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[長周新聞]グローバル化への民衆の反撃 韓国・大統領退陣求め230万人デモ 外資に牛耳られた経済構造

 藤原直哉氏が「ほぉ、出てきたね」と、安倍首相に朴槿恵大統領と同じ身内への利益誘導疑惑が出てきたことをツイートしています。日本でも安倍政権を退陣させるような起爆剤にならないものでしょうか。現在、韓国では、大規模なデモが発生し、大統領が辞任を表明するまでに至っていますが、長周新聞の記事ではそこに至るまでの詳しい解説が書かれています。現在の韓国くらいに日本がボロボロになって初めて日本人にも火がつくのでしょうか。日本は、フルフォード氏が以前言っていた「茹でガエル状態」だと思います。日本人の性質上、熱湯に入れられても我慢するということもありえるかもしれません。

『2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する』
Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/茹でガエル

 動画の2:20〜3:20では、中国マカオのカジノについて出てきます。収益が半減しているとのこと。原因はVIP客が減っていること。その背景には習近平氏が進めている腐敗撲滅運動があり、カジノでマネーロンダリングすることを封じたようです。日本のカジノ解禁法案の強行採決は、この流れと無関係ではないと思います。中国で無理なら日本でということになるのでしょうか。5:18〜8:20では、カジノを解禁して16年が経過した韓国の様子を紹介しています。日本の未来を暗示しているように見えました。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

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マカオ、韓国のカジノに実態、それでも推進か?20161212
配信元)


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グローバル化への民衆の反撃 韓国・大統領退陣求め230万人デモ 外資に牛耳られた経済構造
転載元)
 隣国の韓国で朴大統領の退陣を求める大規模なデモが連日くり広げられ、11月末に辞任を表明した後も首都ソウルでの150万人をはじめ、全国各地で230万人をこえる規模に膨れあがるなど、韓国史上初といわれる斗争に発展している。

既存の政党や労組などの組織動員をはるかにこえたもので、労働者や農民、青年・学生や高校生、幼い子どもを抱えた家族連れなど幅広い層が参加している。民衆の怒りは、直接には大統領の腐敗を契機にして噴き上がっているものの、問題をそこだけに矮小化しても説明がつかない。 

背景には、1997年のアジア通貨金融危機でIMF(国際通貨基金)が乗り込んで新自由主義にもとづく構造改革を強行したのに続き、2000年代に入って急激なグローバル化の道を突き進んだ結果、外資の略奪や多国籍企業化した財閥企業の海外移転が進み国民の暮らしが散散なものになってきたことへの怒りがある。後を追ってグローバル化に舵を切っている日本社会にとっても、その未来を暗示する内容を含んでいる。 
 
 通貨危機後の変貌した韓国 朴槿惠の腐敗にとどまらない背景 

 第2次大戦後に朝鮮半島は分断されて南北の矛盾を形成し、韓国は日本と同じくアメリカからの支配的な力が加わりながら、紆余曲折を経て今日に至っている。軍事的にも経済的にも、アメリカの存在を抜きにしてその歴史的変遷を見ることなどできない。

(中略) 

 しかし、230万人もの大衆を突き動かす行動の根底には、腐敗問題にとどまらない社会的に蓄積された怒りが存在していることをうかがわせている。米韓FTAで痛めつけられてきた農民の怒り、多国籍企業化した財閥企業がグローバル化によって国内に貧困を押しつけていることへの怒り、若者は非正規雇用だらけになり就職すらできないことへの怒り、規制緩和によってセウォル号のような事故を引き起こす社会への怒り、THAAD(高高度弾道弾迎撃ミサイル)を配備して同胞である北朝鮮に対して敵対的な関係を強めることへの怒りなど韓国社会全般を覆っている矛盾が大統領の腐敗を一つのきっかけにして噴き上がり、支配の側を震撼させていることに特徴がある。

