注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
安倍昭恵夫人とのメールで、にわかに注目を集めているのが籠池泰典理事長の妻、諄子氏(60・塚本幼稚園幼児教育学園副園長)だ。
(中略)
「2月23日、総理の秘書が一方的に昭恵さんの辞任届を送ってきました。後日、昭恵さんの秘書に辞任の件を話したら『えっ!』と驚いて。つまり昭恵さん本人は、辞めたことを知らなかったんです。昭恵さんはそのあとも2月28日だったか、『私は今でも名誉校長をしたいと思っているんです』と、電話で私に言ってくださいました」
(以下略)
安倍首相が説明する昭恵夫人の名誉校長就任の経緯は、誰がどう見ても不自然すぎる。安倍首相の言い分によれば、(中略)…講演の直前に「名誉校長になってください」と籠池理事長から頼まれ、断りきれなかったという。ようは「私の妻は名誉校長を嫌がったが強要されたんですよ」と同情を誘おうというわけだ。
(中略)
仮に、昭恵夫人がイヤイヤ名誉校長にさせられたのならば、少なくとも籠池氏や森友学園の宣伝などしないだろう。
(中略)
実際、この塚本幼稚園での講演では「普通の公立学校の教育を受けると、せっかくここ(塚本幼稚園)で芯ができたものが、(公立の)学校に入った途端に揺らいでしまう」と、公立学校の教育を否定するほど礼賛していた。やはり、その直前に無理やり名誉校長にさせられた人間の発言とは到底思えない。
(以下略)
昭恵氏はこれほど入れ込んでいた、あるいは心酔していたのです。
— sig_yok (@yoksig) 2017年3月31日
→天皇と天皇制国体のために身も心も捧げよと教える「教育勅語」を幼稚園児が唱和させられているのを見て満足そうに微笑む心理は異常だと思います。#洗脳教育#教育勅語#安倍友学園#名誉校長#首相夫人の権威#忖度疑惑 pic.twitter.com/R5UAU82jTo
ところが、籠池夫人によると昭恵夫人は、“私は今でも名誉校長をしたいと思っている”と電話で言ったというのです。私はもともとあべぴょんの言っていることを本当だと思った事はありませんので、あべぴょんの言い訳はかなり苦しいと思っています。
昭恵夫人の当時の言動から、名誉校長就任を嫌がっていたとはとても思えません。なので、この籠池夫人の話の方が信憑性が高いように感じます。
ただ、野党がこの矛盾を追及したとしても、あべぴょんは、“妻は断りきれずいやいや名誉校長にさせられた。しかし、(引き受けた以上は)今でも名誉校長をしたいと思っている”と言い逃れるのではないでしょうか。サイコパスですからね。