中国側のオバマ大統領に対する扱いが話題:強烈なメッセージ「アメリカがこれまでの態度を変えないならば、各国から相手にされなくなる」

竹下雅敏氏からの情報です。
 中国側のオバマ大統領に対する扱いが、話題になっています。動画をご覧になると、G20サミットに出席するオバマに対し、中国側は航空機のタラップも、赤い絨毯も用意しなかったというのです。あり得ないミスとする人も居ますが、意図的なものでしょう。
 櫻井ジャーナルでは、“アメリカは特別だ”という幻想を打ち砕くことを目的としたものではないかとありますが、オバマ大統領、そしてアメリカが受けたマイナスのイメージは強烈です。アメリカの凋落は、もはや誰の目にも明らかで、暴力によって世界を支配しようとするアメリカに対し、中国側のメッセージは、中国が牽引役ではありつつも、皆で手を取り合って世界の繁栄を目指そう、というものです。アメリカがこれまでの態度を変えないならば、各国から相手にされなくなるという、強烈なメッセージだったと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米中職員が口論・・・オバマ氏「取材できることが大切」
配信元)

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中国で開催されるG20サミットに出席するため杭州の空港へ降りた米大統領に対する扱いの意味
引用元)
G20サミットに出席するため、各国の首脳が中国の杭州に集まっている。そのひとり、バラク・オバマ米大統領に対する中国側の扱いが話題になっている。タラップが用意されず、赤い絨毯も引かれていなかったのだ。オバマは航空機に格納されている階段で降り、そのまま自動車で空港を後にした。

(中略) 

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現在、アメリカの支配システムは大きく揺らいでいる。

(中略) 

メディアや映画を使ったプロパガンダ(一種の幻術)、自国の軍隊や情報機関だけでなく傭兵を使った暴力、投機市場(カジノ)を利用した資金操作、そして基軸通貨を発行できるという特権などでアメリカは維持されているのだが、庶民の生活は惨憺たるもの。統計数字の操作では騙しきれなくなっている。

しかも、すでにプロパガンダの実態は知られはじめ、暴力装置もロシア軍によって思惑通りには機能していない。カジノは新たな資金の流入がなければ破綻する。日本だけで支えられるものではない。

(中略) 

アメリカは自分たちが圧倒的な力を持ち、誰も逆らえないという幻想を作り出すことで他国を威圧してきた。今回、中国が行った行為はそうした幻想を打ち砕くことを目的としているのかもしれない。

(以下略)

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