなりの人気のひろゆき


このごろYouTubeを漁ってると、やたらとおすすめ動画にこの顔が現れてウザいのよ。


あっはは! ひろゆきがモナリザになってる!

ひろゆき? 何者だ?

本名、西村 博之(にしむら ひろゆき)。
1976年生まれ、46歳。
「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」を創ったレジェンドで、Qアノンの伝言板にもなった「4ちゃんねる」の管理人。
ツイッターのフォロワー数226万人、YouTubeのチャンネル登録者数160万人。


へえ、すげえな。

若い世代には、かなりの人気があってね、
2022年の「高校生最新トレンドランキング」第1位。(YAHOO!ニュース
「高校生が総理大臣になってほしいと思う有名人」第1位。(YOUTH TIME JAPAN

ヘラヘラしてて、おれには詐欺師にしか見えんがのお。
それに人相、こうゆうワシ鼻は外来種か?

そうゆう先入観は捨てた方がいいって、ひろゆきも言ってるよ。
「本当に賢い人は、妙なレッテルがはられているものでも食わず嫌いなことはせず、自らの目で確認して理解します。逆にバカな人というのは、貼られたレッテルをそのまま信じ、その情報を鵜呑みにします。」(The Greats

そっか、おれも食わず嫌いしないで、ひろゆきのことでも勉強するかな。
だが、ファースト・インプレッションは当たってると思うぞ。

ぼくからしたら、今どき、ひろゆきを知らない方が珍しいよ。

おれからしたら、こんなのが人気あるのが不思議だ。

まあまあ、そんなんじゃ、若い人の話について行けないよ。

とっくに、ついて行く気なんかねえ。
だが、なんでそんなに若いヤツらに人気があるんだろう?

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