竹下雅敏氏からの情報(2点)です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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イラン人学者の協力により、アンチエイジングの秘密が解明
イラン人研究者らが、2歳の実験用マウスにて、ある種のたんぱく質のレベルを増強した結果、これらのマウスの体内の組織を生後6か月のレベルにまで若返らせることに成功しました。
イラン学生通信・イスナー通信によりますと、アメリカ・ハーバード大学医学部のイラン人研究者ジャーヴィード・モスレヒー研究員とその研究グループが、マウスの細胞のDNA関係を改善した結果、これらのマウスの体を若返らせることに成功したということです。
これらの研究者は、1週間にわたる再生作業の結果、2歳のマウスが生後6ヶ月に相当する細胞を有していることを突き止めています。
この若返り効果は、60歳の人間を、体の一部の組織において20歳にまで若返らせることに相当します。
これらの研究者によりますと、1つの細胞内に存在するDNAと、細胞内のミトコンドリアは加齢とともに互いに関係を持たなくなり、この関係がなくなることで細胞で作るエネルギーの喪失と老化、病気の罹患につながるということです。
この学術的な発見は、ガンや糖尿病などの難病の画期的な治療法になりうると見られています。
————————————2点目————————————
喫煙により人のDNAは変化する
喫煙によって引き起こされるDNAの変化は、遺伝により引き継がれる可能性もある。スウェーデンの研究グループが明らかにした。
ウプサラ大学のオサ・ユハンソン主任学術研究員によれば、「
DNAに何らかの変化が起きることは予想していましたが、その強さには驚きました。それを正確に数字として計測することは非常に困難ですが、いくつかのDNAにおいて20%までの変化をすることもあります。」という(「ザ・ローカル」紙インタビュー)。
つまり、喫煙によって引き起こされるガンや免疫低下などが遺伝する可能性もあるということだ。
ユハンソン女史は、「喫煙することで自らに蓄積した有害物質はDNAの変化をもたらすほか、ガンや肥満を引き起こすとされている遺伝子を形成する可能性もあります。」と話している。