アーカイブ: *政治経済

[日刊ゲンダイ]日大教授・水野和夫氏が語る 「資本主義は死期に突入」

竹下雅敏氏からの情報です。
 非常に面白い記事で、まさにこの通りだと思います。私はすでに2012年9月13日の記事のコメントで、“グローバリズムそのものがリーマンショックですでに崩壊している”と指摘しているのですが、ようやく専門家の方が同様の発言をしてくれました。こうしたことが認識出来ずに、TPPについてあれこれ議論しているというのは、笑える様な状況です。TPPなぞ、そもそも成立するはずがないということは、この記事をご覧になれば明らかにわかることです。記事の最後のところで、“次のシステムを用意しておかなければいけない”とありますが、私はすでにプラウトを指摘しており、映像配信の経済講座でも、金融システムをどうすべきかを提言しています。いずれその方向に向かうことでしょう。
 ここでひとこと言っておきたいのは、この記事でも触れられていますが、“経済が永遠に成長を続ける”という誤りに気付かなければならないとあります。これは端的に、銀行が利子を取って資金を貸し付けることから起こる事がらなのです。本来銀行が貸し付ける資金は、利息を取るべきではありません。彼らは、自分たちあるいは人々から集めたお金を他の誰かに貸しているわけではないからです。数字の上で貸し付けておいてさらに利息まで取り、利息分が払えなければ土地や建物を収奪するという、信じられないような詐欺行為を行っているのが銀行なのです。架空の数字を貸し付けておいて、支払いが滞ると実物を収奪する、こんなことが許されてよいのかという銀行業に対する根本的な問題が、議論されていないのです。銀行が利息を取るべきでないというのは当たり前のことで、これがわからない人たちが現在圧倒的多数になっており、このことが地球、自然環境の崩壊に直結しているのです。金融システムを含めた全体的な意識の転換が必要だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
日大教授・水野和夫氏が語る(上) 「資本主義は死期に突入」
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[週刊朝日]田原総一朗「韓国の『反日感情』は政治家とメディアが煽る幻だ」

竹下雅敏氏からの情報です。
 この田原総一郎氏の記事はよく読まれているようです。今のメディアの中において、かなり重要な記事ではないかと思います。ご覧になればおわかりのように、メディアによってこうした反日感情や嫌韓感情が作り出されているのです。もちろんネット上の操作も含めてのことです。こうしたことがわかっていれば、このような情報操作に対して引いた見方を取ることが出来ます。一部のブロガーが日本人は他の民族とは異なるというような前提で、韓国人・中国人などの他の民族をあからさまに劣等民族として断定するような書き方をして馬鹿にしている様を見ると、“あなた自身が劣等なのではないのか”と言いたくなって来ます。このような根性の悪い人たちが権力層に乗せれられているにも関わらず、自分達が知識人のように振る舞うところが、ジャーナリストと同程度の低レベルの人間であることを裏付けていると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
田原総一朗「韓国の『反日感情』は政治家とメディアが煽る幻だ」
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[産経]「顔見たくない」ほどの激論…日米TPP「個別」と「包括」しのぎ

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事を見ても、読売新聞の「日米 TPP実質合意」に関して菅官房長官が記事の内容自体を否定しなかったことから、やはりこの方向で今後大筋合意を目指していると考えて良いと思います。ただ今日の“衆議院鹿児島県第2区選出議員補欠選挙”の関係もあり、合意の表現を共同声明に入れることは出来なかったと思います。
 読売の記事が出たことで、TPPに関して相当な混乱と議論が起きているようですが、私はこのようなものはほとんど大勢に影響を与えないと思っています。どう考えてもTPPはいずれ空中分解する見込みであり、交渉が成立する可能性は全くと言っていいほどありません。日本としては交渉を出来るだけずるずると先延ばしにするでしょうし、その間に多くの人がその危険性に気付くようになると思います。
皆さんは私のこうした見解が希望的観測のように思われるかも知れませんが、実のところ、現在の日本は自民党解党・政界再編に向って動いています。これは板垣英憲氏の情報の通りです。皆さんが驚かれると思うのは、こうした小沢一郎氏を権力の中枢に据える新しい政権作りに中曽根元首相や読売新聞が関わっていることなのです。要するに彼らは現在アンドリュー陣営に寝返っているのです。この読売の大スクープも、実はその流れの中にあるものなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
「顔見たくない」ほどの激論…日米TPP「個別」と「包括」しのぎ
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[NEVADAブログ]オバマ大統領の離日 〜オバマと安倍の険悪な関係〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 今回のオバマ訪日は、外務省のメンツを保つために無理やりアメリカにお願いしたものなので、結果は外務省としてはまずまずだったと思います。この記事のように冷静にオバマと安倍の関係を見れば、事実としては親密どころか険悪と言ってよいようなレベルで、礼を尽くした対応というのは、天皇陛下とオバマの間のみであったと言えるのはないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
オバマ大統領の離日
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[日々坦々他]TPPで大幅譲歩を迫るオバマもTPA無しの「丸腰交渉」を日本側に見透かされ…

竹下雅敏氏からの情報です。
 TPPの日米交渉に関して様々な情報が錯そうしており、相当混乱しているように思います。取り上げた前半の記事は、私もほとんど同様に考えています。
 “続きを読む”以降では、TBSが“全ての項目について着地点を見出し、事実上合意していた”と報じたことで、これが事実なら大変なことです。政府は国民を騙したことになります。さっそく天木直人氏が今日の記事において、“密約されていた”と報じました。おそらくそれは記事を誤解したものだと感じます。TBSの記事の内容はかなり具体的な部分に踏み込んでおり、こうした方向で話し合いをしていること、また今後この方向で話し合いを継続することが確認されただけだと思います。従って甘利大臣の言う通り、「日米間での大筋合意はない」というのが事実だろうと思います。ですから“事実上合意”という表現自体が間違っていると感じます。
 現実にこの方向で交渉を進めようとしても、議会がそれを受け入れるか否かまったくわかりません。麻生財務大臣の“オバマがまとめる力は無いだろう”という発言が、それを裏付けていると思います。オバマの議会に対する影響力の低下に加えて、交渉権限を持っていない人物と合意したところで、何の意味があるのかということです。
 いずれにしても、中間選挙まで何も決まらないでずるずると引き延ばしていれば、いずれTPPは空中分解するのではないかと思います。メディアの報道はTPPが国家の主権を放棄することだという本質的なところに触れず、個々の品目の交渉に問題があるかのように報じていますが、これはいつものことなので、私たちはTPPの本質を見誤らないようにしなければなりません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————1点目————————————
尖閣問題に言及しTPPで大幅譲歩を迫るオバマもTPA無しの「丸腰交渉」を日本側に見透かされ…
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

» 続きはこちらから