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[Sputnik]プーチン大統領は明仁天皇と謁見せず、秋田犬はモスクワに来ない… 〜安倍外交はことごとく失敗 いつでもひっくり返る状況〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 日本政府がプーチン大統領の天皇陛下への謁見を企画しなかったために、プーチン大統領は秋田犬の受け取りを拒否したというのは、わかりやすいです。交渉の流れを見ていると、“諸島の地位と平和条約問題が解決される事はなさそうだ”というのは、大方予想通りです。ロシアとの交渉を含め、安倍外交はことごとく失敗と言って良いのではないでしょうか。
 はっきり言って、これほど無能な政権はこれまでなかったように思います。メディアのコントロールで国民は今のところうまく騙せていますが、実のところ、いつでもひっくり返る状況ではないかと思います。
 というのは、時々我が家にかかってくる勧誘の電話で、オペレーターのアルバイトをしているおばさんに、相手のセールストークを聴く傍ら今の日本の状況をかいつまんで説明し、安倍政権が何をやっているかを直接講義することがよくあるのです。そうすると、例外なく全く政治に興味のないおばさんが、突然ひらめきを得たように、“ものすごくよくわかります”と言ってお礼を言われるのです。要するに、一般庶民は生活実感から何かおかしいと思いつつも、真相がつかめないでいるのです。
 なので、日本でトランプ氏のように本当のことを言うカリスマ的な人物が1人現れると、その瞬間に全てがひっくり返ってしまうのです。日本の場合、周回遅れでアメリカの後を追っているので、いずれ、日本にも革命が起きるのは間違いありません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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プーチン大統領は明仁天皇と謁見せず、秋田犬はモスクワに来ない…プーチン大統領と安倍首相の会談から待たれるものは?
転載元)
© Sputnik/ Dmitry Astakhov

© Sputnik/ Dmitry Astakhov


今週、この数年で最大の日露首脳会談が行われる。双方は平和条約だけでなく、経済での新プロジェクトも審議する予定だ。

現在のところ、プロジェクトは資源採取、インフラ刷新に集中している。一方、日本政府は、係争諸島の経済的地位とビザ発給緩和の審議へと議題を拡大するよう望んでいる。

ロシアは何よりも、日本からの投資活発化に期待している。ロシア経済への投資額において、日本は中国をすでに凌駕しているが、うち多くの部分は石油ガスブロジェクトに向けられている。現在、ロシア側は投資誘致分野の拡大を期待している。

諸島の地位と平和条約問題が解決されることはなさそうだと、双方が認めている。

また同時に、G7諸国が支持する、日本による、個人と個々の銀行に対する対露制裁は続いている。会談の象徴的な瞬間から察するに、楽観的な予測は未だ許されない。日本報道各社によると、日本政府はプーチン大統領の天皇陛下謁見を企画せず、ロシア側もまた、贈り物としての2匹目の秋田犬受取を拒否した。ロシア報道各社の情報によると、係争諸島に関する主要な肯定的なニュースとなるのは、ビジネスマンに対する両国のビザ要件緩和と、両国での経済協力拡大だ。協力拡大に主に関係するのは漁獲と海産物の加工、ツーリズム。しかし、この問題にも、一連の規制に関する意見の相違が残っている。

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北方領土でロシアとの共同統治案 政府検討
ともに主権行使、12月首脳会談で協議探る
引用元)
 日本政府がロシアとの北方領土問題の打開策として日ロ両国による共同統治案を検討していることが16日、分かった。最終的な帰属の扱いで対立する国後・択捉両島などでともに主権を行使する手法で、双方が従来の主張を維持したまま歩み寄れる可能性があるとみている。北方四島のどの島を対象にするかや施政権をどちらの国にどの程度認めるかなど複数の案を用意し、ロシア側との本格協議に入りたい考えだ。

(以下略) 

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配信元)

国家非常事態対策委員会 2016/12/12:トランプ大統領誕生後の世界の動き / 南極の秘密会議で何が話し合われているのか / 世界政府の樹立について / 既成政党を打ち負かす第三勢力の出現

 フルフォード氏出演の最新動画を文字起こししました。重要と思われるところを要約すると以下のようになります。

2:11〜5:00 
トランプ氏の勝利は、米連銀を私物化した家族群に対する革命であり、グノーシス派イルミナティとCIA(良識派)の両筋から、「トランプ政権誕生後にかなりの逮捕劇が起こる」と言われている。また、ウクライナの東西分断、中近東でのイスラム共和国の誕生が予想される。日本と韓国と北朝鮮を1つの国にする動きもある。

5:00〜5:40/12:35〜15:35 
ロシア正教会のキリル教皇やケリー国務長官が南極に行き、連日秘密会議が行われている。封印されていた科学技術やUFOテクノロジーが公開される可能性がある。実際に南極基地に行った人物からの情報だと、ケリー国務長官は、大統領選挙当日に「これからグノーシス派イルミナティが政権を取る、トランプを認めろ」と言われたとのこと。

