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[Sputnik]ロシアはギリシャを救う:ドイツメディア、準備中の50億ドル契約について報道

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシアが、前金で最大50億ユーロの資金をギリシャに供与するとのニュース。ギリシャ急進左派連合の高官の発言だとすると、信憑性はかなり高いと思います。
 ロシアの報道官が、調印の前にこれを認めるわけにはいかなかったのだと思いますが、仮に嘘をついていないとすると、50億ユーロを超える金額なのかも知れません。
 やはり、ロシアがギリシャを助けるようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシア大統領報道官 ロシアとギリシャが50億ユーロ供与で合意したとの報道を否定
転載元より抜粋)
128716

ロシアのドミトリイ・ペスコフ報道官は、記者会見で「ロシアとギリシャの間で、30億から50億ユーロの前金をギリシャに供与するとの合意はなかった」と明言した。

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ロシアはギリシャを救う:ドイツメディア、準備中の50億ドル契約について報道
転載元)
213297

ギリシャとロシアは、ガスパイプライン「トルコ・ストリーム」建設の前金としてギリシャは最大50億ユーロを受け取る、という2国間合意に調印する意向だ。土曜、ドイツの「シュピーゲル」がギリシャ急進左派連合の高官の発言として伝えた。

合意調印は火曜の予定。もし成立すれば、ギリシャは国内を通過してEU諸国にロシア産ガスを届けるトランジット料の前金として、最大50億ユーロの資金を得、国庫を潤すことになる。

シュピーゲルによれば、契約の詳細については、ギリシャのアレクシス・ツィプラス首相のモスクワ訪問の際、討議がなされた。

ロシアは12月初頭、ガスパイプライン「サウス・ストリーム」計画を中止する旨、発表した。黒海およびブルガリアを通り、ガスをバルト諸国、ハンガリー、オーストリア、イタリアに届ける予定のものだった。中止の理由の一端はEUの非建設的立場にある。この計画にかわってぶちあげられたのが、トルコに配管を敷設し、ギリシャとの国境に南欧諸国向けガス・ハブを建設する計画である。

[Sputnik]キエフで反マイダン活動家の殺害が続く / 仏ニュースサイト評論員 「ミンスク合意違反をしているのは 主にキエフ当局とNATO」

竹下雅敏氏からの情報です。
 ウクライナでは、政府に反対意見を述べる者は殺され、おそらく犯人も見つからないのだろうと思います。こうなると、国に逆らうことは出来なくなります。国が戦争することを決めると、まず間違いなくこうした体制に入って行きます。私たちは、ウクライナを通して、こうした実例を見ているわけです。
 安倍政権も、時間をかけて戦争が出来る国に変えようとしています。右翼にとっての敵は当面左翼であり、最終的には中国、ロシアになります。平和を訴える者は、今のウクライナのように謀殺されるか、人権擁護法のような法律で収監される可能性があります。
 こんな社会にしないためにも、メディアが正しく報じる努力をしなければなりません。“続きはこちらから”以降の記事を見ると、ウクライナ政府がこうした非道なことが出来る理由が、欧米メディアが事実を報じないことだとわかるはずです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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キエフで反マイダン活動家の殺害が続く
転載元)
206157

ウクライナの首都キエフで2日間の間に2件の殺害事件が発生した。犯罪の犠牲となったのは、親ロシア的意見で知られるウクライナのジャーナリスト、オレス・ブジナ氏と、元与党「地域党」所属のウクライナ最高会議元議員のオレグ・カラシニコフ氏。

この2件の犯罪で共通しているのは、犠牲者がウクライナ政権を一度ならず批判していたことだ。さらにもう一つの特徴は、犯行の大胆さと、手口が共通していること。犠牲者は2人とも、自宅の近くで何者かによって銃撃された。

キエフでは最近、ドンバス出身のジャーナリストセルゲイ・スホボク氏も殺害されている。なおウクライナ警察の見方によると、個人的なトラブルが動機だという。

最近、反政権側にいる著名人が続けて殺されている。これより先、「地域党」に所属していた2人の人物が謎の死を遂げている。1人はウクライナ最高会議の元議員ミハイル・チェチェトフ氏で、マンションの17階にある自宅から転落して死亡した。2人目は、ザポロシスク州行政府の元長官アレクサンドル・ペクルシェンコ氏で、遺体で発見された。遺体には銃創があったという。この2件の事件では、自殺説が有力視されたが、犠牲者の友人たちによると、チェチェトフ氏とペクルシェンコ氏は政治的事件で取り調べを受けており、これが2人を自殺に追い込んだ可能性があるという。

