竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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コズミック・ディスクロージャー:ウブンツとブルー・エイビアンズのメッセージ パート2 シーズン3、エピソード9
転載元)
Sphere-Being Alliance 16/3/4
DW: (中略)…今回は特別版でマイケル・テリンガー(Michael Tellinger)にも来ていただいています。彼は秘密プログラム同盟が指名している人物です。というのも、彼が提唱するウブンツ貢献主義システムは地球上に調和をもたらすまったく新たな方法の青写真となるとのこと、我々が必要とする商品やサービスは愛と共同創造に基づいて提供されるというシステムであり、破壊的な競争とは無縁なのです。(中略)…
ですが人は信じている。もし競争のある資本主義システムがなければ、お金の必要性、お金を稼いだり獲得しないと飢えてしまうというシステムがなければ人間の身勝手さ・強欲はとどまるところを知らないだろうと。この資本主義が唯一の手段で、これがなければ人間は他人を食いものにし、システムに貢献などしないだろうと。この信念にあなたはどう対処します?
MT: これもですね、その発言は資本主義の発想なんです。お金がなくなれば、その仕組みの中にはもう居ない。(中略)…共同制作と協力による構造の中、競争のないところで作業を進めていく(中略)…民主主義も問題の要因です。(中略)…資本主義、民主主義、競争、貨幣制度(中略)…これを排除しないうちは、条件を公平にしてすべての人の恩恵を実現させるような、協力し合う共同体を 創ることはできません。(中略)…
DW: マイケル、ちょっと待って。相手はスマホをいじっている人達ですよ。こちらの目さえ見ない。何もしたくない人達。じっと座って待ってる人達ですよ。現実的とは思えないんですが。
CG: 移行の期間は必要です。それに-- 人を洗脳する、の反対は何ですか?
MT: 人を解放する。
CG: 人のマインドを解放するんですよね。(中略)…きっかけとなるイベントは必要です、(中略)…世界レベルの経済崩壊です。人々はとても動揺するでしょう。そして、これまでずっと犯罪者に大がかりな仕組みの中で騙されてきたのだと気付くのです。人は民主主義という形のもと、こういう人達に票を入れましたが、私達はずっと支配されていたんです。もう、ひどい詐欺ですよ。眠れる大衆がこれに気づいたら、それがきっかけとなってもっと知りたい、と思うでしょう。こうなった時に、大量文書のダンプを起こすのです。もっとたくさんの情報が公開されます。そうなると人は新たな概念を受け入れようとするとは思いませんか? (中略)…
MT: (中略)…この惑星に住んでいるほとんどの人達は、何かがおかしいとわかっています。(中略)…あなたは人生に満足していますか? (中略)…答えは100%、NOです。(中略)…
DW: そうでしょう。
MT: (中略)…明らかに何かが劇的におかしい。それで(中略)…いまは新しいシステムを提示してゆく時です。(中略)…
DW: ヒッピー的で、心地良さそうな決まり文句が多いですね。実践的な話は聞こえてきませんが。いまのところ、理論ばかりですね。
MT: (中略)…私は、小さな町や小さな村に普及させるのがよいと思っています。(中略)…そして新しい考え方、新しい行動のし方、自分を豊かにするための新しい方法を自らが手本となって見せるのです。どうやるか? 小さな町に多額のお金を持ち込めばできます。もう一つ重要なのは、私達はお金から解放されるためにお金を使わねばならない、ということ。(中略)…
世間の人達は言ってます、あっ テリンガー、それはイカサマだ。(中略)…
私達は、自分達のための新しい現実を創り出しています。(中略)…ウブンツ貢献主義そのもののベースは、小さなコミュニティ内でその町の利益となるあらゆるコミュニティ・プロジェクトを確立させることです。(中略)…すべての人が、週に2~3時間このプロジェクトの作業にあたるのです。(中略)…私達が作るのは自立コミュニティではありません。(中略)…周りのすべての人が利用できるものばかりを創ってゆきます。それを売るか、もしくは無料で提供するのです。
