渡米する娘と、入院する認知症の義母
生後6か月の赤ちゃんを含めた子ども4人を連れて渡米する娘。長期滞在なので空港の税関でいろいろな審査と手続きが必要です。
パートナーは一足先に発ったので全てを1人でしなければいけません。その上、アメリカに着いてからも新しい家のこと、子ども達の学校のこと等も大変です。それで、
暮らしが落ち着くまで私が付いていくことになりました。去年オーストラリアに二女のお産の手伝いに行った時と全く同じ日程で日本を留守にします。こんなことになるとは想像もしていませんでした。
さて、今まで
娘の渡航準備を手伝っていましたが、ひと段落したので
今度は自分の準備です。去年と同じように
留守にする家業の事務処理。夫への激励(笑)。子育て支援の仕事の段取り・・・。
渡航まで2週間!と思っていた矢先に義母がグループホームで腹痛を訴えました。
病院で急性胆嚢炎と診断され、外科的な処置ができる総合病院に救急車で運ばれました。
駆けつけると胆のうにドレーンを入れられて胆汁を排出する処置がされていました。義母は認知症です。
説明しても今の状況が理解できずに何度も管を抜こうとします。足が悪くて
自力で歩けないのにそれも忘れて
ベッドから起き上がって歩こうとします。
治療を優先するために拘束衣着用の許可を求められました。手足を縛るわけではない
ファスナーのつなぎ服です(自分で管を抜けないようにするためのパジャマ)。看護師さんも朝から晩まで一瞬のスキなく見守っていることはできないし、
ドレーンを抜かないためには仕方ありません。かわいそうにと思う
こちらの心配をよそに義母はあっさり受け入れました。と言っても
すぐに忘れてファスナーを壊してまでも抜こうとしますが。
炎症が収まったら手術して胆のうを全摘しなければ再発するとのこと。でも
その前に心臓の機能がかなり低下しているので別の病院に転院して
心臓カテーテルをして、場合によってはステントを入れて、
心機能が上がってから胆のうの全摘手術をします、と言われました。
聞いていて苦しくなってきました。義母は91歳。
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3月22日の外出中の出来事で、その日から25日の朝まで、水も飲まず何も食べず、トイレにもいきませんでした。27日になってほんの少しだけ食べ物を口にしました。