注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
イランのローハーニー大統領が、アメリカ軍のシリア駐留を非難し、アメリカの計画は国際法規違反であり、シリアと地域の安全保障や領土保全に対する陰謀だとしました。
テロ組織ISISはイラクとシリアで敗北したあと、アメリカはシリアのクルド人組織と共に、シリアで新たな勢力を作り出すと発表しました。
(中略)
ローハーニー大統領は16日火曜、シリアのサバグ国会議長とテヘランで会談し、「テロとの戦いと外国の干渉との対抗の継続は、シリア国民にとって重要な事柄だ」と語りました。
また、「シリア難民が速やかに祖国に帰還し、復興作業が始められるよう努力すべきだ」と述べました。
さらに、イランの国民と政府は、常にシリアの国民と政府と共にあるとしました。
(中略)
サバグ国会議長も、イランの政府と国民のテロとの戦いにおけるシリア国民に対する支援に感謝し、シリアの復興へのイランの支援の継続を要請しました。
また、地域諸国に対するアメリカの陰謀や、アメリカ軍のシリア駐留に関する決定に触れ、「シリアは正式にアメリカ軍の撤退を求めており、アメリカ軍のシリア駐留に決して同意していない」と語りました。
サバグ国会議長は、OICイスラム協力機構の議会会合に出席するため、イランを訪問しました。
米有志連合報道官が、クルド支配地域を守るため、3万人規模の「国境警備隊」を作る案を発表。「それが事実であれば、ロシア軍も対処する必要がある」とロシア議会防衛委員会トップ。米国はシリアの合法政権を無視し、違法に軍を創設? 国際法違反だ。 https://t.co/5I8SSn758l
— mko (@trappedsoldier) January 15, 2018
Russia May 'Undertake Measures' After US Decision on Border Force in Syria: https://t.co/XdWpehdHoN via @SputnikInt
— Jennifer Kahl (@jnj_kahl) 2018年1月15日
クルド支配地域のトルコ国境と南部のイラク国境に、それぞれ1.5万計3万人の「国境警備軍」を創設すると発表した米有志連合。北はクルドSDFが担い、南はアラブ人をリクルートする。1月29~30日、ソチで開催されるシリア協議会を無視しまた新たにテロ組織を作ろうとする米国https://t.co/XTCeILVSyk
— mko (@trappedsoldier) January 15, 2018
シリア外務省―「米国が北西部で新たな軍を創設しようとしているが、これはシリアの主権に対する重大な侵害行為だ!」 https://t.co/u0QYOV27WB
— mko (@trappedsoldier) January 15, 2018
Syrian Foreign Ministry: U.S. building new force in northeast represents “blatant assault" on country’s sovereignty #BREAKING #Syria pic.twitter.com/qf5sok9wVA
— Press TV Breaking (@BREAKING_PTV) 2018年1月15日
PKKが指揮するシリア国境防衛軍を設立するという米国の決定にトルコは猛反対! https://t.co/y3mBSpuwsZ
— mko (@trappedsoldier) January 15, 2018
Turkey Condemns US Decision To Establish Syrian Border Security Force Under “PYD/YPG Terrorist Organization’s Command” https://t.co/vSV7Ysc94v pic.twitter.com/obxiWyIxlt
— SouthFront (@southfronteng) 2018年1月15日
アメリカの「国境警備軍」は生まれる前に潰すと誓うエルドアン https://t.co/4lzpkdCEYL
— mko (@trappedsoldier) January 16, 2018
Turkish President Vows to Drown US-Backed Syrian Border Force before It’s Bornhttps://t.co/s20hRamugo pic.twitter.com/nt9VkRfx5i
— Fars News Agency (@EnglishFars) 2018年1月15日
エルドアン「テロリストの基地に掲げている米国旗を自分で降ろしなさい。我々が外してあなたのところに持って行かなくて済むように。米兵士をテロリストと一緒に埋めてしまわないように!」 https://t.co/TWDT9oh1wl
— mko (@trappedsoldier) January 17, 2018
#Erdogan:
— narwhal8915 (@Narwhal8915) 2018年1月15日
“Take your flags that you fly near terrorist bases down yourself, so that we dont have to hand them over to you, so that we are not forced to bury those who stand with terrorists in the ground.” pic.twitter.com/TDXVjmDZRb
レバノンデイリー「米国は国境警備軍を創設することで、シリアでベトナム戦争に直面する」
— mko (@trappedsoldier) January 17, 2018
Farsnews https://t.co/fvcMXpXaVx
ISISにも劣らない凶暴なナスラフロント(シリアのアルカイダ)を「反対派」と呼ぶ米ティラーソンと時事通信! ナスラフロントとの戦争を、「アサド政権の国民弾圧」と歪曲! シリアという主権国家内にクルドとISISによる「国境警備軍」を創設しようとする米国。ISISに軍服を着せて、親米勢力形成? https://t.co/eWVyfxcuof
— mko (@trappedsoldier) January 18, 2018
【イスラムカルトの取締りを“弾圧”と言い、どこまでも米国の侵略を正当化する-極悪虚報:時事通信】シリア駐留は長期化=体制転換へ「忍耐」呼び掛け-米国務長官 https://t.co/DI4PdMAxwj
— 衣笠書林@猫の生活が第一 (@syuugoro2) 2018年1月18日
★シリアで民主的な政体を実現できる唯一の勢力はアサドの支持勢力だけだろう。
「米軍はシリアに無期限に駐留する。ISISが再登場する可能性もある。アサド政権を経済的に追い詰め、政権が倒れれば、関係を回復する。トルコは大事な同盟だ」―米国務長官ティラーソン。ISIS打倒後は出て行くのではなかったのか? いつの間にかシリアのクーデターが目的に?https://t.co/hGOA5rQidc
— mko (@trappedsoldier) January 18, 2018
“シリアは正式にアメリカ軍の撤退を求めており、アメリカ軍のシリア駐留に決して同意していない”ので、これは、明確な国際法違反です。シリア、イランはもちろん、トルコのエルドアン大統領も、激怒しています。
常識で考えて、この米軍の駐留は無理があります。ツイートには、“米国は…シリアでベトナム戦争に直面する”とありますが、むしろ、簡単に殲滅されてしまうように思います。
米軍に訓練されたいわゆる国境警備隊が敗走し逃げ込む先は、おそらく、サウジアラビア、イスラエルになると予想しています。彼らはそこで、当初の計画を実行することになるのだと予測しています。
ただ、こうした計画を理解しているのは、ほんの数名のみに留まっているのではないかと思います。