DW: 宇宙プログラムには、どんな原料の品、もの、食物でも欲しいものを作り出す技術があります。これをもし宇宙プログラムがリリースしたら(中略)…この技術をどのように取り込んでいけるでしょう? (中略)…
MT: とても良い質問です。(中略)…そうなった時こそ、一人一人の人間らしさが活かされる時です。煮込み料理を作るのに、そのレプリケーターを使いたい気持ちもありながら、私は実際のところ料理するのがとても楽しいんです。木製の棚を作るのも楽しい。(中略)…私達はそれぞれに特別な、個性的な才能をもって生まれてきています。(中略)…だから、ズボンが欲しければレプリケーターを使ってもよい。けれど、あなたが皆と一緒に(中略)…新しい素敵な服を作ったらもっと楽しいのではないでしょうか。(中略)…
私達はまったく新しいことを実際に発信する政党を立ち上げました。(中略)…連邦準備制度をシャットダウンさせ、暫定的に人々のためにお金を発行する人民銀行(People's Bank)を立ち上げるつもりです。非課税、無利子です。税金もインフレもありません。(中略)…私達に必要なコミュニティ・プロジェクトや公共事業などを整えれば、大都市部の人々をその牢屋のような生活から解放することができます。(中略)…
DW: ものごとはすでにそのように向かっているとは思いませんか? 自分でYouTube動画を作っている人達がどれだけいることか。それでお金が入ってくることはまずない、それをわかってやっている。(中略)…皆、なぜそういうことをしているか? それは、自分は社会に役立つ存在と見られたいからです。(中略)…
MT: もちろんです。デイヴィッド、あなたが言っていることは本当に重要なことです。(中略)…毎朝起きた時から、(中略)…必要なものはすべて供給されるとわかっています。(中略)…食糧もテクノロジーも布地も、何もかも溢れるほどあります。(中略)…すべきことと言えば、ただ週に数時間だけコミュニティ・プロジェクトのために働くこと。あとの時間はあなたのものです。(中略)…そうすればあなたの才能を発揮すればよい。画家であろうと彫刻家であろうと、音楽家、馬のブリーダー、エンジニア、科学者、なんでもいいんです。あなたが何をするかは関係ありません。(中略)…
CG: 素晴らしいですね。
MT: 朝目覚めると、もうニッコリと笑顔になります。起きてスーツやネクタイを身につけなくていい、雨や寒い日や強風の中を電車やバス、自転車に乗ってひどい仕事場に行かなくてもいいんですから。(中略)…すべて無料で手に入ります(中略)…
DW: もし、ナイフを持ってうろつく男がいて女性をレイプしたりしたら、どうなるんですか? (中略)…
MT: それもよく尋ねられる質問なんです。(中略)…ウブンツ・モデルでは中央集権型政府から離れます。自分達でコミュニティを治めるのです。(中略)…行動についてのガイドラインなど、新しい法律制度を制定します。(中略)…
CG: つまり、そういう面では中央集権政府のような観念的システムとは違うんですね。地域ごとに独自の道徳的指針があって—
MT: (中略)…話しあうことは当然、たくさん出てきます。(中略)…コミュニティは長老議会を選出し、コミュニティのガイドになってもらいます。長老たちは日々、いつでも逐一、コミュニティにとって最善になることを決めるのです。自分にとって最善のこと、ではありません。(中略)…少数派が運営するシステムです。(中略)…少数派は無限にいます。蝶々の世話をしたり桃の木を世話したり土や雲のことを気にかける人がいたり。(中略)…どの少数派にもすべてのツール、テクノロジー、サポート、研究環境、研究内容、コミュニティで一人一人が行っていくために必要なものはすべて与えられます。だから少数派運営システムと呼びます。(中略)…
DW: 汚水溜めが詰まってるとしますよね? 下水管が詰まっている、誰も下水道に入りたがらない。そんな時はどうします?
