注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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補助金が見通せず 加計獣医学部“認可”でも残るハードル
引用元)
日刊ゲンダイ 17/11/5
(前略)学校法人「加計学園」(中略)獣医学部の認可の方向がほぼ決まった。文科省の大学設置・学校法人審議会(設置審)が、2日の非公式会合で開設を了承したのだ。
3日の新聞各紙には「加計獣医学部認可へ」の見出しがずらり。非公式会合の結果が一斉にメディアに出たのは、設置審の情報をリークすることで、認可から開学に向けた“既成事実”をつくって押し切ろうという官邸サイドの狙いがあるからだろう。
(以下略)
3日の新聞各紙には「加計獣医学部認可へ」の見出しがずらり。非公式会合の結果が一斉にメディアに出たのは、設置審の情報をリークすることで、認可から開学に向けた“既成事実”をつくって押し切ろうという官邸サイドの狙いがあるからだろう。
(以下略)
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出来レースの加計認可 文科省「マスコミと相談しながらやらなければならない」
引用元)
田中龍作ジャーナル 17/11/6
やはり官邸、文科省そしてマスコミによる出来レースだったのか・・・そう断じざるを得ない答弁が文科官僚の口から飛び出した。加計学園・岡山理科大学今治獣医学部の認可の件である。
(中略) 安井室長「マスコミと調整しながら日程をやらなければならない」。
逢坂議員は激怒し声を荒げた。「国会に言う前にそういうこと(マスコミへの事前発表)をやるのか?」
(以下略)
(中略) 安井室長「マスコミと調整しながら日程をやらなければならない」。
逢坂議員は激怒し声を荒げた。「国会に言う前にそういうこと(マスコミへの事前発表)をやるのか?」
(以下略)
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前川氏「大臣が答申通りに認可の必要ない」
引用元)
FNNニュース 17/11/6
前文科事務次官・前川喜平氏は「設置審の答申があったら、すぐ(文科)大臣が設置認可をするのはおかしいと、わたしは思います」、「負えない責任まで負うことになる」、「本来、国家戦略特区諮問会議で判断すべきことを含めて、文科大臣が責任を引き受けることになってしまう」などと話した。
設置審は10日にも、林文科相に加計学園の獣医学部を認可するよう答申を行う見通しで、最終判断を行う林文科相は、すでに設置審の答申を尊重する意向を示している。
設置審は10日にも、林文科相に加計学園の獣医学部を認可するよう答申を行う見通しで、最終判断を行う林文科相は、すでに設置審の答申を尊重する意向を示している。
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配信元)
NHK、加計学園を認可の方針。11月2日に設置審が開かれ、認可の方針が決まったとのこと。
— 黒川敦彦@モリカケ共同追及プロジェクト (@democracymonst) 2017年11月2日
認可されたから、認可過程の書類を本来なら公開せざるを得なくなる。本当に適正な審査が行われていたか補助金詐欺などないのか追及は続きます。https://t.co/X2ihRhZelZ
加計学園は認可の見通しだけど、今治市では住民訴訟が12月20日から始まる。愛媛県が出すという32億円もこれから審議される。お金についての問題はこれから本格化することになる。国会も始まるし加計炎上の第2章が始まる。https://t.co/UY82CQYrc9
— 黒川敦彦@モリカケ共同追及プロジェクト (@democracymonst) 2017年11月5日
◾️加計認可ありえない最終抗議行動日程◾️
— 黒川敦彦@モリカケ共同追及プロジェクト (@democracymonst) 2017年11月7日
>8、9、10日朝8時半 文科省旧正門前
>9日夜17時 文科省旧正門前、19時 衆議院第2会館前
文科省前に1000人集まれば本当に認可は止まるでしょう。つまりそれは安倍政権が倒れるってことです。あと3日、どうか付き合って下さい!!
これまで文科省は、市民に対しては審議会の開催日や議事録、審議会の会長名さえ公表しない姿勢で来ましたが、マスコミに対しては大変寛容なようで、3日の新聞各紙には「加計獣医学部認可へ」という情報が踊りました。
日刊ゲンダイによれば、これは「設置審の情報をリークすることで、認可から開学に向けた“既成事実”をつくって押し切ろうという官邸サイドの狙い」であり、また、それを裏付けるように田中龍作ジャーナルでは、文科官僚の「マスコミと調整しながら日程をやらなければならない」との自爆答弁を明らかにしました。大手メディアが官邸の片棒を担いで、加計学園認可へ持ち込もうとしています。
この流れに対し、前川喜平・前事務官は「文科大臣が設置審の答申通りに認可するのはおかしい。本来は内閣府の国家戦略特区諮問会議で判断するべきだ」と述べています。
また、黒川敦彦氏は「認可されたら、認可過程の書類を本来なら公開せざるを得なくなる。」と正攻法の追求を示し、さらに今治市から補助金を要請されている愛媛県側も、根拠が不明な見積もりにどれだけ応じるのかは未定のようです。
設置審の答申は10日の予定ですが、現状は「認可?それがどうした」と言えそうな問題が山積みで、あべぴょんの命運とどっちこっちな様相です。下関市民は、あべぴょん一人でも肩身の狭い思いをしているのだから、林文科相、これ以上地元に泥を塗るのはやめて下され。