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[マスコミに載らない海外記事 他]ギリシャから見え始めた希望 / ロシアとイランが物々交換開始 / ロシア艦隊がイエメンのアメリカ人を救出 / ドネツク地方で戦闘が激化

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシア関連のニュースを4本取り上げました。フルフォード情報によると、ギリシャは4月9日の返済を何とか済ませて欧州金融危機は先延ばしになったようです。その他の情報から、その資金は中国から出たのではないかと推察されます。こうした裏取引が、先のアジアインフラ投資銀行にイギリスを始めとするヨーロッパの国が、アメリカを裏切って入った理由だと考えられます。要するにEUの金融崩壊は、銀行家連中に取って致命傷なわけです。
 そのことが1本目のポール・グレイグ・ロバーツ氏の記事からも伺えます。氏はワシントンとネオコン・ドクトリンを無に帰するためにも、ギリシャは債務不履行を決断すべきだと言っています。
 2本目は、ロシア・中国が現物に基づいた金融システムを築きつつあることを示しています。
 3本目は、ロシア軍がイエメンから避難民を救出したが、その多くがアメリカ人だったという驚きのニュースです。イエメンでは、中国軍が多くの避難民を救出しましたが、日本人を救出したのも中国軍でした。あべぴょんは、“日本人にはこれから先、指一本触れさせない”という、誰が見ても“あんだーこんとろーる”並の馬鹿げた発言をしていましたが、実際に窮地から日本人を救出したのは中国軍だった、というあべぴょんらしいオチになりました。
 4本目は、ウクライナで軍事衝突が再開したとのこと。想定した通りになっているようです。ただ実際にこのまま戦争に突入しても、ウクライナ政府に勝ち目はまったくありません。米軍が少々ウクライナ軍を訓練したところで、彼らが使いものになるとは思えません。わかりやすく言うと、ニートに3か月から半年の軍事訓練を施して、ドンバスの義勇軍に対抗出来るほどの軍人を養成できるかということです。どう見ても無理だとわかります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ギリシャから見え始めた希望
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

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ロシアとイランが物々交換開始
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[Sputnik]ウクライナで魔女狩り開始 / 戒厳令に関する法案を採択 / 歴史教科書の歪曲 〜戦争への準備〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ポロシェンコ大統領に対するクーデターあるいは暗殺が消えたと思ったら、どうやらウクライナでは戦争をすることを決定したかのような動きです。
 まず、親ロシアの人物を、非愛国的というレッテルを貼って糾弾する“魔女狩り”が行われるようです。また、戒厳令の準備と、歴史教科書の歪曲を行なうようで、これらは完全に戦争の準備です。日本もウクライナと同様の流れの上に乗っています。背後に居る連中が同じなので、当然かも知れません。
 連中は敗北を理解したので、一旦第三次大戦を諦めたのですが、ここに来て、いわば人類を道連れにするつもりになったようです。彼らの目論見は絶対に成功しませんが、それにしてもタチの悪い連中だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ウクライナで「ロシア好き」狩りが始まる
転載元)
179344

ウクライナ市民は、「誤った」観点をもつ不逞市民を排斥せよ、とのアジテーションを受けている。ウクライナ紙「Vesti」が伝えた。

それによれば、「ウクライナ保安庁の地方または中央のホットラインで謎の活動家が、ウクライナ現政権がいやでロシアが好きだという不届きな市民がいたら通報するよう呼びかけている。こうした人々は「身近な分離主義者」と呼ばれている。南部・東部諸都市では既に親露派探しに関する手引書が配られている」。

街には既に看板が出現している。それによれば、「身近な分離主義者」とは、国民的シンボルを侮辱し、「ロシア世界」の到来を夢見、「動員反対を喧伝し、ロシア語に対する脅威に関する噂を拡散させ、恐怖を植え付け、退廃的な気運を広げるような人たちのことであるらしい。「身近な分離主義者」は7年から12年の自由剥奪刑を科せられる、とも書かれている。

医療センター・オデッサ支部の代表が「Vesti」に語ったところによれば、「法案が内閣レベルで承認され、地方当局が広告の場を提供した」という。

既に魔女狩りが触発されている、と同紙。不逞分子探しが大学やSNS上でも始まっている。「非愛国的」というリポストでドネツクやルガンスクを支持する人を特定し、糾弾できる。SNSのVkontakteには特定ユーザーの個人情報や写真を集めるグループまであるという。

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ウクライナの戒厳令に関する法案 第一回目の審議で採択される
転載元)
180716

