注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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家賃を下げて生きさせろ!~劣悪な住宅政策に抗議デモ
転載元)
レイバーネット 16/6/13
→動画(3分)
「家賃が高くて家から出られない。自立できない。このままでは親子で行き倒れだ」と悩みを語ってくれたのは、親と同居している34歳のシングル男性。ネットで知ってこのデモに参加したという。6月12日午後、東京・新宿で「住宅保障に税金を使え」「公営住宅今すぐ増やせ」などのスローガンを掲げた「家賃下げろ」デモが行われた。
住宅問題に詳しい坂庭国晴さんは「若者の住宅事情が劣悪。ヨーロッパでは国による家賃補助があたりまえだが、先進国でやってないのは日本だけ」と憤る。雨宮処凛さんも「若者の貧困の大問題。家賃を下げて生きさせろ!」とこの運動に期待を寄せていた。呼びかけた「Call for Housing Democracy」の代表は、「住宅問題を参院選の争点にしたい」と意気込む。約100人のデモ隊は、サウンドカーを先頭に新宿の繁華街を練り歩いた。(М)
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配信元)
エキタスの原田さんのスピーチ。
— AEQUITAS /エキタス (@aequitas1500) 2016年6月12日
「収入のほとんどが家賃に使われてきてます。しかも、日本の部屋ってほんと狭いですよね。ほんとに住宅環境最悪ですよ。僕はアレルギー持ちで、家が狭いとすぐホコリがたまってもうくしゃみ止まんない。これで6万も7万も取られる。」#家賃下げろデモ
つくろい東京ファンドおおさわさんのスピーチ。
— AEQUITAS /エキタス (@aequitas1500) 2016年6月12日
「あるネットカフェ難民の方の話です。住所がないというだけで仕事もできない。家がなくなるということは、お金を失うというだけではありません。仕事を失うということでもあります。」#家賃下げろデモ
@aequitas1500 「家がなくなるということは、仕事が奪われるということです。希望が奪われるということです。家というものは、普通の生活をするために必要なチケットです。私は、日本にいる全員の人がそのチケットを持てるような社会にしたいと思っています」
— AEQUITAS /エキタス (@aequitas1500) 2016年6月12日
佐藤さんのコールを紹介します。
— 家賃下げろデモ@6.12新宿 (@housing_demo) 2016年6月12日
「住宅手当で家賃を下げろ!」「住宅保障に税金使え!」「公営住宅いますぐ増やせ!」 pic.twitter.com/YDmEJ3dglt
独裁者として欧米によって排除されてしまいましたが、カダフィーが統治していた頃のリビアは、現在の日本よりはるかに暮らしやすい、良い国だったようです。
"堤美果著「政府は必ず嘘をつく」によれば、ムアンマル・アル・カダフィー大佐が統治していた頃のリビアでは、すべての国民にとって、家を持つことは人権だと考えており、新婚夫婦には米ドル換算で約5万ドルもの住宅購入補助金を、失業者には無料住宅を提供し、豪邸を禁止していた。車を購入する時は、政府が半額を支払う。電気代はかからず、税金はゼロ。教育、医療は質の高いサービスが無料で受けられる。もし、国内で必要条件に合うものが見つからなければ、政府が外国へ行けるよう手配してくれた。国民には手厚い社会保障が存在し、生活水準も高かったのだ。(出典)"
元々、アフリカの貧困国だったリビアでここまでのことが出来たのですから、経済大国日本で同等のことが出来ないはずはないと思います。しかし、非正規雇用ばかり増えているにも関わらず、「就業者数を110万人増やした」と誇り、富裕層ばかりを肥え太らす安倍政権に国民が騙されているようでは永遠に無理かもしれませんが…。