注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
米国では1日千人以上のペースで死者が増えており、トランプ大統領は記者会見で、今後2週間の状況について「最も厳しいものになる」と指摘した。(以下略)
1/ 3月27日のクオモNY州知事の会見は、Javits Center で行われた。東京ドームが何個か入るこの巨大なコンベンション・センターを1000床のベッドが入る野戦病院に改造する計画を立ててのが1週間前。
— yoͥ̊̈͋͌̆͑s̔hͯ̓͐͌ͬ́̈́̅il͆͂͋ͧͬͮo͌ͧ́ͮ̂͒̏̆̎̑̓̽̓gͫ̔̓͊͐̌ͦ (@yoshilog) March 28, 2020
それが完成したそれをやり遂げた軍人さんが今日の会見を聞いている。 pic.twitter.com/DDAyP5BBqh
3/ 今日の会見は、完全に今から前線に兵士を送り出す指揮官の愛と勇気に溢れるスピーチになっていた。
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これは長い戦いになることを覚悟して欲しい、損傷も激しいものになる、我々は涙を流すだろう、しかし、私はあなたたちを絶対に見捨てない、我々は勝つというような言葉が続いた。 pic.twitter.com/YqqtzQq9H9
7/ 次に医療キャパの増強の戦略を説明した。これを聞いてる軍人さんたちにとって、これは自分達の仕事の意味を理解する上で役に立っただろうと思う。
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何がいくつ必要で、今のところいくつ手に入ったと細かく説明する問答無用の透明性。例えば、マスクが2千万個必要だが、ストックはたったの120万個。 pic.twitter.com/f7BHoQWuVh
9/ ここにいる軍人さんの仕事がここで出てくる。14万ベッドと4万ICUベッドが必要なのに、現状はそれぞれ5300と3000。彼らは今1000ベッド増加する仕事を完成したのだ。あと三つの臨時病院で1000ベッドずつ増加する仕事が進行中。 pic.twitter.com/An8VLDoniH
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13/ 病院のキャパを増強する作業の今後4週間のプライオリティを彼は紹介する。聞いている軍人さんにとっては作業日程の全貌が分かって、現場のオペレーションにとっては、こういうのはとても重要。
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それにしても、この突貫工事具合が凄まじい。 pic.twitter.com/pahEFc4H9t
» 続きはこちらから18/ モノ(医療サプライ)、ハコ(病院)の後は、ヒト(医療スタッフ)のアップデートになる。
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引退した医者や看護師で応援に参加したいと手を上げる人が62,447人に達した。
心のケアの応援に駆けつけたプロの数は10,099人になった。
強制ではない。7万人以上が自発的に集まったのは驚く。 pic.twitter.com/fgv1c6TMEV
30万円給付をチラつかせて、なるべく渡さないで済むように姑息な条件付けをするような情け無いどこかの政治家とは大違いです。政治家には"器量"というものが求められる!ということを痛感します。
クオモNY州知事は、ベッド数の増強のために、巨大なコンベンションセンターを1000床のベッドが入る臨時病院に改造する計画を立てました。その際、最新の感染状況そしてそれにより必要となる医療キャパ増強の必要性を軍人たちに伝え、モノ(医療サプライ)ハコ(病院)の必要数を確認することで、今何をすべきか!という明確な目標を共有しています。気休めにもならない"マスク2枚"とか、不安をあおるだけの表層的な”オーバーシュート”なる言葉などとはまるで違い、必要とされる医療キャパ増強計画における現時点の位置づけを明確にしています。そしてこうしたトップのモノ(医療サプライ)ハコ(病院)の増強計画に共鳴するように、ヒト(医療スタッフ)に関しても、引退した医者らが自発的に集まっています。その数、全米各州からなんと7万人!
州知事は皆を鼓舞します。勇気、技術とプロフェショナリズムを持ち、その頭脳と心で、命を助ける使命を受けるあなたたちは私の誇りだ!と。NYの全てがあなたたちに感謝している!と。
さらに彼は全米各州にて感染のピークが異なったタイミングでやってくることを見据えていいます。NY州のピークが過ぎたら、ニューヨーカーは最も必要なところに一番最初に駆けつける、と。彼は全米を救うプランを念頭において、既に一人で始めているというのです。
日本も今まさに医療崩壊目前ではありますが、最前線に立つ医療従事者の皆さんにもこうしたエールを送りたいものです!現状、「自分たちのために民を利用する」ような政権であるため、NY州知事に見るような"器量"はのぞむべくもありませんが、国民は皆ちゃんと見ていますから!応援していますから!!