7:30〜9:06 
国際的枠組みを根本的に変えるため世界政府が樹立される可能性がある。ファシスト的な世界政府ではなく、平和維持のための必要最低限度の世界政府になる。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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トランプ大統領誕生後の世界の動き【NET TV ニュース.報道】国家非常事態対策委員会 2016/12/12
配信元)

2:11〜 

トランプ大統領誕生後の世界の動き



フルフォード:まず、世界というのは過去と繋がっているんですよ。今までの延長線が基本なんですよね。要は、中国とアメリカの通商、日本とアメリカの軍事同盟とか、そういう基礎的なところはそんなに変えられないので、そんなに大きく変わらないけれども、それでも、やっぱり国家安全保障補佐官のマイケル・フリン将軍が言うように、アメリカにとってジョージ・ワシントンが初大統領になった以来の大事な選挙だったと。これはアメリカで革命が起きたのは確かなんですよ。どういう革命かと言うと、米連銀を私物化した家族群に対する革命なんですよ。だからロスチャイルドとか、ロックフェラーとか、ブッシュ、クリントン。

まあ、私はグノーシス派イルミナティの人間からの連絡によると、かなりの逮捕劇が起こると。トランプになってから。CIAの人間も同じことを言っているんですよ。そうなるかならないかというのが当面のポイントなんですけれども。

ただ、軍事政権だからと言って、アメリカが戦争をやりたいかというと、そうでもない。やっぱり世界平和に向けて動いていきます。ただ、やっぱりソ連が崩壊した時みたいに、新しい国が誕生して、大きく地図が塗り変わったと同じようなことがこれからまだ起こると。

前回も言ったと思うんですけれども、ウクライナが多分分断される。オランダ系の民族がポーランドの一部になって、ロシア系はロシアの一部になると。それから、中近東では、おそらくイスラム共和国が誕生するという動きになります。東アジアで僕が聞いているのは、どうしても日本と韓国と北朝鮮を1つの国にしたい勢力が動いています。これは旧王族関係とか、ああいうグループがそういうことを狙っている。

なるかどうかはわかりませんけど、そういう動きをしている人たちがいるのは確かなんですよ。でも、戦争が起きない。大きなそんな悪いことが起きないと。

5:00

南極の秘密会議で何が話し合われているのか①


あと、はてなマークがつくのは、最近いろんな人たちが南極へ行っているんですよね。ロシア正教会のキリル教皇が行ったんですよね。それから、総選挙の日にケリー国務長官が行って、そこでなぜか南極で連日秘密会議が続いているけど、それは何なのかと。なんかすごい発表があるとは聞いていますけども、何かこう隠されたすごいハイテクが発表されるとか、そういう系列らしい。まあ、気になりますね。

MC:その南極の話は、総裁はどうでいらっしゃいますか?どう思われますか?

総裁世界支配構造、これを誰が支配しようとしているかという流れが変わるというね。その節目だと。これはやっぱりトランプ誕生が引き金になって、始まっている。トランプの大統領選挙中にいろんなことを言って、顰蹙を買っていたけれども、ヒラリーに対して、お前がISを作ったじゃないかと。お前とオバマがISを作ったんだと、こう何回も言っているわけで。それと11月8日はアメリカの独立記念日だとこう言っているわけだ。こういう風に言っているわけだ、彼は。だからその2つの言葉が、何を意味するかと。ISを作ったこの、所謂、戦争のマッチポンプをやっているのは、お前らの背後にある軍産複合体だと。俗に言ったらネオコンだと。ネオコンの上はマケインだとか、キッシンジャーだとか、その後ろにはニューコート帝国だと。ニューコート帝国の支配下がトランプによってどう崩れていくかということを、今ベンジャミンが南極と言った。だから南極会議によって、世界の支配構造の中心がどっかに移るということじゃないかとわしは思う。

MC:なるほどですね。

7:30 

世界政府の樹立について


フルフォード:で、やっぱり1月か12月中に、何か大きな従来のロスチャイルドとか、ああいう権力層と、これから上がろうとしているアジアとか、それで独立を再び手に入れたアメリカとかの間で、何かその戦後70年間続いたその国際枠組みを根本的に変える。

