金塊の歴史年表7:DFFIを取り戻すためのキーナン側の反撃 【前半】

翻訳チームからの情報です。
 今回は2010年後半から2011年後半までです。キーナン氏はドラゴン・ファミリーの代理人として、DFFI(彼らが欧米に貸し付けた資産を元手とした金融商品)を現金化して、PPP(世界救済事業のための私募発行計画)を実現しようと奔走していました。P2ロッジから派遣されたダル・ボスコをうっかり信用したら、DFFIを横領されてしまい、自分の手で取り返すことを決意したところまで前回ご説明しました。
 今回はDFFIを取り戻すために、キーナンとその仲間が訴訟やタレコミや暴露といった様々な手段で、共犯者を芋づる式に引き摺り出してはガンガン攻めてます!なのですが、途中で友人を暗殺されてしまいます。国連とか世界経済フォーラムとか、ほんと闇ですな、腐ってます。OITCは国連の出先機関もどきで、外交特権を1つ2万ドルで売りさばく詐欺集団。ドラゴン・ファミリーの国際担保口座群の正当な所有者は自分だと主張しており、ダル・ボスコがDFFIを渡した相手のようです。
 そういえばフルフォード氏の関連記事を調べてて知ったのですが、アメリカの金本位制の新通貨「アメロ」を発行するしないの話で、アメリカが借金している国々に交換レートが持ちかけられてたみたいです(現行のドルで借金しているので、それをアメロに幾らで換算するかという交渉)。2010年秋の時点で中国は最高額、日本は最低価格をアメリカから提示されていたとかorz わたしゃ一人パソコンの前で意識飛ばしかけましたよ。今週強行採決されたTPPに限らず、日本の外交手腕は穴掘って永遠に葬り去りたいくらいに低レベルでしたわ(泣)。今回出てくる様々な参考記事での日本の登場の仕方がもう情けないの極み。歴史に名を遺すであろう超重要モナコ会議に呼ばれない時点で完全に終わってます。日本、あかん。日本、やばい。
 あと今回、元記事の英語がどーひっくり返しても理解不能な箇所が幾つかございまして、その場合は独擅でフランス語版の解釈を採用しておりますので悪しからず。
(Yutika)
編注)明日、【後半】を公開予定。 

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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金塊の歴史年表
転載元より抜粋翻訳)

7.09 DFFIを取り戻すためにキーナンが取った訴訟行為


2010年6月~7月~8月 ‐ キーナンが自身の権限を強化し、ダル・ボスコの行為を拒絶するために取った対応は以下の通り

6月20日:キーナンはダル・ボスコに対して排除停止命令を送達し、DFFIの返還を要求。当該文書にて、ダル・ボスコの信頼反故行為と、ボスコが国連やイタリアや諸機関へDFFIを売却しようとしたこと、ベンダナにDFFIを返却することを拒否したこと【※ベンダナ氏はキーナンの友人で、前回スイスまでDFFIを回収しに来たのにボスコにすっぽかされた】、OITC【=国際財務管理機構】との共謀行為、国連・その上位の代表者たち・ブルーノ・世界経済フォーラムおよび/または世界経済フォーラムUSA等の援助を受けてキーナンを贈賄しようとしたことについて言及した。

【※上文の前者「世界経済フォーラム」はスイスのジュネーブを拠点とする非営利団体で、ダボス会議で有名。後者「世界経済フォーラムUSA」はアメリカNYを拠点とする非営利団体で、前者の北米調整役っぽい存在。ジャンカルロ・ブルーノはその両方のメンバーで、本家スイスの金融部門のトップ】

6月22日:山口からダル・ボスコに対する別個の排除停止命令の発行。訴状にはダル・ボスコが9,890億米国ドル相当のDFFIを違法に所持していること、そしてOITCへの譲渡をダル・ボスコが脅してきたことも明記してある。

7月2日:山口による東京のイタリア大使館を通したもう1つ別の刑事告訴。その他の罪状に加えて、とりわけ「重財産罪、詐欺罪、共謀罪、重窃盗罪、そして教皇への身体的危害を加える陰謀とバチカンに向けられた暴力行為の罪」でダル・ボスコを訴えている。訴状では、ダル・ボスコがイタリア政府の人間数名と結託して「ドラゴン・ファミリーから巨額の金を引き出すべく」試みたことを非難。

7月21日:国際刑事警察機構へ、ベンダナが宣誓陳述調書を提出。2010年6月にダル・ボスコからジュネーブで「1兆ドル以上の価値のある債券を取り戻そうとした」件について陳述。

7月26日:ウェールズ氏自身のダル・ボスコに対する「即時施行の排除停止命令」の発行。【※ウェールズ氏はキーナンが模索していたDFFI現金化を手助けしようとした人物で、おそらくボスコが預かっていたDFFIが出資金となる筈だったのではないでしょうか。当事者でないと独自に訴える権利ないですし。】

