『植物画の黄金時代-英国キュー王立植物園の精華から』美しきボタニカル・アートの世界!

 先日、天皇皇后両陛下が退位日を事実上決めた皇室会議後の初めての公務として「英国キュー王立植物園の精華28選展」を視察されたとのこと。
 以前、シャンティ・フーラのプレゼント品にあった「宮廷画家ルドゥーテ」のポストカードブック(*)で、ボタニカル・アートなるものがどんなものかとても気になっていたので、早速、観てきました。(報道された翌日がすでにもう最終日でした)
 息づくかのような植物画の細密さは神秘的にもおもえ、その光り輝く精華は今も目に思い浮かぶほどです。
 そして、ぜひルドゥーテのボタニカル・アートも実物を観てみたいものだ!とのおもいを抱き帰宅した私でしたが、なんとさらなる驚きが待っていたのでした!
 "シャンティ・フーラカレンダー2017と2018が超越の輝きを放っているではないですか!"
精華24選が!!外に求めずとも、すでに在ったのです。
・・・まるで遍満するダークマター、タキオンのように。光を超える輝きで。

(*)2017年10月のプレゼント品。あの豚鼻クッションもあった月です。
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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『植物画の黄金時代-英国キュー王立植物園の精華から』展で、美しきボタニカル・アートの世界をのぞいてみよう。
転載元)

「ゴクラクチョウカ科 ゴクラクチョウカ属 オーガスタ(Strelitzia augusta)」 キュー王立植物園所蔵

植物標本や植物画の世界最大のコレクションを誇る、ロンドンのキュー王立植物園。1759年に当時の皇太子妃であり、のちのジョージ3世の母となるオーガスタ妃が、キュー王宮の周りに庭をつくったのが始まりです。現在は植物学の研究機関でもあります。過去2世紀にわたって世界各地から集めた多様な植物標本は、およそ700万点以上、植物画は20万点以上にもおよびます。

まだカメラのない時代、植物画は植物の細部までを記録して考察するために欠かせない科学的な研究資料でした。また、それらはいま改めて見てみると、アートとしての美しさも兼ね備えています。


開催中の『植物画の黄金時代―英国キュー王立植物園の精華から』展では、そんなキュー王立植物園所蔵の植物画の中から、18世紀末~19世紀前半に描かれた選りすぐりの28点を展示。東インド会社のもとインド人画工によって記録された、大きな葉や鮮やかな花弁をもつ植物の姿は、大胆な美しさで迫ってきます。

(中略)

シャクナゲ類の一種(Rhododendron arboreum) キュー王立植物園所蔵


ユリ科チューリップ属の栽培品種(Tulipa ‘Bisard Adelaar’) キュー王立植物園所蔵


ニクズク科クネマ属の一種(Knema linifolia / Myristica longifolia)  キュー王立植物園所蔵

(以下略)

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