昨日(10日)、釈放された沖縄在住の大袈裟太郎氏に電話取材し、逮捕当時のもようを再現してもらいました。
「停止棒を奪い取ったでしょ。窃盗の現行犯で逮捕します」
(中略)
ツイキャス動画などで沖縄の今を伝える大袈裟太郎が逮捕された瞬間だ。
(中略)
逮捕当日、ツイキャス配信していた大袈裟の顔面すぐ前に交通警察用の停止棒(合図棒、誘導棒とも呼ばれる)が迫ってきた。
「危ない」。大袈裟は反射的に停止棒を払いのけた。払いのけた勢いでつかんだ。停止棒は10秒足らずで機動隊に返した。
警察は間髪を入れずに大袈裟をゲート内に押し込んだ。(中略)...
「撮らないで。ここは基地内だから」。警察は執拗に撮影させまいとした。それでも撮影を続けた大袈裟は逮捕された。
(中略)
もの言えぬ人々の口となって発信を続ける大袈裟太郎。権力にとってはさぞかし目障りだったのだろう。(敬称略)
(メルマガより抜粋)
— kumiko teraoka (@knylenx) 2017年11月11日
★★★大袈裟太郎釈放★★★
18時ごろ、大袈裟太郎、無事釈放されました。
さきほど、彼とも電話で話しをし、元気であることを確認しました。
ビール飲む直前に電話したみたいで申し訳なかった. .. .
https://t.co/TsiNZ9GuZ2
まさにこの理不尽さを伝えたいと留置場の中で思っていました。
— 大袈裟太郎 (@oogesatarou) 2017年11月10日
逮捕も容疑も、警察の気分次第という現状です。 https://t.co/Pl2lt7fo4j
窃盗?動画見たけど、これ窃盗?「撮影を止めろ」「何の法律を根拠に」とずっとやり取りしていて、最後に「あなたを窃盗の現行犯で逮捕します」「は?窃盗?」と終わる。合図灯返せ、とかどこにもないんだけど。逮捕するのは警察の気分次第ってこと? https://t.co/vU2XUEotUG
— おしどり♀マコリーヌ (@makomelo) 2017年11月10日
国家の無茶な逮捕から、地元沖縄名護署が守ってくれた。
— 大袈裟太郎 (@oogesatarou) 2017年11月10日
正直、今はそういう印象です。詳細は追って書きます。
留置場では173番、自称大袈裟太郎
支援ありがとうございます。取調室で沖縄の警察がネトウヨのデマについて完全に否定してくれたし、大阪府警の土人発言についても、「おかしいですよ」とハッキリ言ってくれた。有意義な30時間の逮捕になりました。 https://t.co/M7V9JkGIou
— 大袈裟太郎 (@oogesatarou) 2017年11月10日
【協力拡散希望】
— 大袈裟太郎 (@oogesatarou) 2017年4月3日
次から次へと問題が降りかかりますが、少しでも事実に近い場所から発信を続けようと思います。
内地が変わらないと沖縄は何も変わりません。
これからも権力の監視を続けます。
有志の皆様、下記より御支援をお願いします。https://t.co/A1SIN2tyZt pic.twitter.com/N6KXF0MtS5
名護署前で徹夜で抗議してくれた方がいました。
— 大袈裟太郎 (@oogesatarou) 2017年11月10日
本当にありがたく受け止めました。沖縄の方々の底力を感じました。
内地の人間として何をお返しできるか、
これからもこの熱い想いにこたえていきたいと思います。 https://t.co/eHz2PmtI4o
7:45
— 島風☆琉球防衛局 (@shimakazi) 2017年11月9日
仕事で北部へ向かう途中、名護署前を通ると女性が1人で不当逮捕を訴えスタンディングしていました。話し掛けると、「彼は本土から来てるから狙われていたのかもね」と。お姉さん、気をつけてね。
仲間のエールをしっかり感じろよ!俺もまた帰りに寄るから。 pic.twitter.com/RkXwIhBjVm
今、釈放されました!
— 大袈裟太郎 (@oogesatarou) 2017年11月10日
大袈裟太郎さん逮捕の瞬間。
— ロジ (@logicalplz) 2017年11月9日
誰が見ても明らかな不当逮捕。
ヤバイでこの国。
pic.twitter.com/bau6FjNWPt
辺野古ゲート内に拘束されましたなう #大袈裟太郎 https://t.co/PHojmu5Nvg
— 大袈裟太郎 (@oogesatarou) 2017年11月9日
ツイートは下からご覧になると、流れがよくわかると思いますが、明らかに不当逮捕であり、田中龍作ジャーナルによると、逮捕したのは“沖縄県警のS警部補”とのこと。この事件をこのまま放っておいてはいけないのではないかと思います。
田中龍作氏は、大袈裟太郎氏の不当逮捕を、“厄介な存在として権力にマークされていた”ためだろうとしています。権力にとって目障りな存在ということになると、ツイートの菅野完氏や番頭ワタナベとチンカスグループ、そして名誉あるチンカス3号と言われた田中龍作氏も“さぞかし目障り”な存在でしょう。
米国では、愛国者法によってジャーナリストが大勢逮捕されてしまいましたが、安倍政権をこのまま放っておくと、同様のことが日本でも起こります。
差別発言を理由に、Twitterアカウントを凍結して言論を封じるというのは、その手始めだと思います。最終的には、密告によって差別主義者であると言いがかりをつけられ、通報されて密室で審議され、そのまま収監され、国にとって目障りな者を強制収容所(日本版FEMA)へ送り込むというようなことを、権力は本当に考えているという事なのです。
大袈裟太郎氏の不当逮捕を他人事だと思う人は、あまりにも想像力が無さすぎると言えるでしょう。