7月27日:国際刑事警察機構の仏国リヨン本部へキーナンが情報提供。イタリア人ダニエーレ・ダル・ボスコによる「約1兆米国ドルの金融商品の窃盗を白日の下に曝す」

7月29日:キーナンは、1992年10月ドミニカ共和国とバラゲール【元】大統領のために催された祝賀会で面識を得ていた、バチカン国務省長官ベルトーネ枢機卿猊下への手紙をしたためる。イタリアの市民都市およびフランスのディヴォンヌ・レ・バンの枢機卿にお知らせするには真に残念ながら、バチカンの財務顧問でメーソンの会計係だと自称するダル・ボスコが2010年6月、キーナンに託されていた「約1兆米国ドルと日本国債と共に失踪」した、という内容の手紙だった。

7月31日:ベンダナ氏が国連の潘基文に宛ての手紙に、配達証明書付きの証明郵便で届けられた関連情報を同封し、ニュージャージー州の彼の住居から送付した。手紙の中で、キーナンはイタリア人ダル・ボスコが約1兆米国ドルや其の他債券を持ち逃げしたこと、それらはキーナンに預託されていたが本来ドラゴン・ファミリーに帰属するものであることを潘基文に知らせた。

加えて「国連こそがダル・ボスコを債券の売却ないしは私募発行計画【※同じ名称ですが、キーナンのPPPのことではなく、ボスコが勝手にDFFIを元手に金を集めようと計画したのだと思います】に移動させるよう、突き動かした当の本人である」が故に、この手紙を書いているのだと説明し、「ジュネーブの国連事務局内部にはダル・ボスコを知る人物が複数おり、彼に1億米国ドルを提示した」筈だと指摘した。

おまけにダル・ボスコの“国連のお友達方"とやらは【厚かましいことに】、ドラゴン・ファミリーの山口氏はこの取引に関与して欲しくない、とまでキーナンに伝えてきたのだ。ドラゴン・ファミリーのために、彼はびた一文受け取れないことにされていた。

【※要するに、国連の連中はドラゴン・ファミリーには一円も支払う気がなかった。…元々ドラゴン・ファミリーの債券を横取りして金儲けしようという話なんですけどね、オイ。

8月:山口は宣誓陳述書の中で、“由緒あるケネディ債券"と呼ばれているものやその他10のケネディ債券に言及し、それらは2009年5月にニール・キーナンへ預けられたものと全く同一のものだと述べた。「アメリカ政府は何年も前にドラゴン・ファミリーから巨額の借財をしている。資金提供の根幹となったのは金と銀だ。よってアメリカ政府は当時の連邦準備制度を介して、巨額の米国ドル債券を発行することが可能となったのだ」と説明している。

さらに「我々ドラゴン・ファミリーはアメリカ政府への資金提供に対して、利息の支払いを請求した。利息は連邦準備債券と日本国債とケネディ債券で支払われた。【つまり】ケネディ債券は、ドラゴン・ファミリーに対する利息支払いのためにアメリカ政府が発行したものだと私個人は認識している」とも供述している。【以下要約:当該利息支払いの取り決めは1963年のグリーン・ヒルトン・メモリアル合意に含まれていること、ケネディ債券は市場では売買譲渡不可だが連邦準備制度を通してより良い世界を造るための人道的計画に充てるのであれば権限行使可能であること、インドネシアのスカルノ大統領が1967年の軍事クーデターで政権の座を追われて以来、アジア諸国に対する救済計画が頓挫していることも山口氏は説明した。】

8月30日:キーナンはブルーノ個人に対して、スイスの世界経済フォーラム本部宛てに証明郵便で手紙を発送し、ダル・ボスコではなくキーナンこそがDFFIの受託者であることを念押しした。そしてなかんずく:

①ブルーノが1億米国ドルを一切の質問を受け付けないキャッシュ【※つまり出所が怪しいお金ってことでしょうか】で提示したこと。

②山口氏には債券から何【の恩恵】も受け取らせず、債券の全部または一部をブルーノと彼の組織(世界経済フォーラム)が扱う連邦準備制度の投資計画に移す、というのが①の支払いの条件とされたこと。

③ダル・ボスコに対して国際的訴訟が5件起こされており、1つは国際刑事警察機構に対するものであること。

④マンハッタンの連邦地方裁判所にキーナンが民事訴訟を起こし、その中でブルーノと世界経済フォーラムが名指しされていること。

⑤そしてダル・ボスコがDFFIは連邦【準備制度】商取引計画に組み込まれ、国連が保管していると主張しており、しかもそれはブルーノが2箇月以上前に提案したことだと主張していると聞き及んでいること。
の以上を指摘した。