それで今回、世界大戦なしに平和的に変える協定が結ばれる可能性が高い。場合によって、世界政府が誕生する。ただこれは、所謂、ニューワールドオーダーみたいなファシスト的な恐怖の世界政府じゃなくて、平和的でみんな仲良く同じ村に住んでる、同じ空気を吸っている、同じ水を飲んでいるからみんなで仲良くする。国際犯罪はもう許しちゃいけない。今現実問題として、まだ国を侵略して人を殺して資源を奪う、法外の勢力がいるんですよ。その人たちを法の裁きの対象にするべきだと。要は、もうこれからは国を侵略してその国民を殺してその資源を奪うことはできなくなる世界を作るために、そういう意味で最低限の世界政府が必要。それが起きると思います。

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[Sputnik]天皇陛下 米国の立場を受け、プーチン大統領と面会しない 〜スプートニクの誤字はロシア側のメッセージ〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 これは読み解くのが難しい記事ですね。実は、今日の昼頃まで、タイトルは天皇陛下ではなく、天王陛下になっていたのです。元記事のコメント欄をご覧になると、“「天王陛下」とは何事か”という書き込みがあります。スプートニクは時々誤字脱字が見受けられるので、今回も誤字だったと考えることも出来ますが、今回の件はロシア側の意図的なメッセージだと考えた方が良いと思います。
 板垣英憲氏のブログを見ると、プーチン大統領の訪日の主目的は、天皇陛下への謁見だということです。これが実現しなかった理由は、記事によると米国からの圧力のようです。ロシア側は米国の圧力に天皇陛下が屈したと見たのかも知れません。  
 ここで思い出すのが、秋篠宮様のご家族の先日の自動車事故です。本当に事故だったのか。そういうことを考えると、今でも、日本そして日本の皇室は米軍の監視下にあると考えざるを得ません。
 ロシア側は、今回の日本側の決定を不満に思ったのは間違いありません。それが、侮蔑的な表現である天王陛下と言う記述になったとすれば、一応つじつまは合います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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天皇陛下 米国の立場を受け、プーチン大統領と面会しない
転載元)
© Sputnik/ Sergey Subbotin

© Sputnik/ Sergey Subbotin


ロシアのプーチン大統領は、12月15、16両日の日本訪問中に天皇陛下に謁見しない。日本は、対露制裁に関するG7の結束を懸念する米国の不満を危惧している。

今月中旬に山口県と東京で開かれるロシアのプーチン大統領と日本の安倍首相の会談について、米国が東京での開催を自粛するよう日本に求めていたことが分かった。共同通信が、複数の日米関係筋の情報として報じた。

マスコミによると、露大統領の東京訪問実施の必要性について長い間迷っていた日本は、同盟国の米国に、プーチン大統領の天皇陛下謁見を企画しなかったことで、今回の訪問を熱意のあるものとして考えることはできないと説明したという。

共同通信によると、米国は11月ごろ「ロシアのプーチン大統領を日本の首都に招き厚遇すれば、日米欧の『対ロ包囲網』が緩むとの懸念を伝えていた」という。

しかし日本側は応じず、12月16日の東京での首脳会談を正式に発表した。

プーチン大統領の訪日は12月15、16の両日。日本のマスコミは、会談では南クリル4島での共同経済活動の可能性やビザ緩和、クナシリ島、エトロフ島、ハボマイ島、シコタン島のいわゆる「北方領土」の問題が主なテーマになるとの見方を表している。

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米、日ロ会談の東京開催自粛要請 決定前、包囲網への影響懸念
 山口県長門市と東京で開かれる今月中旬の日ロ首脳会談について、米国が11月ごろ、東京での開催を自粛するよう日本に求めていたことが分かった。ロシアのプーチン大統領を日本の首都に招き厚遇すれば、日米欧の「対ロ包囲網」が緩むとの懸念を伝えていた。複数の日米関係筋が10日、明らかにした。日本は応じず、東京での会談を8日に正式発表した。米側には不満がくすぶる。

 ウクライナ問題やシリア情勢を巡ってロシアと鋭く対立するオバマ米政権と、ロシアと良好な関係を維持することで北方領土問題を動かしたい安倍晋三首相の思惑の違いが浮き彫りになった。

