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プーチン大統領は、 NBCテレビのインタビューに応じた中で「米国は、世界中で、他国の政治プロセスに介入している が、ロシアも同じことをしているかのように非難している。実際のところ、ロシア政府には、そうした事をする意味が無いにもかかわらずだ」と述べた。
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プーチン大統領は「
世界地図のどこを指で突いても、至る所で、米国の公人が、内政に干渉している との苦情を耳にするだろう」
と指摘 し次のように続けた-
「それゆえ(もし誰かが、それは私達ではないが)我々は内政干渉していないと言いながら、誰かが何らかの形で他国に影響を与えたり、あるいはそうしようとしたり、あるいはそのプロセスに参加している場合、それはもう米国を怒らせないではいられない。我々が内政干渉していると、一体誰が我々を非難し、我々を怒ることができるのだろうか? あなた方米国自身は、絶えずそうした干渉を行っているではないか。
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ロシアには、他の国の内政プロセスに介入する意味はない。なぜなら、どんな政党あるいは候補が、 あれやこれやの国々で
選挙に勝とうが、政治路線は、以前のまま残るからだ。 大統領の交代があり、権力政党が変わったとしても、政治路線は変わらないものである。」
米国はいまだにロシアが自国の大統領選挙に干渉したとして非難し続けている。一方で米国はそれを証明する明確な証拠をいまだに一切提出していない。それどころかこうした非難に続いて他の西側諸国もEU加盟国の選挙にロシアが干渉しようとしているなどと言いがかりをつけはじめたが、これにも一切の証拠は提出されていない。
この事についてプーチン大統領は、NBCのインタビューの中で次のように答えた-
「
米国大統領選挙にロシアが介入したという、いかなる直接的証拠も、私は一度も見た事がない。 誰の引用だとか、誰に罪を負わせるとか、それは必要ない。選挙に負けた人達にとってみれば、災難に会うのは誰でもいいのだ。」
ロシア国内の生活水準に対する質問に、大統領は、次のように答えている-
「我が国には、大変多くの問題がある。現在貧困の状態は、我々が予想したものより、若干悪くなっている。しかしそれでも、国民の実質賃金は何度も上がり、年金額も何度も上げられた。」
またパートナーとの対話についての質問に、大統領は、次のように答えている-
「
我々は、パートナーの話に耳を傾ける用意があるし、それが コンタクトを確立し一つのまとまった雰囲気を作り、一つの価値観への奉仕に自ら専念するため、
善意を持って行われるのであれば、そうした評価に耳を傾ける用意がある。しかし我々は、そうした事が政治的闘争の道具として用いられるならば、絶対に受け入れることはできない。 」
なお大統領は、ロシア国内の民主主義についての質問には、次のように答えた-
「申し上げたいことは、
ロシアは、民主主義の道に沿って発展しつつある という点だ。文字通りそうであり、その事に誰も何の疑いも持っていない、ロシアでは、在野勢力の集会もできるし、
人々は、自分の見解を表明する権利を持っている。 」
さらにロシア軍に関し 、プーチン大統領は、次のように述べている-
「今我々のもとにあるのは、かつてあったもの、つい
15年前に存在していたものと比べれば、完全に別の軍隊だ。 我が国の偉大な歴史や文化も含め、こうしたすべてのこと、当然ながら、
我々が現在目にしていることだけでなくあらゆることは、我々圧倒的大多数のロシア国民の心に、自分の国に対する誇りを呼び起こしている。 」.
外国からの投資について、大統領は次のような見方を示した-
「
我々は、投資してくれる人すべてを自分達の友人だとみなしている。 我々は、ロシア国内で彼らの計画が現実のものとなる手伝いをするだろう。彼らがロシアで成功裏に活動し利益を上げられるよう協力に務める。」
最後に駐米ロシア大使への言いがかりともいえる非難について、プーチン大統領は、次のようにコメントした-
「私にとって、あなた方が、何もない所にセンセーションを作り出し、それを現職大統領に対する戦いの道具に変えた事に、ただ驚いている、言えることは、あなた方は、そうした面で発明の才がある偉い方達であり、恐らく生きる事に退屈しているのだろう、という事だ。」
先の報道によると、
プーチン大統領にインタビューを行ったNBCテレビのケリー記者は 朝のテレビショー「トゥデイ」に出演した中で
プーチン氏についての感想を述べ、「率直な人だった。笑うし、笑顔だし、冗談も言うし、 彼について我々が聞き知っていること全てを考慮すると、予想とはいささか異なって、
彼は普通の人間だった」と語った。
時事ブログでは、生活の全てにおいて、ヤマ・ニヤマ(禁戒・勧戒)という宇宙の法を、基礎として据えるように勧めてきました。プーチン大統領の言葉は、こうしたことが、今後世界標準になることを、身をもって示しているのだと思います。
プーチン大統領は言行が一致していますが、アメリカを代表とする欧米社会のリーダーたちの場合、言っていることとやっていることが真逆ということがよくあります。今後、世界が平和に向かうには、アメリカはこれまででのやり方を改め、言行を一致させていかなければならないでしょう。
下の記事では、ティラーソン米国務長官の期待に沿って、マティス米国防長官やポンペオCIA長官らが、“果たして…シリアに配備されている軍部を本当に制御することができるのかどうか”を見極めなければならないとしています。この通りではないかと思います。
記事では以下、去年の9月にたった5日間だけ続いた“シリアの限定的な停戦”について触れ、米主導の有志連合による意図的な誤爆をロシア側が非難して、“ラヴロフ外相は…ジョセフ・ダンフォード将軍を批判した”と書かれています。
時事ブログでは当初から、ジョセフ・ダンフォード将軍はカバールに属しており、まったく信用できない人物だとしてきました。しかしこの人物が、同時にドラゴンファミリーと協力して、新金融システムを築こうとする共和国の暫定大統領でもあったのです。私は、権力志向の非常にいかがわしい人物と見ていましたが、去年7月のトルコでのクーデターの失敗で、彼はカバールからSSP同盟に寝返ったと見ています。
地球人に情報の全面開示を行なおうとしているSSP同盟ですが、元はイルミナティで、決して善良な者たちの集まりではありません。コーリー・グッド氏の記事を読めば、SSP同盟とコーリー・グッド氏の間には緊張関係があり、氏はSSP同盟から拷問も受けています。
しかし、現在ではジョセフ・ダンフォード将軍はプーチン大統領に忠誠を誓っており、キッシンジャー博士も同様です。またフランシスコ法王も、これからはプーチン大統領の指示に従うようです。あと数日もすれば、イエズス会は、フランシスコ法王に忠誠を誓うことになり、大きな枠組みとしてはまとまってきたと言えます。
残りの抵抗勢力としては、ロスチャイルド家とネオコンということになります。