注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
新型コロナウイルス感染の不安があっても検査してもらえない「検査難民」が続出しています。そんな中、感染者急増の北海道で厚労省が“検査妨害”していた疑いが発覚しました。https://t.co/X73hwFwaqS #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) February 28, 2020
安倍政権に“感染者隠し”の疑いが浮上している。検査を受けられない「検査難民」が続々と顕在化し、国民から怒りの声が上がっている。そんな中、厚労省が“検査妨害”していたことが発覚した。
(中略)
27日の衆院予算委員会で、立憲民主党の川内博史議員の質問で驚きの事実が発覚。25日に厚労省の研究機関「国立感染症研究所」から北海道庁に派遣された3人の専門家が「検査をさせないようにしている疑念がある」と指摘したのだ。
(中略)
政府が策定した基本方針に記載のある〈入院を要する肺炎患者の治療に必要な確定診断のためのPCR検査〉の実施を必要以上に強調。暗に、「軽症の患者は検査するな」との意向をにおわせ、道職員や保健所職員の間で「検査し過ぎてはいけないのか……」という空気が生まれているという。
(以下略)
【まるで731部隊】元国立感染症研究所員の岡田晴恵教授、#新型コロナウイルス(#COVID19)のPCR検査が一般病院に広がらない理由について「感染研OBが衛生研から上がるデータで自身の研究と業績に結び付けたいから止めている」と告発 #モーニングショー で
— 𓉤箱コネマン𓁷 (@HAKOCONNEMAN) February 28, 2020
※分かりやすく編集しました pic.twitter.com/dpzKO0c4zQ
岡田晴恵教授の告発
— ジャム (@jam9801) February 28, 2020
「これはテリトリー争いだと。衛生研から上がってきたデータを全部感染研が掌握する。感染研が自分で持っていたいと言っている専門家の感染研のOBがいる。そこら辺がネックだったんだと。
私はその時に思ったのはぜひそういう事はやめていただきたいと。。。」#モーニングショー pic.twitter.com/Kviu57C2rl
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実のところ、国際協力機構(JICA)は、新型コロナウイルスの感染の有無を検査できる試薬など約1,000人分40万円相当をミャンマーに無償で贈与。中国は日本への支援として、1万2500人の検査キット250箱を国立感染症研究所に無償提供してくれています。これでは、安倍政権は「感染者」を減らしたいのではなく、「感染者数」を減らしたいためにわざと検査をせず、「感染者隠し」を行なっていると言われても仕方ないでしょう。
冒頭のツイートの動画をご覧ください。元国立感染症研究所員の岡田晴恵教授はPCR検査が一般病院に広がらない理由について「衛生研から上がってきたデータを全部感染研が掌握する。感染研が自分で持っていたいと言っている専門家の感染研のOBがいる」との衝撃的な発言をしています。こんな事をテレビで言っていいんでしょうか。
ただ、この言葉をそのまま受け取ってはいけないでしょう。国立感染症研究所がデータのすべてを「自分で持っていたい」理由は、岡田教授が言うように「自身の研究と業績に結び付けたいから」なのか、それとも中国がすでに行っているように感染者数、死亡者数を国がコントロールして公表できるからなのか。常識では後者の理由だというのが普通の考え方だと思います。
加藤勝信厚生労働相は、PCR検査について公的医療保険の適用に向けた準備を進める考えを示し、「大学病院や民間医療機関などでも検査できるよう支援しており、どんどん引き受けてもらえる状況ができれば(適用を)考えていい」と発言しましたが、これは早急に、“大学病院や民間医療機関などの検査結果を一元管理できる体制を整える”という意味でしょう。