ウクライナ議会は、大統領の提案により第一回目の審議で、戒厳令の法体制に関する法案を採択した。法案は、更に二回目の審議に回される。

法案についた説明書によれば、法案は、戒厳令導入の手続きや体制を決めるものだ。

法案によれば、戒厳令が敷かれた場合、あらゆる抗議活動は禁止され、マスコミも全面的なコントロール下に置かれる。

外出禁止時間が導入され、身分証明書や持ち物の検査が行われ、自由な移動は禁止される。また戒厳令が敷かれた地域を出る時には。特別の許可証が必要となる。

戒厳令下において、検察や警察、裁判所は活動しない。あらゆる選挙運動も凍結される。私有国有を問わず企業のすべて及び市民は、軍のニーズのために働く義務を負う。

必要があれば、国家は、
軍司令部あるいは軍行政当局の名において、家やアパート、オフィス、会社の不動産、更には銀行預金も没収できる。

ウクライナ議会が、一回目の審議で採択した、戒厳令に関する法案は、以上のような内容を持っている。

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[Sputnik]ベルギー外務省:欧州はロシアと新たな関係を構築する用意がある / 10万人以上のイタリア人がユーロ圏脱退に関する国民投票の実施を求めている

竹下雅敏氏からの情報です。
 これら一連の記事は予想されたこととはいえ、今後大きな変化を予想させるものです。ギリシャは4月8日にドラクマに戻るのではないかという記事がありましたが、その後、報道がありません。どうなっているのでしょうか。EUはよほど、この問題に困っているのだと思います。記事を見ると、ギリシャの後にイタリアが続きそうです。こうなるとEUの崩壊が確実になります。銀行家は首をくくらなければならなくなるので、何としてもこれを食い止めたいと思うでしょう。
 そのせいなのか、ベルギー外務省がロシアとの関係を見直す発言を始めたようです。これらの一連の流れは、欧州銀行屋の敗北が決定したということを示すものだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ベルギー外務省:欧州はロシアと新たな関係を構築する用意がある
転載元より抜粋)
175478

ベルギー外務省は、同国はロシアと新たな関係を構築する用意があると発表した。

ベルギーの外相は、「私たちは短期間で非常に複雑な問題を協議しているが、欧州評議会や、欧州連合(EU)とロシア間の関係発展の枠内で、この対話を継続するという共通の意志がある。私たちは危機に対処するために、中長期的な期間で新たな関係を構築する用意がある」と述べた。リア・ノーヴォスチが伝えた。

ロシアは常にEUにとって最大の販売市場の一つであり、企業家の損失は大きいと見られている。

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10万人以上のイタリア人がユーロ圏脱退に関する国民投票の実施を求めている
転載元)
イタリアで、ユーロとユーロ圏からの脱退を支持する人々が、国民投票の実施を求める10万人以上の署名を集め、法案を議会へ提出することが可能となった。同社会運動の組織者の1人で、イタリアの野党「五つ星運動」に所属するカルロ・シビリヤ議員が、リア・ノーヴォスチ通信に伝えた。

シビリヤ氏は、「人々のイニシアチブを実行するためには5万人分の署名が必要だ。しかし私たちは、問題の重要性と私たちの真剣な意気込みを示すために、その数を3倍にすることに決めた。今現在ですでに10万人分の署名が集まっているが、15万人分の署名を集める意向だ。5月初旬にも、この目標が達成されると考えている。その時、国民の立法イニシアチブに従って、私たちは議会の憲法問題に関する委員会に、国民投票に関する法案を提出する。私たちは2016年にも、このような投票が実施されると可能性があると考えている」と語った。

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プーチン大統領:トルコ・ストリームへの参加でギリシャは莫大な利益を得る
転載元より抜粋)
172183

モスクワ交渉でギリシャの「トルコ・ストリーム」への参加について話し合われた。

ギリシャのツィプラス首相との会談を終えてプーチン大統領は、「我々は、もちろん、これについて話した、大いに話した。しかし今なにか具体的なことを言うことは困難だ。なぜならこのことは具体的かつプロフェッショナルな準備が、ガスプロムなど産業部門を主体に、またロシア・ギリシャ双方の担当閣僚のレベルで行われることを必要とするからだ」と述べた。

プーチン大統領によれば、ギリシャが「トルコ・ストリーム」に参加すれば「ギリシャの地政学的ステータスは向上し、ギリシャは欧州南部全域、ひょっとすると欧州中央部にとっても重要なトランジット国になり、通過料としてかなりの金額を、それこそ年間数億ユーロという収益を得ることになるだろう」。