7.10 キーナンの友人であり同僚であった人物の暗殺



2010年8月 ‐ キーナンが出した手紙(2010年7月31日)に対し、潘基文から直接返信を受け取ることは無かったものの、ベンダナがその後少なくとも2回潘基文と話す機会があり、その中で潘基文は「この件は、私よりも上が関与する話だ」と述べていた。ベンダナはキーナンにこの情報を伝えつつ、「友よ、君に会うのが楽しみだ。潘基文が教えてくれた内容を会ったら話そう」と付け加えた。

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2010年9月2日に国連からの配達証明を受け取ったベンダナ氏は同月4日の朝、ニュージャージー州の自宅で死亡しているのが確認された。潘基文との会話で得た情報を伝えるためベンダナがキーナンとの会合に出立する数日前、そして「キーナン側に組して訴訟を続行するなら身の安全を保証しない」というダル・ボスコからの脅迫電話をベンダナが受け取った数日後の出来事だった。

2010年9月 ‐ ベンジャミン・フルフォードがダボス【会議】と国連に繋がる1兆ドルの犯罪に関する記事を【次々】発表。

「1兆ドルの犯罪の痕跡…ダボス会議と国連へと繋がる」 
記事抜粋:ダル・ボスコがブルーノに接触していることから、ブルーノ率いる世界経済フォーラムの関与が発覚。捜査はさらに国連の指導部やオバマ政権にまで及ぶことになったため、ワシントンの空気は現在、大変緊迫している。これは様々な“事件"という形で大衆の目の前にも露呈するようになった:

例えば、GRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)のユーリ・イワノフ副局長が“誤って"溺れ、死体で発見された。彼は中東から世界第三次大戦が始まるのを防ごうとシリアで活動していた。

また、MI6のギャレス・ウィリアムズ諜報員も、自宅の浴室のバッグに入れられて死亡しているのを発見された。(※他のサイトやウィキペディアを検索すると、一部の欧米の新聞はロシアによる暗殺だと騒いだみたいですが、イギリスの警察の正式発表は事故死扱い。死体の入れられたバッグはファスナーがきっちし閉められ、南京錠がかけられ、どこにもウィリアムズ氏の指紋なし…ってどうやったら事故死になるのかイミフ)。

さらに、ウィキリークスのジュリアン・アサンジに対しては強姦容疑が幾度となくかけられては取り消されることが繰り返されている。】

「ダボス会議の上層部や国連職員その他に対する1兆ドルの刑事訴訟-重要証人の突然死でも継続の予定」 
【ベンダナ氏殺害についての記事ですが、その他興味深かった点を抜粋すると:

P2ロッジのダル・ボスコはブルーノにフルフォード氏を含む4名の人物の殺害を依頼した(当初から怪しまれていたのでダル・ボスコの会話は録音済)。

おまけにブルーノの名前をフルフォード氏が世間に公表したときには、すぐさまP2ロッジの上層部が接触して来て、架空の債券をあたかも本物だと言い募り、偽のスクープ情報をフルフォード氏に掴ませて記者生命を終わらせようと画策した。】

「週刊ニュース:なぜ1兆ドル価値の債券を巡る戦いが地球の未来を決定づけるのか」 
【記事要約:結局のところ、新通貨アメロが発行された後にドル建て債券をどうするかが鍵。中国から米国に貸し出された金塊によって裏付けされている巨額の債券類が現金化されれば、覇権はアジアに移る。
しかし連邦準備制度という犯罪シンジゲートがどう足掻こうと、現在の不換通貨システムが生き残る道はない。だからこそ、ダボス会議や国連の裏に陣取る連中はOITCを推している(※OITCのトップはカンボジアのレイ・C・ダム博士で、自分こそが国際口座担保群の管理者だと主張。マルコス大統領がニセM1になれたのと同じく、アジア系ならドラゴン・ファミリーを懐柔できると欧米側は高括ったみたいです)。

既得権益を手放したくない支配層の悪あがきとして以下の動きを紹介:
アメリカ国防総省は中国を脅すために尖閣諸島に対中国ミサイル基地を建設。中国“漁船"が尖閣諸島に押し寄せたのはそのせい(…えーと日本の大手メディアよ、悪いのはアメリカ軍ですよね?中国だって至近距離でミサイル向けられたらそりゃ偵察しに来るって)。
法王がイギリス(=エリザベス女王)を訪れたのも、金融問題、そしてイスラエルの第三神殿の再建について話し合うため。
なぜか記事後半は当時の日本政治のごたごたについて。(これも徒党の悪あがきの余波みたいなんですが、)フルフォード氏曰く「結局は一党支配の中で派閥が小競り合いをする形に落ち着く。そしてアメリカの権力闘争の勝ち組の言いなりになるだけだからおんなじ」。(…反論できまへんorz)】

翻訳者:Yutika
※【 】内の文字は、訳者が付け加えたものです。
読み易さを重視しましたので、正確な情報は元記事をお確かめください。

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