(前略)
相当長い記事なのですが、資料等からの実例を挙げて記された
記事を読みました。今回は、先にその記事からの抜粋をご紹介したいと思いますが、これを読んで思い出しましたのは、
「骨髄移植を受けた患者はその後、全身の DNA がドナーの DNA に置き換えられる」ということでした。
(中略)
2019年12月7日の米国ニューヨークタイムズより
…骨髄移植から4年後、ロング氏は寛解し、仕事に戻った後、犯罪研究所の同僚たちの助けを借りて、ロング氏のDNA検査が続けられた。
DNAテストは骨髄移植の直後から続けられたが、
骨髄移植後4か月以内に、ロング氏の血液はドナーの血液に置き換えられていた。
唇、頬、舌から採取された組織にも、ドナーのDNAが含まれていた。収集されたサンプルのうち、
ドナーのDNAの影響を受けていなかったのは、胸と頭髪だけだった。
しかし、最も予期しなかったことは、
骨髄移植から4年後、ロング氏の精液中のDNAは、すべてがドナーのものと完全に置き換えられていたことだった。
nytimes.com
骨髄は、血液細胞が作られる場所(造血幹細胞というものが細胞分裂を経て赤血球や白血球などになるとのこと)ですので、血液が提供者のものになるのは理解できるのですが、
「数ヶ月後から数年後には、全身の DNA がドナーのものに変わってしまう」ということが、ややショックでした。
これは、
遺伝子的には「他人になってしまう」ことを意味します。
さらには、
「精子のDNAが、すべてドナーのものになっていた」という現実です。つまり、今後
子どもが生まれるとした場合、その子は、「遺伝子的には自分の子どもではない」ということになってしまうのです。
(中略)
ここから、記事をご紹介します。
オリジナルはものすごく長いもので、翻訳した部分も結構長いですが、これでも、全体の3分の1くらいだと思います。
なお、
記事に出てくるポール・ピアソール(Paul Pearsall)という人は、アメリカの神経心理学者だった人で、この方が「心臓の記憶」というものにはじめて気づいた方のようです。英語版 Wikipedia には、以下のようにあります。
> ピアソールは、心臓移植を受けた人々のカウンセリングを行っていたことでも知られており、これらの患者が、手術後に性格に重大かつ不可解な変化を経験し、気質や個人的な好みがドナーに似るようになると主張した。
Paul Pearsall
(中略)
また、もう一つの論文『カナダの人口ベースのサンプルにおけるフッ化物曝露と睡眠時間と睡眠の質』には、“食事や環境由来のフッ化物は、松果体のようなカルシウムを含む部位に濃縮される可能性がある。松果体は睡眠覚醒周期を調節するホルモンであるメラトニンを合成する。…水道水中のフッ化物濃度が0.5mg/L高くなるごとに、睡眠が推奨量より少ないと報告する相対リスクが34%増加することがわかった”とし、結論として「フッ化物曝露は、カナダの高齢の青年および成人において推奨される睡眠時間よりも短い睡眠時間に寄与している可能性がある。」と記しています。
冒頭の動画は「松果体」に関するもので、“松果体は脳内の中央2つの大脳半球の間に位置する小さな内分泌器官で、人間の体内時計を調整するメラトニンや幸せホルモンのセロトニンを分泌することで知られています。…概日リズムを制御していることを科学者が発見したのは1960年代でした(32秒)。…松果体は松ぼっくりのような形をしているため、沢山の宗教的シンボルに松ぼっくりが表現されているという説があります(6分7秒)。…現代人の松果体は石灰化されているという話もあります。石灰化とは、松果体にカルシウムが沈着する現象で、加齢と共にリン酸カルシウムや炭酸カルシウムなど、結晶化した脳砂…が出現するようで、そのため頭蓋骨をX線で撮影すると、石灰化した松果体が写るそうです。松果体の石灰化は早くて2歳から、そして人口の40%もが17歳までに完全に石灰化されると言っている研究もあります(8分7秒)。…松果体の石灰化は統合失調症やアルツハイマー病とも高い関連性があると言われていて、石灰化によるメラトニン分泌の低下が影響していると言われています。その石灰化の原因の1つとして、フッ素の蓄積があげられています。水道水や歯磨き粉に含まれているフッ素が原因…と言われています。…フッ素はそれ以外にも殺虫剤や農薬でも使われていたり、フライパンのテフロン加工などもフッ素樹脂のコーティングなので、生活のあらゆるところで我々はフッ素を摂取していることになります。…松果体の石灰化が進行してしまうと、人間の直観力や意識レベルが弱まり、よりマインドコントロールしやすい社会を作り出しているのかも知れません(11分20秒)”と言っています。
「松果体」は肉体レベルでサハスラーラ・チャクラに対応する器官です。サハスラーラ・チャクラが覚醒すると、松ぼっくりが開く感じ、あるいは花のつぼみが開く感じがします。数日で完全につぼみが開くと、次に脳全体が花のように開花してゆきます。最後に頭頂が薄く開いたような感覚になり、高次の光を受け取る準備が整います。
この段階では、ジッドゥ・クリシュナムルティが勧める全方位的な知覚を伴う瞑想が必要でしょう。そして、ついにサマーディ(三昧)の瞬間が訪れます。無限の光が、頭頂のサハスラーラ・チャクラから体内に流入し、体の細胞の全てを光で満たすのです。これがニルヴィカルパ・サマーディです。
こうした霊的探究の簡単な道筋は、私が書いた本『幸せを開く7つの扉(チャクラ)』に簡潔に記しています。