MT: (中略)…それもよく尋ねられる質問なんですよ。(中略)…私がワークショップをやっていてこれを質問として出したら、どうなると思います? 必ず、2~3人手を挙げる人がいるのです。私が汚物処理をしますよ、と。(中略)…ただ、それでは終わりません。(中略)…下水道は毎週当番にし、その人が直します。(中略)…それですごいところは、クレイジーなミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチが一人いたとしたら、下水問題の解決に熱心に取り組んでくれるクレイジーな化学エンジニアは1000人はいるのです。そういう人達が下水問題を解決するシステムを思いついてくれるでしょう。
DW: (中略)…高校時代はいつも20人くらい(中略)…朝のアナウンスで名前を読み上げられてましたよ。(中略)…他の生徒(中略)…はそこから外れていました。特に気づかれることもなく、名前が発表されることもなく。(中略)…ほんの数名だけが注目されるような状況を避けるには、どうするんですか?
MT: (中略)…怠慢というのは、人間の本質ではありません。(中略)…人間の本質は創造することです。(中略)…生まれ持っての才能を表現すること。それが学校のシステムにいる間に私達から排除されています。(中略)…私達は教育システムを根底から変えなければならないでしょう。(中略)…一体化したコミュニティで育つと、いつでもすべてのものがすべての人の元にあるので、誰がどうとか気にしなくなります(中略)…あなたが一人の人間として何にやる気を感じるか、コミュニティの人達に尊敬され愛されるために何をするか、が重要なんです。(中略)…ここからが面白いところです。コミュニティでの自分という存在がもつ影響力がわかり始めるのです。
DW: 空港からここに向かう時にシャトルバスの女性運転手に会いました。Alamo社のテレサという名で、二つの会社で仕事をしています。Delta社とAlamo社。1日16時間働いているんです。(中略)…夜勤の時は朝の2時から4時までしか眠らないそうで。
MT: それは酷い。
DW: (中略)…テレサと話してたら、彼女はハイチに行った事があるそうで。(中略)…もしお金があればハイチにまた行ってオフロード車のビジネスのようなことをしたいって言っていました。みんながオフロード車であちこちを走り回り、楽しめるような。みんなにとって良いこと、そういう貢献をしたいと。将来性のない仕事に就いている人達は、夢を持っているものなんです。(中略)…
CG: (中略)…これは、いまどんな国にいる人でも小規模レベルで実践的に導入してゆけることなんですか? もっと詳しくこれについて学ぶことができる場所はあるんですか(中略)…社会的実験や他のいろいろな点を実際に見られるような? (中略)…
MT: 概念実証は重要です。(中略)…何よりもまず、コミュニティ・プロジェクトの始動にはお金がかかります。(中略)…収入を得て街が豊かになるよう成功させようとするとまず先にお金が必要になります。そしてお金があってこそアップグレード、向上が可能になる。たいていはここでプロジェクトが破綻します。私のように個人ではスタートした途端、お金がなくなってしまうからです。だから、私は政治方針に立ち戻る必要があるんです。(中略)…2016年には南アフリカの地方自治選挙があります。(中略)…世界レベルでのウブンツ活動の先陣を切ります。いま、私達のメンバーは200カ国以上に及んでいます。(中略)…私達は地方自治選挙で首尾よく闘うために十分な資金を集めなければなりません。(中略)…もし私達が一つの地方自治体と、その地方自治体を成している4つか5つの自治体で当選すれば、私達は資本主義を閉鎖しこのウブンツシステム、貢献主義システムを導入することができます。実質的に、一晩でね。(中略)…一つの小さな町が、人類をコントロールしている銀行の金融システムを崩壊させ、私達全員を解放するのです。(中略)…この選挙で皆に約束していることの一つが、電気代が無料になるということ。(中略)…無料で電気を入手するかわりに、週に3時間、コミュニティ・プロジェクトで働きます。(中略)…仕事を辞める必要はありません。(中略)…最近、オーストラリアのバイロン・ベイではある統計学者が計算をしました。彼によると(中略)…例として5000人ほどの人口の町を挙げているんですが、週に3時間とすると一週間で15000時間の労働になりますよね? (中略)…彼によると、このシステムで人々が週に3時間の労働を貢献すると、一年間の労働量は現在の奴隷システムで一日8時間労働した場合の31年間分に相当するという計算でした。一年間で31年分です。こういう比率です。ですからごく短期間内に、コミュニティは想像を絶するほど豊かなコミュニティへと変えることができます。食物もたくさんできるでしょう。そこから先の展開はあなたが決めるんです。(中略)…
