憲法改正に持ち込みたい安倍政権 …公明党は護憲の方向に反旗か

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の記事は、興味深い。ほぼこの通りと考えて良いのではないでしょうか。少なくともあべぴょんとしては、希望の党と組んで公明党を外し、憲法改正に持ち込みたかったのは間違いない所だと思います。記事では、“ジャパンハンドラーの思惑が完全に崩れてしまった”とあるように、古いシナリオは葬り去られました。小池・前原両氏はジャパンハンドラーの指示通りに動いて自民を圧勝させたという見解がありますが、時事ブログでは一貫して、この立場を否定しています。もしそうなら、両氏が現在苦境に陥っていることの説明がつかないからです。
 記事にある通り、キッシンジャー博士と米軍の良識派の意思は、“安倍の背後にいる、戦争屋の思惑を潰す”ことにあります。キッシンジャー博士の計画は、あべぴょんを退陣させて、小沢一郎政権を樹立することだったと思いますが、キッシンジャー博士の計画も戦争屋の思惑も、どちらも頓挫した形になりました。
 そこで、裏切り者は誰かということになるのですが、波動的に見ると一目瞭然です。ひたすら怯えて表に出て来ない人物が、裏切り者だということになります。
 下の記事は、公明党の山口代表が、明らかな“学会員の公明離れ”から、護憲の方向に軸足を移し始めたとのことです。ただ、公明党はこれまでもずっと、自民党を牽制するふりをして法案を通してきたという悪しき実績を持っているので、要警戒です。
 文末、自民党関係者が“緊急事態条項の創設で精一杯かも”と言っていますが、あべぴょんが何としても手に入れたいのが、この緊急事態条項です。
 今後、小沢一郎氏の協力を取り付けた枝野氏が公明党をどこまで取りこめるかを、注目しましょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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安倍政権5年間のツケ払いがこれから始まる。もう、戦時体制でワヤクチャはなくなった。
引用元)
(前略)

28日の解散総選挙で、小池・前原の「希望の党」と組んで、公明党は外して、一気に、憲法改正から、北朝鮮での「戦闘」に、自衛隊を派遣しようとしていた、ジャパンハンドラーの思惑が、完全に崩れてしまった。

当然、影の指揮官だった、JR東海の葛西さんは姿をくらましました。

「緑の狸」の小池さんは、都知事に専念といいますが、こちらには、罠も大波も控えています。議席を失った、東京都自民党の一派。さらに、本来の護憲派にもどった、公明党・創価学会。

(中略)

日本の北朝鮮での、軍事関与拡大路線がこのトランプ東アジアツアーで終わった。

(中略)

キッシンジャーと駐米中国大使の崔氏が策を練り上げ、トランプの娘で補佐官のイバンカに、日本と北朝鮮を、どう処理したらいいか、それをわからせるように、方向付けをしてきた成果でしょう。

(中略)

東アジアで、米軍を戦闘に巻き込ませない。 安倍の背後にいる、戦争屋の思惑をつぶす。

これが、アメリカの軍の意志
であり、これは、中国の習近平政権とも一致です。

(以下略)
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安倍政権に創価学会が反旗? 公明党元幹部が警告「9条改憲なら“安倍おろし”になる」
引用元)
 総選挙に圧勝し、悲願の憲法改正に向けて準備を進める安倍晋三首相。そこに強力なブレーキをかける政治家があらわれた。公明党の山口那津男代表だ。

 山口氏は12日に放送されたラジオ番組で、憲法改正の発議には衆参両院で3分の2以上の賛成が必要なことを踏まえ、「それ以上の国民の支持があるくらいの状況が望ましい」と述べた。

(中略)

 公明が安倍首相の改憲路線に批判的になった背景には、主に二つの理由がある。一つは学会員の公明離れだ。

(中略)

 もう一つの理由は、学会の池田大作名誉会長の“意志”だ。(中略)...公明党関係者は言う。

「憲法改正については、すでに学会幹部も二つに割れている。(中略)...連立離脱も覚悟で9条改正反対に動く可能性もある

(中略)

 自民では早くも「9条改憲は無理かも。参院選挙の合区解消や教育無償化、緊急事態条項の創設で精一杯かも」(党関係者)という声も出ている。

(以下略)

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