[ParsToday]オバマ大統領がテロリストに対する武器供与に関する規制を撤廃 / 米空軍がダーイシュを脱出させることを意図した「誤爆」 / アメリカとトルコが、シリアのテロリストに食料を送付…他 

竹下雅敏氏からの情報です。
 下から順に見てください。オバマ大統領が、シリアのテロリストに対する武器供与に際して規制を撤廃したとのことです。この関係だと思いますが、アメリカは、特殊部隊など200人を、シリア北部ラッカの奪還に向けて追加派遣するようです。これは米国の言い分とは裏腹に、ダーイシュ(IS)をラッカに脱出させる意図があるようです。
 イラクでは、イラク軍が北部モスルでテロリストを包囲しており、近くモスルはイラク軍によって解放される見通しですが、アメリカは今回もまた、空爆でイラク軍を誤爆しています。これは誤爆ではなく、やはりダーイシュを脱出させることを意図したものだと思います。
 シリア軍が、テログループの倉庫からアメリカ製やトルコ製の食料を発見しています。アメリカやトルコが公式に発表しているのとは逆で、彼らがテロリストたちを支援しているのはもはや明らかです。アメリカのカーター国防長官が、イラクのバグダッドを訪問したようです。アメリカ主導の対ISIS有志連合本部でアメリカ軍の司令官と会談したとのこと。おそらく、アメリカが支援しているテロリストたちを、どのようにシリアの街に脱出させるかを話し合ったのではないかと思います。もちろん、脱出させるテロリストの中枢は、CIA工作員やアメリカが派遣した特殊部隊の人間でしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカ国防長官がイラク訪問
転載元)



アメリカのカーター国防長官が、予告なくイラクのバグダッドを訪問しました。

イルナー通信によりますと、11日日曜にバグダッド入りしたカーター国防長官は、イラク軍の司令官やアバディ首相、クルド自治政府のバルザニ議長とも会談し、北部モスルの解放作戦とその経過について話し合いを行います。

カーター国防長官ははじめに
バグダッドのアメリカ主導の対ISIS有志連合本部で、アメリカ軍の司令官と会談しました。

この前に、アメリカ軍はモスル南部を空爆し、これによりイラクの義勇軍21名が死亡しました。

イラクの政府と国民は外国軍の駐留に反対していますが、数日前も、アメリカ軍の一団がイラクに派遣されました。

この数ヶ月、イラク軍と義勇軍はテロ組織ISISの占領地の多くを解放しています。

現在も、イラクのテロ組織の最大の拠点であるモスルの解放作戦が続けられています。

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アメリカとトルコが、シリアのテロリストに食料を送付
転載元)

シリア軍が、同国北部アレッポに存在するテログループの倉庫からアメリカ製やトルコ製の食糧を発見しました。

レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、テロリストがアレッポの旧市街の一部の地区から撤退したあと、シリア軍は、テロリストがこの地区に残した多数の倉庫からトルコ製やアメリカ製の食糧を発見しました。この食糧は、トルコ国境を通して、アレッポのテログループに送られています。

また、別の報道によりますと、シリア軍は、テロ組織ISISのメンバーが、古代都市タドモルに侵入したとする西側やアラブ諸国の情報筋の報道を否定しました。

シリア軍は、声明の中で、「シリア軍は依然としてタドモルの基地に配備されており、町をコントロールしている」としました。

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アメリカ軍による空爆で、イラク兵90名が死亡
転載元)

イラクの軍事筋が、同国北部モスルにある治安部隊の拠点に対するアメリカ軍の空爆で、イラク軍兵士90名が死亡、100名以上が負傷したことを明らかにしました。

ロシア・スプートニク通信が、イラク・バグダッドから伝えたところによりますと、この軍事筋は10日土曜、「アメリカ軍の戦闘機が、モスルでイラク軍の第9装甲部隊を誤爆し、これによりおよそ90名のイラク兵が死亡したほか、100名以上が負傷した」と表明しました。

また、この空爆でイラク軍の多数の装甲車や軍事施設が破壊されたとしています。

アメリカ主導の有志連合軍は、これまでに何度もイラク軍の拠点を誤爆しています。

テロ組織ISISに占領されているモスルの解放に向けた、イラク治安部隊の大規模な作戦は、イラク空軍や有志連合軍による空からの後方支援を受け、今年の10月中旬から開始されています。

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