DW: 恐慌後のアメリカで似たようなことがありましたね。(中略)…社会的大義のために民衆が動き、公的事業プロジェクトに乗り出したんです。人々はたいへんな触発を受けた。アメリカで本当の製造ブームが起きたのはこれが最後でした。それ以降は、誰か別の人にやってもらいたくなり、すべて輸入でまかなおうとして、内側から崩壊しているんです。
MT: 私達の町やコミュニティはあっという間に創造したい人達、発明したい人達を惹きつけるでしょう。自分のスキルを使って自分達やすべての人々に奉仕したい人達をね。(中略)…あなたはただ自分のビジネスをすればいい(中略)…そして作って売った分の3分の1はあなたが保持し、残りの3分の2はコミュニティのものとなります。(中略)…農家、経営者、製造、何でもです。(中略)…
CG: まさしく、あなたが話してきた内容は同盟が言ってたことやブルー・エイビアンズのメッセージと符合しますね。彼らは、これこそ未来の波だと言っていました。(中略)…
MT: ありがとう、コーリー。(中略)…いまのこの状態から豊かな世界に生きるための移行はとてもシンプルなんです。私達が想像している以上にずっと単純です。(中略)…でも、私達はわざわざできない方向に持っていってばかりする。(中略)…物事は困難なものだ。一生懸命働かねばならない、と。違うんです。それは頭から排除してください。私達はお金をなくしていくのです。自分達のための、豊かで美しい未来を創造するのです。
(以下略)
翻訳:Rieko
この記事は一度取り上げています。今回は引用部分を少し多くしました。私は、対談の中でウブンツ貢献主義を説明しているマイケル・テリンガー氏の言っていることは、とても良く分かります。しかし、彼がやろうとしていることは、現在の地球人の意識では、ユートピアのレベルで現実的ではないと思います。
対談では、ディビッド・ウィルコック氏が、ウブンツ貢献主義に関して当然疑問に思うことを質問しています。しかし残念ながら、それらのどの質問に対しても、テリンガー氏はきちんとした回答をしていません。
ジョン・レノンの名曲ヒマジン(イマジンだったか?)の世界は、地球上に悪人が誰もいなければ成り立つ世界です。テリンガー氏の答えを見ていて、同様のものを感じました。
1つ例を挙げると、ウィルコック氏が“ナイフを持ってうろつく男がいて女性をレイプしたりしたら、どうなるんですか? ”と質問しています。これに対してテリンガー氏は、“自分たちでコミュニティーを治めるのです”としか言っていません。問題の本質は、コミュニティーの部外者の凶悪な犯罪にどう対処するのかということです。村に警察組織はあるのか? もしも、週に2、3時間働くだけで必要なものがすべて与えられる社会なら、誰が好き好んで危険な警察官としての任務を遂行しようと思うでしょうか。
後半では、南アフリカの地方自治選挙でウブンツの政党が当選すれば、テリンガー氏はこのウブンツシステムを直ちに導入し、現行の金融システムを崩壊させ、私たち全員を解放すると言っています。私が思うのは、何の諜報組織も軍隊も持たない1自治体が、現行の支配システムと異なる方式で成功を収めれば、直ちにスパイ分子が潜入し、リーダー達をことごとく暗殺するだろうと思います。そして、その自治体を闇側が完全に乗っ取ってしまいます。自分が組織の上に立ち人々を支配しようという人間は、地球ではいくらでもいます。
リビアはあっという間に破壊されてしまいました。闇の勢力にとって、1自治体を破壊することなど造作もありません。こうした破壊工作に対して、どのような抵抗手段を持とうとしているのでしょう。その村で治安を守る人々は、他の一般市民と同様に、単なるボランティアで良いのでしょうか。1日に1、2時間パトロールするだけの自警団のレベルで、果たして治安が維持出来るのでしょうか。私には、こうした部分で本質的な議論がなされていないと感じます。要するに、ユートピアの世界なのです。
現状において最も現実的で社会を変革する手段があるとすれば、それは最高賃金を定めることだと思います。次に、根本的な意味での金融システムの改革を行う必要があるでしょう。こうした事を通じて、人々の働くという意識を変化させていく必要があると思っています。